著者:岡 真理[おか・まり] (1960-) 現代アラブ文学、パレスチナ問題、第三世界におけるフェミニズム思想の研究。
シリーズ:思考のフロンティア;
NDC:141.34 普通心理学.心理各論 >> 学習.記憶 >> 記憶.記憶術
NDC:204 歴史 >> 論文集.評論集.講演集
件名:歴史 記憶 文学 映画
【目次】
はじめに [iii-xvi]
目次 [xvii-xviii]
I 記憶の表象と物語の限界 001
第1章 記憶の主体 001
1 到来する記憶 001
2 余剰と暴力 005
第2章 出来事の表象 011
1 小説という語り 011
2 表象しうる現実の外部 015
第3章 物語の陥穽 024
1 虚構のリアリズム 024
2 出来事の現実 029
3 物語への欲望 035
4 物語の欺瞞/欺瞞の物語 044
5 否認される他者 053
第4章 記憶のポリティクス 056
1 傷痍兵という出来事 056
2 記憶を語るということ 060
3 否認の共犯者 066
II 表象の不可能性を超えて 075
第1章 転移する記憶 075
1 外部の他者へ至る道筋 075
2 ヘル・ウィズ・ベイブ・ルース 077
第2章 領有することの不可能性 082
1 封印される余剰 082
2 偽りのプロット 085
3 単独性・痕跡・他者 092
第3章 出来事を生きる 099
1 出来事の帰属 099
2 難民的生の生成 102
III 基本文献案内 113
あとがき(2000年1月 岡真理) [121-123]