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『パソコンは日本語をどう変えたか――日本語処理の技術史』(YOMIURI PC編集部[編] 講談社ブルーバックス 2008)

編者:YOMIURI PC編集部
カバー装幀:芦澤 泰偉
カバー装幀:児崎 雅淑
カバーイラスト:村越 昭彦
本文図版 :ciel inc. 、さくら工芸社
目次、見出しデザイン:中山 康子
NDC:007.635 情報科学 >> データ処理.情報処理 >> コンピュータ システム.ソフトウェア >> 漢字処理システム


『パソコンは日本語をどう変えたか』(YOMIURI PC 編集部):ブルーバックス|講談社BOOK倶楽部


【目次】
はじめに(YOMIURI PC編集部) [005-009]
年表 [010-011]
目次 [012-017]


第1章 「漢字」がコンピューターに登場した日 019
1-1 「コンピューターで新聞を作る」プロジェクト 019
  日経とIBMのタッグ
  全社挙げてコンピューター化へ
  グリッド、ベクターエンベロープ
  「シフト式」文字入力
1-2 漢字処理システムの黎明 029
  さらば、活字
  日本語システム「JEF」の衝撃
  メインフレームの歴史
  社内の反応は鈍かった
  開発の先陣争い……勝利したのは「日本語」だった
  日本語処理の基礎、登場!
  大量処理に本領を発揮したJEF
  住民サービスの質を変えたシステム
  自治体は名前に敏感
  「日本語駆逐論」に勝った


第2章 国産機種で広まった日本語処理 049
2-1 PC98シリーズの時代 
  NEC、日本語時代へ突入
  “国民機”「98」登場へ
  「漢字ROM」の時代
2-2 ワープロソフトの誕生 058
  ジャストシステムの冒険
  日本語を入力するには/カタカナは名前じゃない!
  これがワープロソフトの“祖先”だ!
  「松」を抜いた「一太郎
  vs. ワープロ専用機
  今も大活躍、ATOK
2-3 レーザープリンターの普及 070
  ラインプリンターからレーザープリンター
  30年前も斬新だったアップル
  グラフィックから始まった
  「9ピン」が漢字印刷を可能にした
  実は返品の連続だった


第3章 ワープロ専用機と「かな漢字変換」の進化 081
3-1 かな漢字変換への試行錯誤 081
  ワープロ開発の3つのコンセプト
  最初は「読み取り」の研究から
  かな漢字変換への道
  「短期学習」と「長期学習」
  目指せ5%の変換率
  強気の価格設定、300台を1年で売り切る
  それはまさに机だった
3-2 一般ユーザーに広まった「日本語処理」 094
  「価格破壊」の代表選手
  入力方式で競い合う
  高い支持を得た親指シフト
  かな漢字変換の進化
  辞書のチューニング
  パソコン通信の時代を作る 
  「安いパソコン」に押されて
  もう専用機は作れない


第4章 DOS/Vが夢見た「世界標準」 111
4-1 PC/AT互換機の苦闘 111
  日本IBMが消費者市場から撤退した日
  IBMとパソコンの歴史
  再び消費者向けパソコンに取り組む
  DOS/V登場
  問題は多々あれど……
  98包囲網
4-2 低価格パソコンの衝撃 126
  黒船来航「コンパックショック」
  あくまで特殊だった日本市場


第5章 「工業規格」が使用漢字を決めた133
5-1 漢字変換ソフトに収録される漢字とは? 133
  JISコードの歴史
  「文字符号化方式
  世界の文字をひとつに統一


第6章 「ケータイ文字入力」が日本語表現を変えた 143
6-1 日本語を勝手に書かされる? 143
  これは「入力革命」なのか?
  「3000語チェック、お願い!」
  フルキーボードは必要か?
6-2 絵文字コミュニケーション 152
  ポケットベルが教えたもの
  ポケベルから携帯、PHS
  短い文面に感情を込めて
  「晴れ」「曇り」マークはどうする?
  携帯絵文字は「日本語」か?
  まだある「文字化け」問題
  パソコンとの連携には疑問符


第7章 フォント制作技術の最前線 165
7-1 フォントの歴史 165
  なぜ「明朝」と「ゴシック」なのか
  写植で自由なデザインに
  パソコンのフォントとは?
7-2 ヒラギノメイリオ 171
  「ヒラギノ」の衝撃
  画像に負けない文字を!
  基本部分はすべて手作り
  アナログ原字→デジタル原字
  読みやすいという評価
  プロのためにヒラギノ
  文字は数字で表現できない
  「横書き」「液晶」に強い「メイリオ


第8章 大規模文字セット――深遠なる漢字の世界 187
8-1 究極の「漢字セット」の開発 187
  「荀彧」を書きたい
  足りないものは作るしかない
  図形としての漢字
  漢字の古書体「甲骨文字」
  異体字の問題で悩む
  継続のために…異例の100年契約
  梵字西夏文字も使える
8-2 国産OSが生んだ漢字ソフト 202
  トロンが作る「超漢字」の世界
  文字鏡との違いとは
  どこまで拡張する?
  パソコンが漢字の救世主になる?


第9章 漢字新時代―― JIS2004の静かなる船出 211
9-1 「漢字廃止論」を乗り越えて 211
  朝日新聞の一大宣言
  吹き荒れる漢字廃止論
  「当用漢字表」の出現
  表外漢字1%をどう見るか
9-2 正しい「漢字」とは何か 217
  83JIS以来の大変革だが……
  どっちが正解?
  新たな問題
  満を持して登場
  予想された混乱
  フォントベンダーの挑戦
  心配なのはこれから?
  マイクロソフトの対応
  誰が日本語に興味を持つか?


第10章 パソコンは「日本語力」を低下させたか? 235
10-1 「漢字力」低下の真実 235
  大学生は中学生より漢字を知らない?
  パソコンでは脳は働かない?
10-2 パソコンは日本語そのものを変化させた 239
  日本語コーパスの挑戦
  雑誌に見る書き言葉の変化
  「語」の中の漢字はどう変わったか


おわりに(YOMIURI PC編集部 山野邉一也) [245-249]
参考文献・サイト [250]
さくいん [251-253]

 



【抜き書き】
・下記の通り、本書は文献の書き方がかなり気持ち悪い。書名を括弧で括らない、サブタイトルが無い、等。

   参考文献・サイト

インターネット時代の文字コード 小林龍生、安岡孝一、戸村哲、三上喜貴編(共立出版)
電脳日本語論 篠原一(作品社)
活字文明開化 本木昌造が築いた近代(印刷博物館)
図解雑学文字コード 加藤弘一(ナツメ社)
IEEE Annals of the History of Computing Volume 27 Numberl
漢検学べる変換ミス同2同3日本漢字能力検定協会

 引用者注:国会図書館では『漢検学べる変[×漢]換ミス』と表紙に忠実に登録している。

OASYS and CAMELLIA homepage (http://www.ykanda.jp/)
情報処理学会(http://www.ipsj.or.jp/)
文部科学省ホームページ(http://www.mext.go.jp/)
総務省 (http://www.soumu.go.jp/)
IBM United States (http://www.ibm.com/us/)
Welcome To JAGAT (http://www.jagat.or.jp/)