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『考えることの科学――推論の認知心理学への招待』(市川伸一 中公新書 1997)

著者:市川 伸一[いちかわ・しんいち](1953-) 認知心理学教育心理学


考えることの科学 -市川伸一 著|新書|中央公論新社


【目次】
はじめに(一九九九年六月 市川伸一) [i-iv]
目次 [v-viii]


I 人間は論理的に推論するか

第1章 形式論理と日常的推論 003
1 こんな簡単な問題が 003
2 四枚カード問題の誤った紹介 006
3 日常的推論は形式論理にかなっているか 010
4 論理的なおかしさに気づかないのはなぜか 014
第1章注 020


第2章 論理的推論の認知モデル 022
1 推論スキーマを使う 022
2 推論スキーマ説の実験的例証 026
3 メンタルモデルを使う 031
4 メンタルモデルによる誤り 034
第2章注 039


第3章 帰納的推論―― 一を聞いて、十を知って、三誤る 041
1 「論理の飛躍」と帰納的推論 041
2 帰納的推論とカテゴリー構造 046
3 事例は仮説の確かさを高めるか――ヘンペルのパラドックスをめぐって 051
第3章注 059


II 確率的な世界の推論

第4章 確率・統計的な現象に対する理解と誤解 063
1 不確定な事象の振舞い 063
2 大数の法則――ランダム事象の集まりがもつ性質 066
3 統計的推測――推定と検定のロジック 071
4 相関――関連の強さから因果を推論する 077
5 回帰――ゆるい対応のある場合の予測 082
第4章注 086


第5章 ベイズの定理をめぐる難問・奇問 088
1 条件つき確率と事後確率の推定 088
2 ベイズの定理とは 091
3 事前確率を無視する傾向 095
4 日常的状況での事前確率の無視 099
5 「三囚人問題」に見る直観的な確率判断 102
6 直観的推論の限界付近を探る――「三囚人問題」の変形版 104
第5章注 108


第6章 確率・統計問題での推論のしくみと学習 110
1 不確かな状況におけるヒューリスティックス 110
2 答えの転用 113
3 統計的判断は訓練できるか 116
4 同型図式による理解と問題解決 121
第6章注 127


III 推論を方向づける知識、感情、他者

第7章 推論は知識に誘導される 131
1 外界の知覚における推論 131
2 会話や文章の理解 134
3 記憶における推論 138
4 問題解決における推論 143
第7章注 149


第8章 因果関係を推論する 151
1 「いったい何のせいか」を考える 151
2 共変原理――ボトムアップ式の原因帰属 153
3 因果スキーマと信念――トップダウン式の原因帰属 156
4 原因帰属と学習の動機づけ 161
第8章注 165


第9章 自己の感情と他者の圧力 166
1 推論は自己を守りたがる 166
2 推論は期待に導かれる 170
3 推論は他者に同調する 174
4 話がどう受け取られるかの推論 178
5 推論のバイアスの研究は人間をおとしめるものか 181
第9章注 185