著者:天谷 研一[あまや・けんいち](1973-) 経済学。ゲーム理論。
装丁・本文DTP:冨沢 崇 ブックデザイナー。EBranch
イラスト:鹿沼 芽久美[かぬま・めぐみ] バーズツウ。東京グラフィックデザイナーズクラブ。
件:ゲーム理論
NDLC:DA49
NDC:331.19 経済学.経済思想
図解で学ぶゲーム理論入門 - JMAM 日本能率協会マネジメントセンター 「人・組織・経営の変化」を支援するJMAMの書籍
【目次】
はじめに [003]
もくじ [004-010]
第1章 ゲーム理論とはどんな学問か 011
◎ゲーム理論とは何か
◎何のためにゲーム理論は考えられたのか
◎様々な分野に応用されるゲーム理論
◎ゲーム理論を学ぶとどう役に立つのか
◎ゲーム理論の思考法 囚人のジレンマのケース①
◎ゲーム理論の思考法 囚人のジレンマのケース②
◎ゲーム理論の思考法 囚人のジレンマのケース③
◎ゲーム理論のエッセンス
◎行動をコントロールするためにゲームを変える①
◎行動をコントロールするためにゲームを変える②
◎ゲーム理論を習得するために
◎対立と強調
第2章 ゲーム理論の基礎 037
◎戦略形ゲームのモデル
◎支配戦略
◎合理的な豚①
◎合理的な豚②
◎支配される戦略の繰り返し消去
◎支配の概念で解けないゲーム
◎ナッシュ均衡①
◎ナッシュ均衡②
◎ナッシュ均衡③
◎ナッシュ均衡の見つけ方①
◎ナッシュ均衡の見つけ方②
◎サッカーのペナルティーキック
◎混合戦略
◎混合戦略のナッシュ均衡①
◎混合戦略のナッシュ均衡②
第3章 ナッシュ均衡で「日常」を考える 069
◎囚人のジレンマとその解決策
◎コーディネーションゲーム
◎コーディネーションの失敗とその解決
◎ネットワーク外部性
◎銀行取り付け
◎男女の争い
◎チキンゲーム
◎チキンゲームの実例
◎チキンゲームを合理的な豚に変える
◎ホテリングの立地ゲーム①
◎ホテリングの立地ゲーム②
第4章 時間を通じたゲーム 093
◎時間を通じたゲーム
◎ゲームの木
◎戦略形ゲームによる分析
◎信頼性のない脅し
◎部分ゲーム完全均衡
◎後ろ向き帰納法
◎脅しのゲーム① 時間不整合性
◎脅しのゲーム② コミットメント
◎脅しのゲーム③ 銀行は救済されるか
◎脅しのゲーム④ 政府の時間不整合
◎信頼のゲーム① 信頼に応えるか裏切るか
◎信頼のゲーム② 信頼させるコミットメント
第5章 不完備情報のゲーム①――オークションを考える 119
◎不完備情報のゲーム.
◎封筒の交換ゲーム
◎ベイジアンナッシュ均衡
◎オークションとゲーム理論
◎イギリス式オークション
◎第二価格封印オークション
◎イギリス式オークションと第二価格封印オークションの共通性
◎インターネットオークションの自動入札
◎オランダ式オークションと第一価格封印オークション
◎第一価格封印オークションのベイジアンナッシュ均衡
◎収入同値定理
◎最適オークション
◎共通価値と勝者の呪い①
◎共通価値と勝者の呪い②
第6章 不完備情報のゲーム②――チープトークとシグナリング 151
◎情報の伝達
◎チープトーク① 情報集合
◎チープトーク② 完全ベイズ均衡
◎チープトーク③ おしゃべり均衡
◎チープトーク④ 利害が一致しない場合
◎チープトーク⑤ 利害が部分的に一致する場合
◎チープトーク⑥ 権限の委譲
◎シグナリング① 信用してもらう方法
◎シグナリング② 資格を取得するか
◎シグナリング③ 分離均衡
◎シグナリング④ 一括均衡
◎シグナリング⑤ シグナルが機能する例
第7章 長期的関係――協調の実現と評判の構築 177
◎長期的関係
◎繰り返し囚人のジレンマ
◎トリガー戦略
◎割引因子
◎裏切らないための条件①
◎裏切らないための条件②
◎しっぺ返し戦略
◎無限回繰り返しゲームによる評判①
◎無限回繰り返しゲームによる評判②
◎有限回の繰り返しゲーム
◎ふりをすることによる評判①
◎ふりをすることによる評判②
◎脅しのゲームにおける評判
◎評価の重要性
◎資産としての評判
第8章 進化ゲーム理論 209
◎進化ゲーム理論の誕生
◎タカ・ハトゲーム①
◎タカ・ハトゲーム②
◎パソコンの買い替え①
◎パソコンの買い替え②
◎コミュニケーションと協力①
◎コミュニケーションと協力②
第9章 ゲーム理論の「数学」を理解する 225
◎ゲーム理論の数式はこわくない
◎期待値の計算方法① なぜ期待値を使うのか?
◎期待値の計算方法② 2種類の確率分布
◎将来にわたる期待利得の計算
◎微分による最大値の計算
著者紹介 [236]