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『精神分析〈思考のフロンティア〉』(十川幸司 岩波書店 2003)

精神分析 (思考のフロンティア)

精神分析 (思考のフロンティア)

【目次】
はじめに [iii-iv]
目次 [v-vi]


I フロイト以降の精神分析 001

第1章 精神分析の現在 001
1 思考の経験としての精神分析 001
2 100年後の現状 004
3 精神分析の逡巡 007
4 精神分析を再開する 009


第2章 精神分析経験を拓く 012
1 分析経験の拡大――メラニー・クライン 012
2 精神分析経験の超越論的探究――ジャック・ラカン 017
3 新たなる経験論――ウィルフレッド・ルプレヒト・ビオン 025


II 精神分析を再開する 031

第1章 臨床的展開 031
1 新たなる思考の経験に向けて 031
  精神分析的思考とは何か/連結としての転移
2 経験の条件の再設定 041
  われわれの発達論/自己と4つの回路の形成/感覚の回路から情動の回路へ/欲動の回路から情動の回路へ/情動の回路から言語の回路へ/自己の作動と疾病の形成
3 精神分析過程の理論化 068
  再び転移について/言語的インターコース/自己の変容と分離/分析家の自己の形成と倫理


第2章 認識論的展開 085
1 精神分析と他の思考 085
2 精神分析と科学 094
3 精神分析と哲学 099
4 精神分析と芸術 102
5 精神分析と社会 108


III 基本文献案内 115


あとがき(2003年初秋 十川幸司) [123-125]