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『読み書きの技法』(小河原誠 ちくま新書 1996)

著者:小河原 誠[こがわら・まこと](1947-) 哲学史、科学哲学、ポパー研究。
件名:文章
件名:作文
NDLC:KF151
NDC:816 日本語 >> 文章.文体.作文


筑摩書房 読み書きの技法 / 小河原 誠 著


【目次】
目次 [003-006]
はじめに [007-014]


第一章 パラグラフの理論 015
1.1 発想の基本 016
1.2 文章の基本的まとまりとしてのパラグラフ 020
1.3 パラグラフはどのようにして構成されるのか 022
  1.3.1 実際にパラグラフを分析してみる 
1.4 センテンスとアイデアとの区別 031
1.5 トピック・センテンス 036
  1.5.1 トピック・センテンスの課題
  1.5.2 トピック・センテンスを書くコツ
  1.5.3 トピック・センテンスの位置
1.6 サポーティング・センテンス 057
  1.6.1 サポーティング・センテンスを書くうえでの注意事項 
1.7 論理関係明示子 062
  1.7.1 メタ文としての論理関係明示子 
1.8 締めくくり文 068
1.9 パラグラフのベクトル 070
1.10 息抜き 072
1.11 パラグラフ構成の工夫 073
  1.11.1 列挙 
  1.11.2 対照 
  1.11.3 対比 
  1.11.4 手順 
  1.11.5 対話法 
  1.11.6 補論 
1.12 パラグラフの切り方 083
  1.12.1 例1 ――小さなパラグラフをまとめて大きなパラグラフに① 
  1.12.2 例2 ――小さなパラグラフをまとめて大きなパラグラフに② 
  1.12.3 例3 ――大きなパラグラフを小さなパラグラフの連結に 
1.13 読むとは 102
  1.13.1 補論 


第二章 読みの工夫と実践 105
2.1 パラグラフを中心として 106
2.2 文に番号をふる 108
2.3 少しばかりの道草――文とは何か 114
2.4 文の分解と独立 116
  2.4.1 中止法の処理 
  2.4.2 悪文の処理 
  2.4.3 主文と副文 
  2.4.4 複雑な文は短文の連結へ 
2.5 文の融合 137
2.6 本章の後半部について 140
2.7 パラグラフ関係明示子 141
2.8 各文にコメントをつける 142
2.9 読みの実践――ウェーバーを読む 146
2.10 ポパー図式 160


第三章 エッセイの基本理論 163
3.1 エッセイとは 164
3.2 語り方の問題――読者層の想定 166
3.3 エッセイの構造 170
3.4 パラグラフをエッセイに拡張する 171
  3.4.1 棄てるつもりで、ともかく書いてみる 
  3.4.2 頭を冷やして手直ししよう
  3.4.3 エッセイのアウトラインを考えよう
  3.4.4 第一稿をつくり、それを徹底的に批判する
  3.4.5 かたちを整える 
3.5 初めと終わり 188
3.6 冒頭部の書き方 189
  3.6.1 問題からの出発 
  3.6.2 まず理論(解決案とか見解)を提示する
  3.6.3 批判力 
3.7 本論――下敷きの利用 195
3.8 エッセイの終わり方 198
  3.8.1 見解(解決案)の提示をもって終わる
  3.8.2 批判をもって終わる
  3.8.3 問題の提示をもって終わる
3.9 事実のレベルと叙述のレベル 203
3.10 問いを発すべし 206
3.11 なぜ知的に平明な文章を書くべきなのか 209
  3.11.1 平明な文を書くためにはどうしたらよいのか 


あとがき(一九九五年一〇月 著者) [217-222]