原題:Philosophy of Law: A Very Short Introduction (Oxford University Press)
著者:Raymond Wacks(1946-)
訳者:中山 竜一[なかやま・りゅういち](1964-) 法哲学、法思想史。
訳者:橋本 祐子[はしもと・ゆうこ](1973-) 法哲学。
訳者:松島 裕一[まつしま・ゆういち](1979-) 法哲学、法思想史。
装丁:後藤 葉子[ごとう・ようこ](1973-) QUESTO、森デザイン室。
シリーズ:〈1冊でわかる〉シリーズ
2014年に第二版が刊行。
【目次】
まえがき [iii-iv]
目次 [v-vi]
序説 001
1 自然法 008
自然権――ホッブズ・ロック・ルソー 016
自然法の衰退と復活 021
ロン・フラー ――「法の内在道徳」 024
現代の自然法理論――ジョン・フィニス 027
2 法実証主義 034
命令としての法――ベンサムとオースティン 037
社会的ルールとしての法――H・L・A・ハート 045
規範としての法――ハンス・ケルゼン 053
社会的事実としての法――ジョセフ・ラズ 060
3 解釈としての法 066
難事案 068
原理と政策 075
リベラリズム 079
インテグリティとしての法 082
4 権利と正義 086
ホーフェルド[Wesley Hohfeld] 088
権利理論 091
正義 095
功利主義 099
[コラム]行為からもたらされる帰結を評価する 102
法の経済分析 119
公正としての正義 110
5 法と社会 119
エミール・デュルケーム 120
マックス・ウェーバー 123
カール・マルクス 129
ユルゲン・ハーバーマス 139
ミシェル・フーコー 141
6 批判的法理論 144
批判法学 145
ポストモダン法理論 153
ジャック・ラカン 155
ジャック・デリダ 156
フェミニズムの法理論 159
リベラル・フェミニズム 160
ラディカル・フェミニズム 162
ポストモダン・フェミニズム 165
差異のフェミニズム 166
批判的人種理論 167
解説(中山竜一) [171-179]
日本の読者のための読書案内 [180-189]
図版一覧 [9]
文献案内 [1-8]