並列題:Retórica del latinoamericanismo Retorica del latinoamericanismo
著者:柳原 孝敦[やなぎはら・たかあつ](1963-) スペイン語文学、現代文芸論。
装幀:宗利 淳一[むねとし・じゅんいち] グラフィック・デザイン。
件名:ラテンアメリカ--歴史--19世紀
件名:ラテンアメリカ--歴史--20世紀
件名:ラテンアメリカ文学
NDC:255 北アメリカ史--ラテン・アメリカ[中南米]
NDLC:GH334
備考:2003年の博士論文を加筆訂正し成書化したもの。
【目次】
地図(ニカラグアから見たパリ) [折込]
目次 [001-005]
凡例 [005]
プロローグ 「共通の場所」をめぐって 007
1 北の都会に愛の不在を嘆く
2 既視感
3 ラテンアメリカ主義のレトリック
4 ラテンアメリカ主義の両極――レイェスミカルペンティエールの間
5 私たちの位置
注 029
第一部 概論
第1章 ルベン・ダリーオの災禍――ラテンアメリカ主義のレトリック 032
1 事件
「ローズヴェルトへ」
ダリーオの政治的意図
2 ホセ・マリア・トーレス=カイセードとラテンアメリカ主義の成立
トーレス=カイセード以前
トーレス=カイセード
対合衆国
文化の称揚
3 ナショナリズムラテンアメリカ主義
ナショナリズムとの類似
ナショナリズムとの差異
ナショナリズムとしてのラテンアメリカ主義
モデルとしての合衆国
トーレス=カイセードのラテンアメリカ主義
4 敵の交代一八八九、ホセ・マルティ
マルティの慧眼
統一と分裂のパラドクス
統一の問題
5 一般化と洗練――一八九八~一九一〇、ルベン・ダリーオ
二重化する比喩――「ローズヴェルトへ」再考
歴史=物語としての国民
文学としての勝利/政治としての敗北
6 配達/誤配された手紙――ダリーオ、メキシコ、そしてラテンアメリカ主義の行方
一九一〇年のメキシコ
ダリーオ事件の波紋
ダリーオの手紙
注 096
第二部 十九世紀末の諸問題にラテンアメリカ主義
第2章 とまどう放蕩息子――モデルニスモのモラルとラテンアメリカ主義 100
1 「青い鳥」のボヘミアニズム
パリのボヘミアン
2 放蕩息子のモラル
狂気、デカダンス、永遠
3 何を買うかのように生きるか
消費とアイデンティティ、文化
ラテンアメリカの場合
4 百貨店、 パノラマ、永遠
パノラマの視覚
5 放蕩息子の帰還/とまどい――モデルニスモのモラルラテンアメリカ主義
ダリーオの「転回」
一八九八年
注 131
第3章 街灯、吊り橋、鉄塔――ホセ・マルティ、文化概念の生産 133
1 ラテンアメリカ主義者ホセ・マルティ
2 インフラストラクチュア
メキシコの出版メディア
見出されるマルティ
3 ジャーナリスト、ホセ・マルティ
思い出のメキシコ
4 ニューヨークのラテンアメリカ人
吊り橋(「ブルックリン橋」)
街灯(「コニー・アイランド」)
5 子供
『黄金時代』
6 鉄塔にひざまずくこと
エッフェル塔
注 169
第4章 希望の行方 マルティからロドーヘ 171
1 はじめに
2 マルティ「我らがアメリカ」――ラテンアメリカ主義にナショナリズム
何が語られているか
誰に向けられているか
ガミオの論法
3 曖昧性の彼方
「我らがアメリカ」の比喩表現
隠喩の機能
4 希望の伝え方――ロドー『アリエル』
梗概
希望の託し方
声を受け継ぐ者
注 201
第三部 一般化変節の二十世紀
第5章 メキシコのウェルギリウス/ウェルギリウスのメキシコ――アルフォンソ・レイェスの位置 206
1 アテネオ世代のアリエル主義と二十世紀ラテンアメリカ主義
再定義
アリエル主義者たちのラテンアメリカ主義 バスコンセロス
アリエル主義者たちのラテンアメリカ主義 エンリケス=ウレーニャ
2 どこで、誰に向けて語るのか――知識人の位置
アルフォンソ・レイェスの場合
3 レイスの歴史主義
4 国民感情について――ウェルギリウスのメキシコ
5 理念について――メキシコのウェルギリウス
6 古典主義的態度について
注 254
エピローグ レイェスの息子たち 259
1 ある日の出来事
2 その四年前
3 さらにその二、三年前から
亡命者活用プロジェクト
後輩育成プロジェクト
4 教え、受け継がれたもの
パスの場合
フェンテスの場合
5 伝達に伝達をつぐ
注 284
あとがき(二〇〇七年七月 柳原孝敦) [285-290]
関連年表(1810~1930年) [289-291]
引用文献一覧 [v-xviii]
一次資料・分析対象
参考・引用資料
索引 [i-iv]
