- 作者: 川名紀美
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/06/19
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
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【目次】
目次 [001-005]
はじめに（川名紀美） [008-010]
第一章 白い旅人 011
一、生まれなかった弟 012
小川に流した牛乳
二、白い子 018
足入れ婚で生まれた命
「世間に対してみっともねえ」
クレヨンの「肌色」
双眼鏡が授業の相棒だった
三、そんなやつ、知らん 038
「逃げちゃったんです」
アルビノを描いた『白夜を旅する人々』
四、もうすぐ死ぬんだ 047
試験に落ちちゃえばいい
最下層に位置づけられた
みんなに認めてもらうために
五、自分に返る 065
南極旅行で得た自信
OCA1aチロシナーゼ陰性型白皮症
こんなホームページはやめてほしい
第二章 つなぐ、つながる 081
一、「ジャングル大帝」レオ 082
なぜ私のところへ？ なぜ私なの？
障害のある者とない者が出会うとき
洗濯機に落ちて漂白された
アルピノを市場で活かしたい
アルビノのネットワークが支えてくれた
二、夕暮れの公園 119
「現実」と「わがまま」
「お客さまにどう説明したものか」
自分の障害を打ち明ける
「私が生まれたせいで、両親が離婚することになりました」
アルビノとともに訪れる幸せ
三、決断 151
七十四歳、風評を吹き飛ばす生き証人
全盲の女性を妻にして
どうせ見られるんだから、堂々とかっこよく
四、見た目 174
「円形脱毛症を考える会」「痣と共に生きる会」
「見た目問題」への理解を深めるために
第三章 この道を歩こう 187
一、パラリンピックめざして 188
種目変更で潰え去った夢
身体障害者のための水泳クラブ
仕事もがんばってもらわないと
北京・パラリンピックヘ
障害者スポーツを“福祉の一部”から払拭する
二、みんなの寺 216
三月十一日午後二時四十六分
仏の道へ入り、髪を染めるのをやめた
「一緒にお寺をつくらない？」
子どもを持つことへのためらいはなかった
三、歌があれば 241
おまえら障害者は……
神さまは声という贈り物を忘れなかった
「いやじゃないの？」「全然」
初めて会った障害者が……
四、老いじたく 266
米兵との間にできた子ではないか？
年をとる権利
何歳まででも生きてやる
第四章 国境を越えて 289
一、姉、妹 290
へルマンスキー・パドラック症候群
二度も父親に捨てられた
「ガイジン」と呼ばれて
怖くて叫びそうになる夜
二、いのちのペンダント 316
自らが動かなければ何も変わらない
教室の、いちばん前の真ん中に
一般採用で働く
座敷牢の世界から出ていくために
三、アルビノ狩り 339
アルビノはコインの裏表である
相次ぐアルビノ殺人
「ノブをつぶそうかって話が出てね」
苦しさにたえれば又
参考文献＆関係団体ウェブサイト [366]
