『全体主義』(Enzo Traverso[著] 柱本元彦[訳] 平凡社新書 2010//2001)

原題：Il totalitarismo
著者：Enzo Traverso(1975-)　現代史、ドイツ研究。ポリグロット。
訳者：柱本元彦［はしらもと・もとひこ］ (1961-)　イタリア文学。
内容：全体主義概念の歴史

【目次】
目次　[003-005]
献辞　[006]

序　007
第一章　全面戦争から全体主義へ　013
第二章　ローマからベルリンへ──全体主義の起源　027
第三章　パリからニューヨークへ──亡命者と反ファシスト　045
第四章　第二次世界大戦直前　061
第五章　反ファシズムとスターリニズム──知識人の反全体主義　081
第六章　反全体主義と反共産主義──冷戦　093
第七章　起源、機能、イデオロギー ──概念から理論へ　109
第八章　ベルリンからバークレーへ──全体主義の凋落　127
第九章　全体主義と現実の社会主義　135
第十章　パリに復帰する　149
第十一章　一九八九年以後、曖昧な復活　159
第十二章　ナチズムとスターリニズム──全体主義の歴史的比較　167
結論　185