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『物語イギリスの歴史〈上〉――古代ブリテン島からエリザベス1世まで』(君塚直隆 中公新書 2015)

※(当サイトには珍しいことに)年号・数量等を表す漢数字をアラビア数字に直した。
※なお、「○○3世」のような部分は、元からアラビア数字で表記されていた。
【上巻 目次】
はじめに [i-vii]
  イングレスから大英帝国
  キーワードは「王と議会」 
目次 [ix-xv]
地図(イギリス全図) [xvi]

第1章 古代のブリテン島――先史時代〜11世紀 003
  石器時代から青銅器時代
  「ブリタニア」の誕生――ケルト文化の伝来
  カエサルブリタニア遠征
   ローマン・ブリテンの始まり
  長城の建設から協約締結へ
  大帝の出現とローマからの離反
  アングロ・サクソンの渡来
  七王国の形成
  オファ王の登場
  デーン人の襲来とアルフレッド大王
  最初の「イングランド王」の誕生と「賢人会議」
  エドガー王の戴冠式
  デーン人の再襲来
  「征服王」カヌートの登場
  強すぎる家臣たちの存在
  証聖王の死と三つ巴の抗争
  ノルマンディ公ギョーム=ウィリアム1世戴冠式

第2章 ノルマン王朝のイングランド――11〜12世紀 035
  ウィリアム征服王の登場――フランス語による支配
  祖法を守るウィリアム1世
  ノルマンディ防衛のための供給源
  「アングロ=ノルマン王国」の悲劇
  征服王の死と赤顔王の即位
  ロベールの十字軍参加と赤顔王の急死
  ヘンリ1世即位とアングロ=ノルマンの再統合
  イングランド統治構造の確立
  御曹司ウィリアムの悲劇
  「皇妃」マティルダの登場
  ブーローニュ伯の上陸――スティーヴンの即位
  20年にわたる内乱へ
  皇妃と王妃の抗争――二人のマティルダ
  終息――皇妃マティルダから息子アンリヘ
  内乱が残したもの――女性統治への疑問

第3章 アンジュー帝国の光と影――消えないフランスへの野心 069
  西ヨーロッパ最大の領主の誕生
  領土と王権の回復
  臣従強要と遠征
  カンタベリー大司教ベケットとの対立、そして暗殺
  「諸侯よ、助言を与えたまえ」
  軍役代納金の本格的導入
  息子たちの叛乱
  ヘンリ2世の反撃と死
  獅子心王の即位と「帝国」の動揺
  五男ジョンの登場
  ノルマンディ諸侯の離反と「腰抜け王」
  ローマ教皇との対決――ジョンの破門
  キリスト教支配下、ジョンの屈服
  「在地化」した諸侯対「悪しき取り巻きたち」
  マグナ・カルタ――イギリス国制の基本文書
  イギリスに憲法はないのか?
  ヘンリ3世と議会政治の始まり
  大陸への野心と諸侯との対立
  国王への覚書提出と大陸“放棄”
  シモン・ド・モンフォールの議会 

第4章 イングランド議会政治の確立――13〜14世紀 107
  長脛王の登場と議会制の強化
  「税収」を求め続けた背景
  行政府の整備――宮廷と国家の二重構造
  「模範議会」をめぐる諸問題
  議会の「休会」と戦局の好転
  「ウェールズ大公」位の確保――グウィネッズ君公国崩壊
  スコットランドとの死闘
  ガスコーニュ戦争と長脛王の死
  ギャヴィストン溺愛とスコットランド放棄
  エドワード2世の廃位
  エドワード3世による親政
  二院制の始まり――貴族の登場
  五つの「爵位」の成立
  庶民院の拡充――騎士と市民
  庶民院への「請願」と仏語から英語へ
  「善良議会」――議会の地位確立
  イングランド独自の道?

第5章 百年戦争からバラ戦争へ――フランスと王位をめぐって 143
  英仏百年戦争の始まり
  エドワード父子の栄光と死
  10歳の少年王の登場
  ワット・タイラーの乱と寵臣政治
  ダービー伯爵への仕打ち
  国王廃位からダービー伯爵即位へ
  ランカスター王家と議会の協調
  内乱の終息と皇太子ハリーの台頭
  ヘンリ5世によるフランス進攻
  連戦連勝、フランスの屈服
  ヘンリ6世=「アンリ2世」の即位
  百年戦争敗北からの神経性発作
  ヨーク公の台頭から「バラ争」へ
  エドワード4世の早世と混迷の時代
  グロウスター公爵の即位
  ボズワースの戦い――ヨーク王朝滅亡 

第6章 テューダー王朝と近代の夜明け――国家疲弊下の宗教対立 181
  ヘンリ7世――最も有能な実務家
  弱小国化していたイングランド
  ヘンリ7世の同盟戦略
  「ルネサンス王」ヘンリ8世の登場
  離婚問題からの宗教改革議会
  教皇からの破門――イングランド国教会の成立
  「帝国」の拡張と王の死
  少年王のはかない治世
  「9日間」の女王
  「血まみれメアリ」の登場
  カトリックへの復帰宣言
  スペイン王への反発とメアリへの憎悪
  エリザベス1世の登場――妖精女王と国教会の復活
  処女女王の外交政策――ちらつかせる結婚
  無敵艦隊撃破と女王の「手紙」
  優柔不断――現実のエリザベス
  エリザベス1世時代の議会
  「グロリアーナ」の死

物語 イギリスの歴史(上) 関連年表 [216-220]

  コラム
1 キリスト教の伝来 033
2 ウェストミンスター 066
3 ジョンとマグナ・カルタ 103 
4 英国貴族の誕生 130
5 スコットランド王家の系譜 139
6 リチャード3世の実像 178