原題:Der Kampf ums Recht (1872)
著者:Rudolf Von Jhering(1818-1892) 法学。
寄稿:Victor Leopold Ehrenberg(1891-1976) 古代ギリシア史。
訳者:村上 淳一[むらかみ・じゅんいち](1933-2017) 比較法、ドイツ法。
NDC:321 法学
・副読本
自己の権利が蹂躪されるならば,その権利の目的物が侵されるだけではなく己れの人格までも脅かされるのである.権利のために闘うことは自身のみならず国家・社会に対する義務であり,ひいては法の生成・発展に貢献するのだ.イェーリングのこうした主張は,時代と国情の相違をこえて今もわれわれの心を打つ.
【目次】
凡例 [003]
目次 [005]
題辞 [007]
献辞 [008]
序文(ゲッティンゲンにて 一八九一年七月一日 博士 ルードルフ・フォン・イェーリング) [009-026]
第一一版序文(ゲッティンゲンにて 一八九四年一一月 ヴィクトル・エーレンベルク) [027-028]
権利のための闘争 029
解説(一九八ニ年夏 訳者) [141-150]