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『現代哲学のキーコンセプト 因果性』(Douglas Kutach[著] 相松慎也[訳] 岩波書店 2019//2014)

原題:Causation, Key Concepts in Philosophy (Polity Press)
著者:Douglas Kutach(1979-)
訳者:相松 慎也[あいまつ・しんや](1983-) 哲学。
解説:一ノ瀬 正樹[いちのせ・まさき](1957-) 哲学。
シリーズ:現代哲学のキーコンセプト
件名:因果性
NDLC:H24 哲学・宗教 >> 哲学 >> 形而上学存在論
NDC:112 哲学各論 >> 自然哲学.宇宙論
備考:分析哲学の観点からみた因果性、という本。


現代哲学のキーコンセプト 因果性 - 岩波書店


【目次】
目次 [v-viii]


1 序論――万物は因果的だ
  1.1 単称因果と一般因果 002
  1.2 線形因果と非線形因果 009
  1.3 産出的因果と差異形成的因果 012
  1.4 影響ベース因果と類型ベース因果 015
  Q&A(1) 018


2 因果的活力
  2.1 因果の規則性説 025
  2.2 ヒュームにおける因果性 030
    2.2.1 投影主義
    2.2.2 因果的還元主義
    2.2-3 因果実在論
  2.3 総評 036
  2.4 利点 037
  2.5 問題点 038
  Q&A(2) 039
  文献案内 043
  2.6 練習問題 043


3 プロセスとメカニズム
  3.1 因果プロセス説 048
  3.2 利点 053
  3.3 問題点 055
  文献案内 057
  3.4 練習問題 057
  3.5 メカニズム 059
  3.6 メカニズムとレベル 061
  3.7 底をつく 063
  3.8 利点と問題点 065
  Q&A(3) 066
  文献案内 069


4 差異形成――違いをもたらすこと
  4.1 反事実的依存性 073
  4.2 利点 081
  4.3 問題点 085
  4.4 練習問題 092
  4.5 要約 093
  Q&A(4) 094
  文献案内 095


5 決定性
  5.1 因果の決定性説の歴史 100
  5.2 利点 105
  5.3 問題点 106
  Q&A(5) 108
  文献案内 112


6 確率上昇
  6.1 因果の確率上昇説 114
  6.2 確率 115
  6.3 確率関係 116
  6.4 標準的理論 118
  6.5 非対称性 119
  6.6 擬似相関 120
  6.7 シンプソンのパラドクス 123
  6.8 利点 125
  6.9 問題点 126
  6.10 ライヘンバッハの共通原因原理 128
  6.11 単称の出来事と確率の不明瞭な関係 132
  6.12 連言的分岐 133
  Q&A(6) 136
  文献案内 138


7 操作と介入
  7.1 操作主義 139
  7.2 フォン・ウリクトの定式化 140
  7.3 メンジーズとプライスの定式化 142
  7.4 問題点 143
  7.5 効果的な戦略 144
  7.6 介入主義 146
  7.7 因果モデル構築 146
  Q&A(7) 151
  7.8 経路固有因果 153
  7.9 単称因果 154
  7.10 利点 156
  7.11 問題点 157
  文献案内 158


8 心的因果
  8.1 二元論 vs.唯物論 160
  8.2 還元的唯物論 vs.非還元的唯物論 166
    8.2.1 誘眠力論証
    8.2.2 「として」問題
    8.2.3 因果的排除論証
  8.3 要約 171
  8.4 非還元的唯物論 vs.還元的唯物論 172
  8.5 要約 174
  Q&A(8)――あとがきにかえて 174


原注 [179-181]
訳注 [182-190]
参考文献 [191-198]
  日本語参考文献
解説 因果関係は存在するのか[一ノ瀬正樹] [199-214]
  問題の原点
  ヒュームとカント
  四つの区分
  産出と反事実的条件分析
  確率上昇と介入
  注
訳者あとがき [215-216]
索引 [217-221]

『「蓋然性」の探求――古代の推論術から確率論の誕生まで』(James Franklin[著] 南條郁子[訳] みすず書房 2018//2001)

原題:The Science of Conjecture: Evidence and Probability before Pascal (Johns Hopkins University Press)
著者:James Franklin(1952-) 数学の哲学、形式科学、確率の概念史。
訳者:南條 郁子[なんじょう・いくこ] 日英翻訳。
装丁:永松 大剛[ながまつ・だいごう](1971-)
件名:確率論--歴史
NDLC:MA211 科学技術 >> 数学 >> 確率論、数理統計学
NDC:417.1 数学 >> 確率論、数理統計学 >> 確率論:マルコフ過程


「蓋然性」の探求【新装版】 | 古代の推論術から確率論の誕生まで | みすず書房


【目次】
目次 [i-v]
凡例 [vi-vii]


序 001


第1章 古代の証明法 009 
  エジプトとメソポタミア/タルムード/ローマ法――証明と推定/インドの法


第2章 中世の証拠法――嫌疑、半証拠、審問 026
  暗黒時代の神判/グレゴリウス改革/註釈学派の発明――半証拠/カノン法における推定/証拠の等級と拷問/後期註釈学派 バルトルスとバルドゥス――理論の完成/異端審問/東方の法


第3章 ルネサンスの法 069
  ヘンリー8世の結婚無効化問題/テューダー朝の反逆罪裁判/大陸法――推定のあつかい/魔女審問/イングランドの法理論と理性的人間(リーズナブル・マン


第4章 疑う良心・道徳的確実性 106
  悔悛と疑い/蓋然主義の教義/スアレス ――陰性の疑いと陽性の疑い/グロティウス、シロン、国家の道徳性/ホッブズと攻撃のリスク/恥知らずな弛緩主義/イングランドの良心例学は中道を行く/フアン・カラムエル ――弛緩主義のプリンス/パスカルの『田舎の友への手紙』


第5章 弁論術、論理学、理論 166 
  古代ギリシアの蓋然性の語彙/説得術を売るソフィストたち/アリストテレスの『弁論術』と論理学/『アレクサンドロスに贈る弁論術』/古代ローマの弁論術――キケロとクィンティリアヌス/イスラムの論理学/スコラ学の弁証的三段論法/日常言語のなかの蓋然性/人文主義者の弁論術/後期スコラ学の論理学


第6章 ハードサイエンス 214
  観測と理論/アリストテレスの偶然排除論法/観測結果を平均した古代ギリシア天文学/理論の単純さ/ニコル・オレームと相対頻度/コペルニクスケプラー ――観測結果の調和/ガリレオ――コペルニクス仮説の蓋然性について


第7章 ソフトサイエンスと歴史学 260
  『人相学』/占いと占星術/医学の経験学派と薬効試験/タルムードとマイモニデス ――多数派原理/土着の平均法と品質管理/生物学の実験/歴史書の権威/文書の真贋/ヴァッラと「コンスタンティヌスの寄進状」/カノと真の歴史のしるし


第8章 哲学――行為と帰納 312
  カルネアデスの緩和懐疑主義エピクロス派――しるしに基づく推理/帰納懐疑論とアヴィケンナの回答/トマス・アクィナスの傾向性理論/スコトゥスとオッカム ――帰納について/オートレクールのニコラ/西洋の衰退/ベーコンとデカルト――確実性か? 道徳的確実性か?/イエズス会ホッブズ――帰納について/パスカルの演繹主義的な科学哲学


第9章 宗教――神の法、自然の法 365
  デザイン論証/教父たち/啓示による帰納懐疑論/ソールズベリのジョン/マイモニデスの創世観/自然法則は必然か?/キリスト教の適理性/パスカルの賭け


第10章 射倖契約──保険、年金、賭博 411
  危険の値段/疑有要求――ユダヤ法/オリヴィ――徴利と将来の利得/終身年金に値段をつける/公債への投機/保険料率/ルネサンスの賭博と投機/くじ引きと富くじ/商業と良心例学者


第11章 サイコロ 
  古代の偶然ゲーム/中世の写本――中断されたゲームについて/カルダーノ/賭博師・良心例学者/ガリレオの小論文/ド・メレとロベルヴァル/フェルマーパスカルの往復書簡/ホイヘンスの『偶然ゲームにおける計算』/カラムエル


第12章 結論 460
  記号未満の蓋然性、記号への移行/蓋然性の種類とそれらの発見段階/確率論はなぜもっと早く現れなかったのか/2つのパラレル・ヒストリー/アリストテレスの影響とスコラ学者たちの貢献/思想史における法の位置/結論と教訓


エピローグ 非定量的蓋然性のサバイバル 510
  ポール・ロワイヤル論理学/ライプニッツの蓋然性の論理学/現在まで


2015年版への後記 591
  アップデート 


訳者あとがき(2018年早春 南條郁子) [599-609]
原註 [35-88]
訳註 [26-34]
文献案内―― 1660年以前の確率について [13-25]
索引 [1-12]

『オッカムのかみそり――最節約性と統計学の哲学』(Elliott Sober[著] 森元良太[訳] 勁草書房 2021//2015)

原題:Ockham’s Razors: A User’s Manual (Cambridge University Press)
著者:Elliott R. Sober(1948-)
訳者:森元 良太[もりもと・りょうた](1975-)
装丁:佐藤 博
件名:科学論
件名:推理
件名:確率論
NDLC:M22
NDC:401 自然科学 >> 科学理論.科学哲学


オッカムのかみそり - 株式会社 勁草書房


【目次】献辞 [/]
はじめに [i-iii]
謝辞 [iv]
目次 [v-vii]
凡例 [vii]


第1章 最節約性に関する一切れの歴史──アリストテレスからモーガンまで 001
  命名
  自然は無駄なことを一切しないというアリストテレスの原理
  オッカムはかみそりをどう振るったのか
  地球中心説太陽中心説宇宙論
  神と自然法則をめぐるデカルトライプニッツ
  デカルトによる導出
  あらゆる可能世界のなかでの最善を主張するライプニッツ
  過剰な原因という贅沢を避けることについてのニュートンの考え
  自然の斉一性原理に関するヒューム
  カントによる神の降格
  ヒューウェルによる帰納の統合
  ミルはかみそりの刃渡りを短くしようとした
  福音主義の物理学者ジェイムス・クラーク・マクスウェル
  モーガン公準
  結び


第2章 確率論的転回 063
  2つの確率論の哲学
  確率論入門とベイズ主義の基礎
  ベイズ主義者にとってのオッカムのかみそり
  2種類の事前確率
  ジェフリーズの単純性の公準
  ジェフリーズの公準に対するポパーの反論
  ポパー反証可能性、験証度
  ポパーによる単純性の特徴づけ
  最節約性と非一番手の事前確率
  尤度と共通原因
  類似性について
  ライヘンバッハに関する3つの区別
  ベイズ主義的なオッカムのかみそり
  頻度主義と調節可能パラメータ
  唯一の結果に対して原因はいくつあるか
  ベイズモデル選択
  モデル選択の世界
  2つの最節約性パラダイムの違い
  なぜ偽のモデルが真のモデルよりも予測の精度が高く(かつ真理に近く)なる場合があるのか
  2つの最節約性パラダイムの共通点
  結び


第3章 進化生物学における最節約性──系統学的推論 167
  共通祖先
  ちょっとした歴史
  オッカムがマルコフに出逢う
  忠実に反映することを含意する2つのモデル
  共有原始形質
  スミス/コックドゥードル定理
  祖先の形質状態を推定する──忠実に反映しない2つの事例
  別の規準──統計的一致性(statistical consistency)
  さらに別の規準──最節約性が当て推量(guessing)よりも信頼できるのはどのような場合か
  先へ進むことともとへ戻ること
  葉の形質状態を推定する──擬人主義と比較心理学
  新旧の最節約性
  結び


付録3.1  共有派生形質1-1-0が(XY)ZをX(YZ)よりも支持し、共有原始形質0-0-1も同じくそれを支持し、かつ最節約性に統計的一致性があることの十分条件 219
付録3.2  共有派生形質が共有原始形質よりも近縁性の強い証拠となる条件 222
付録3.3   P(ヒトにMがある|チンパンジーにMがない) / P(ヒトにMがある|チンパンジーにMがある) を1よりも非常に大きくする条件 226


第4章 心理学における最節約性──心を読むチンパンジー 229
  実験
  対立する解釈
  ホワイトンの矢印
  2つの最節約性パラダイム
  ブラックボックスからの教訓
  遮断を一切引き出さない、心を読む別のモデル
  学習と遮断
  連関、相関、検定
  最節約性再訪
  遮断に関係しないチンパンジーの相互比較
  行動主義と心理主義
  結び


第5章 哲学における最節約性 267
  さまざまな自然主義
  無神論と悪の問題
  証拠の不在と不在の証拠
  心身問題
  心的なものの因果作用
  道徳実在論
  遮断についての誤解
  数学についての唯名論プラトン主義
  独我論
  帰納の問題
  結び


参考文献 [320-331]
訳者あとがき(2021年3月 森元良太) [333-345]
索引 [347-352]




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あとがきたちよみ/『オッカムのかみそり 最節約性と統計学の哲学』 - けいそうビブリオフィル

『現代哲学のキーコンセプト 確率』(Darrell P. Rowbottom[著] 佐竹祐介[訳] 岩波書店 2019//2015)

原題:Probability (Polity Press)
著者:Darrell Patrick Rowbottom(1975- ) 
訳者:佐竹 佑介[さたけ・ゆうすけ](1989-) 哲学。
解説:一ノ瀬 正樹[いちのせ・まさき](1957-) 哲学。
シリーズ:Key Concepts in Philosophy
件名:確率論
件名:数理哲学
NDLC:MA211 科学技術 >> 数学 >> 確率論、数理統計学
NDC:417.1 数学 >> 確率論、数理統計学 >> 確率論:マルコフ過程


現代哲学のキーコンセプト 確率 - 岩波書店


【目次】
献辞 [iv]
はじめに [v-vi]
目次 [vii-x]


1 確率――二面的な生活の手引き? 001
  1.1 なぜ確率が問題になるのか 001
  1.2 確率の2つの側面 003
  1.3 一元論か多元論か 007
  1.4 ラプラスの悪魔――ある思考実験 010
  1.5 確率の諸解釈――手はじめの分類 012


2 古典的解釈 013
  文献案内 019


3 論理的解釈 021
  3.1 条件つき確率の簡単な入門 021
  3.2 論理的確率とは何か 022
  3.3 論理的解釈における条件つき確率と条件つきでない確率 025
  3.4 論理的可能性と信念 026
  3.5 論理的確率を測る 028
  3.6 論理的解釈の問題点 033
  3.7 部分的含意 vs.部分的内容 040
  文献案内 042


4 主観的解釈 043
  4.1 ダッチブックと賭けでのふるまい 043
  4.2 ダッチブック論証の問題 047
  4.3 確率の測定と「信念の度合い」 052
  4.4 賭けのシナリオの代替案――採点ルール 057
  4.5 主観的解釈への反論 059
  4.6 主観的一元論と独立性 064
  文献案内 068


5 客観的ベイズ主義 071
  5.1 信念の度合いへのさらなる制限 072
  5.2 客観的ベイズ主義の実際――さらなる実例 074
  5.3 客観的ベイズ主義は確率の解釈なのか? 076
  5.4 客観的ベイズ主義への反論 078
  5.5 客観的ベイズ主義 vs.論理主義 080
  5.6 主観主義から客観的ベイズ主義へ――解釈のスペクトル 087
  文献案内 087


6 集団レベルの解釈 089
  6.1 集団のダッチブック 090
  6.2 集団のダッチブックと合理性 091
  6.3 間主観的見解――ギリースによる集団の信念の度合いと意見の一致 094
  6.4 代替案――賭け比率を用いることについての意見の一致 097
  6.5 ギリース vs. ロウボトム 099
  6.6 間主観的確率から間客観的確率へ――新たなスペクトル 104
  文献案内 105


7 頻度説 107
  7.1 有限の経験的な集まりと現実の相対頻度 108
  7.2 無限の経験的集まりと現実の相対頻度の極限 111
  7.3 仮説的頻度説とフォン・ミーゼスの相対頻度解釈 114
  7.4 経験的法則――安定性とランダム性 116
  7.5 仮説的頻度説に対する初歩的な反論 121
  7.6 仮説的頻度説へのさらなる批判――単称事例,参照クラス,系列順序 124
  7.7 簡潔な共感的結論 129
  文献案内 129


8 傾向性解釈 131
  8.1 傾向性としての確率 132
  8.2 単称事例の傾向性(ポパー) 133
  8.3 単称事例の傾向性 vs.長期的傾向性 135
  8.4 単称事例と長期的傾向性――その関係性は? 138
  8.5 参照クラス問題再び 141
  8.6 単称事例の傾向性としての確率に対する最後の反論――ハンフリーズのパラドックス 144
  8.7 傾向性についての簡単な結論 145
  文献案内 145


9 誤謬,パズル,パラドックス 147
  9.1 ギャンブラーの誤謬と平均値の「法則」 147
  9.2 基準率の誤謬 151
  9.3 逆転の誤謬 153
  9.4 連言の誤謬 155
  9.5 モンティホールパラドックス 157
  文献案内 162


10 人文学,自然科学,社会科学における確率 163
  10.1 確証理論 163
  10.2 メンデルの遺伝学 167
  10.3 ゲーム理論 171 
  10.4 量子論 175
  10.5 最終幕 179
  文献案内 179


付録A 確率の公理と法則 181
付録B ベイズの定理 184


参考文献 [187-189]
日本語参考文献 [190-191]
解説 確率のリアリティ[一ノ瀬正樹] [193-204]
  生活の基本だけど分からない
  2つの確率?
  確率の実相
  因果性への展開
訳者あとがき [205-207]
索引 [209-212]

『確率の哲学――因果論思考から帰納論理へ』(金子裕介 森北出版 2022)

著者:金子 裕介[かねこ・ゆうすけ] 哲学、論理学。
監修:一ノ瀬 正樹[いちのせ・まさき](1957-) 哲学。
件名:確率論
件名:数理哲学
NDLC:MA211 科学技術 >> 数学 >> 確率論、数理統計学
NDC:417.1 数学 >> 確率論、数理統計学 >> 確率論:マルコフ過程


確率の哲学|森北出版株式会社



【目次】
監修者序言(一ノ瀬 正樹) [i]
はじめに(2022年8月 金子裕介) [ii-iv]
  確率の哲学とは何か
  本書の学び方
  記号論理について
  本書の講成
目次 [v-vii]
凡例 [viii-ix]


第1章 行為と確率
  第1講 中学高校の復習 001
    1 確率を考えるとき 
    2 中学高校の復習 
  第2講 確率論思考 003
    3 確率論思考 
    4 三つの要素 
    5 事象 
    6 行為 
    7 行為者 
    8 利害 
  第3講 利害と確率 005
    9 利害描写 
    10 リスク 
    11 利害だけを考える 
    12 確率でワンクッション
  第4講 期待値 007
    13 期待値 
    14 分岐図 
    15 考え方 


第2章 意志決定理論
  第5講 パスカルの賭け 010
    16 パスカル 
    17 賭けとしての行為 
  第6講 関連人物 011
    18 ベイズ 
    19 ラムジー 
    20 ジェフリー 
    21 意思決定論とは何か 
  第7講 行為に賭ける 013
    22 The Logic of Decision  
    23 事象に賭けるのではない 
    24 分岐図 
    25 二つの分岐図 
    26 行為に賭ける 
  第8講 期待値計算 015
    27 期待値計算 
    28 賭けの計算 
    29 意思決定[decision] 
  第9講 最大期待効用原理 017
    30 最大期待値効用原理[the maximum estimated desirability principle] 
    31 用語法の注意 
    32 期待の意味 
  第10講 表の方法 018
    33 分岐図から表へ 
    34 利害表[desirability matrix] 
    35 確率表[probability matrix] 
    36 計算方法 
  第11講 いくつかの疑問 020
    37 行為と事象 
    38 無限の幸福を考えてよいか 
    39 ゲーム理論[game theory] 


第3章 自然科学と確率
  第12講 無知と確率 022
    40 決定論 
    41 ラプラスの悪魔Laplace's demon] 
    42 人間の無知[ignorance] 
  第13講 客観説 023
    43 あっちか,こっちか 
    44 客観説 
    45 量子力学 
  第14講 電子や分子の世界 025
    46 量子力学と確率 
    47 気体分子運動論と平均 


第4章 主観説
  第15講  確率_{1} 確率_{2} 027
    48 主観と客観 
    49  確率_{1} 確率_{2} 
    50 分裂を認める 
  第16講 主観説へ 028
    51 数学的な客観性 
    52 フォンクリースの逆説[the von Kries paradox] 
    53 日常経験における確率 
    54 主観説 
  第17講 計測の問題 030
    55 真理と確率 
    56 ラムジーの方法 
    57 確率を引きだす 
  第18講 賭けで測る 031
    58 自動車保険 
    59 利害表 
    60 解説 
  第19講 期待値計算 033
    61 確率表 
    62 期待値 
  第20講 主観的確率の測定 034
    63 確率への問い 
    64 非選好 
    65 確率へ 
    66 セールスマンとの会話 
    67 保険に入らない 
    68 保険に入る 
    69 信念の度合い 
    70 結論と応用問題 


第5章 囚人のジレンマ
  第21講 意志決定理論への問い 039
    71 モラルハザード 
    72 ギャンブル理論 
    73 核抑止,喫煙と寿命 
  第22講 囚人のジレンマ 040
    74 世界が歪む 
    75 囚人のジレンマ 
    76 周辺知識 
  第23講 利害表と確率表 042
    77 ポイント 
    78 利害表 
    79 確率表 
  第24講 絶対自白する 043
    80 期待値計算 
    81 絶対自白する 
  第25講 正統派設定 044
    82 見逃された前提 
    83 正統派設定 
    84 世界が歪む心理 
  第26講 確率変化 045
    85 自白しない心理 
    86 自白する心理 
    87 確率の変化 
  第27講 着地点 046
    88 まとめ 
    89 清算 


第6章 条件付き確率
  第28講 非因果 048
    90 因果 
    91 本来の問題 
    92 因果ではない 
  第29講 事象のアスペクト 049
    93 行動の視点 
    94 アスペクト 
    95 せいぜい一つ 
  第30講 条件付き確率 051
    96 条件付き確率[conditional probability] 
    97 確率配分対象 
    98 焦点 
  第31講 条件付き確率とは何か 052
    99 条件付き確率 
    100 確率因果 
    101 条件付き確率とは何か 
  第32講 まとめ 054
    102 結論 
    103 スカームズ[Brian Skyrms]とジェフリー 


第7章 因果論思考
  第33講 意志決定理論と手を切る 056
    104 ここまでのあらすじ 
    105 因果へ 
    106 仕切り直す 
  第34講 目的と手段 057
    107 因果論思考 
    108 因果にみえない思考 
    109 人の分類 
    110 場面を削りだす 
    111 目的と手段 
    112 因果にみえる 
  第35講 分枝図ふたたび 059
    113 ふたたび分岐図へ 
    114 帰結 
    115 二つの枝から一つの枝に 
  第36講 帰納論理へ 061
    116 確率を考えないとき 
    117 確率を考えるとき 
    118 帰納論理へ 
    119 まとめ 


第8章 帰納論理へ
  第37講 出来事論理 064
    120 記号論理 
    121  F_{c}の意味 
    122 デイヴィドソン[Donald Davidson] 
  第38講 個別予測 066
    123 因果が性質に 
    124 確率が重なる 
    125 経験[experience] 
    126 個別予測[singular prediction] 
  第39講 帰納法 068
    127 最終確認 
    128 帰納論理 
    129 枚挙[enumeration] 
    130 帰納法 
  第40講 行動のタイプ 069
    131 ここまでの話 
    132 帰納論理の形式 
    133  F F_{2}に 
    134 タイプ化された行為
    135 原因の抽出 
    136  F_{1} 


第9章 予測推論
  第41講 抽象 072
    137 母集団 
    138 類似性[similarity] 
    139  F_{1}の抽象 
  第42講 過去と未来 074
    140 母集団の分割 
    141 説明 
    142 過去から未来へ 
    143 予測推論[predictive inference] 


第10章 コルモゴロフの公理系
  第43講 はじめに 076
    144 記号論理の使い方 
    145 対象言語 
    146 意味論[semantics]としての帰納論理 
  第44講 確率論理学 078
    147 高校の復習 
    148 確率論理学[probabilistic logic] 
    149 解釈関数[interpretation function]としての確率 
    150 測度論[measure theory]は関係ない 
  第45講 コルモゴロフの公理 080
    151 コルモゴロフ 
    152 三つの公理 
    153 解説 
  第46講 以下の読み方 082
    154  P(\neg \varphi) = 1-P(\varphi) 
    155 以下の読み方 


第11章 確率論理学
  第47講 条件のない確率の定理 084
    156  0 \le P(\varphi) \le 1 
    157  \vDash \varphi \longleftrightarrow \varphi \Rightarrow P(\varphi) = P(\varphi)  
  第48講 クワインの方法 085
    158 読み取ってほしいこと 
    159 選言定理 
    160 クワインの方法[Quine's method] 
    161  \top \bot  
    162 言語的位置づけ 
    163  \top \botの置換 
  第49講 選言定理の証明 088
    164 クワインの方法つづき 
    165 照明 
    166 クワインの方法まとめ 
  第50講 条件付き確率の定理 091
    167 演繹論理 
    168 条件付き確率へ 
    169 省略について 
    170 排反性 
    171 条件の同値 
    172 確率配分対象の同値 
    173 論理的帰結と条件付き確率 
    174  P(\neg \varphi | \psi) = 1-P(\varphi | \psi)  


第12章 ベイズの定理
  第51講 ベイズの定理 096
    175 ベイズの定理[Bayes's theorem] 
    176 各部位の説明 
    177 各部位の説明つづき 
  第52講 科学哲学での例 098
    178 科学哲学 
    179 天動説,地動説 
    180 事前確率 
    181 予測確率 
    182 事後確率 
  第53講 科学哲学での例つづき 102
    183 予測確率 
    184 逆転 


第13章 帰納論理の言語
  第54講 ベイズの定理は使わない 104
    185 カルナップとベイズの定理 
    186 ヒンティカ[Jaakko Hintikka]の二次元連続体[two-dimensional continuum] 
    187 ベイズの定理は使わない 
  第55講  L_{3}^{2} 105
    188 話のつづき 
    189 言語 
    190 帰納論理の言語 
    191 個体定項について 
  第56講 述語 108
    192  F_{1} 
    193  F_{2} 
    194  L_{3}^{2}だけでよい 


第14章  Q述語と世界
  第57講  Q述語 110
    195  Q述語 
    196 事態[a state of affairs] 
    197 周到さ[exhaustivity] 
  第58講 組合せ論 112
    198  Q述語の数 
    199 考え方 
    200 組合わせ論 
  第59講 世界を構成する 113
    201 主観的な世界 
    202 世界を記述する 
    203 可能世界 
  第60講 問題 115
    204 状態記述の数 
    205 具体的にみる 
    206 排反性 


第15章 個別予測の算出
  第61講 重ね合わせる 117
    207 分岐世界[ramifying world] 
    208 可能世界と個別予測 
    209 読み 
  第62講 分数形 118
    210 終点に向けて 
    211 確率論理学で崩す 
    212 分数形[fraction] 
  第63講 分岐世界の投影 120
    213 二つの課題 
    214 クワインの方法ふたたび 
    215 分岐世界 
    216 一つめの課題への還元 


第16章 統計的世界観
  第64講 統計的視点でみる 122
    217 事象と世界 
    218 可能世界一つの確率 
    219 エビデンス 
    220 事例の個別性 
    221 統計的世界観へ 
  第65講 同型 124
    222 統計[statistics] 
    223 同型[isomorphism] 
    224 状態記述の同型 
    225 整理 
    226 問題へ 
  第66講 構造記述 127
    227 統計的世界観 
    228 構造記述[structure description] 
    229 帰納論理の核心部 
    230 状態記述一つの確率 
  第67講 帰納論理の完成 129
    231 結論 
    232 帰納論理の核心 
    233 分岐世界の確率  
    234 個別予測の値 


最終章 総括と実践
  第68講 確率論思考の完成 132
    235 確率論思考をふり返る 
    236 簡便計算法[shortcut] 
    237 簡便計算法を使う 
    238 確率変動 
    239  \neg F_{1}の事例を考える必要はあるか 


おわりに [136]


付録 137
  付録1 ラプラス 137
    1. 先験的[a priori]確率
    2. 根本事象[elementary event]
    3. 等しく確からしい[également possible]
  付録2 相対頻度 138
    1. 試行[trial]
    2. 頻度説
    3. ベルヌーイの大数の法則
  付録3 期待値 139
    1. アマルガム[amalgam]
    2. 単純平均
    3. 加重平均
    4. 期待値
  付録4 無限の幸福を考えてよいか 142
    1. 無限
    2. 極限
    3. 直感
    4. 関数の極限
    5. 数列の極限
    6. 不定形の極限
    7. 無限の幸福を認めてはならない
  付録5 ゲーム理論 146
    1. 意思決定理論との違い
    2. 考え方
    3. まとめ
  付録6 量子力学と確立 148
    1. ミクロの世界
    2. 波動関数
    3. 実在波
    4. 確率波
  付録7 気体分子運動論 152
    1. 平均身長
    2. 熱力学[thermodynamics]と統計力学[statistical mechanics]
    3. 気体分子運動論
    4. 分子の存在
    5. アボガドロ定数[Avogadro constant]
    6. 平均速度
    7. 平均の客観説
  付録8 フォンクリースの逆説 156
    1. ラプラス確率論への疑惑
    2. 問題
    3. 一つめの答え
    4. 二つめの答え
    5. 主観
  付録9 行動選択と事象発生確率 158
    1. 核抑止
    2. 喫煙と寿命
  付録10 囚人のジレンマ 159
    1. 概観
    2. 個人の合理性
    3. 社会的合理性
  付録11 条件付き確率 161
    1. 表記法
    2. 定義
  付録12 二つの枝から一つの枝に 163
    1. 空虚な因果
    2. 目的
    3. 期待値計算
    4. やはり意思決定理論ではダメ
  付録13 デイヴィドソンの出来事論理 165
    1. 出来事文[event sentence]
    2. 副詞[adverb]
    3. 出来事の個体化
    4. 帰納論理の言語の由来
  付録14 演繹と帰納 170
    1. 演繹と帰納
    2. 演繹
    3. 帰納
  付録15 個別予測と帰納的一般化 172
    1. 帰納的一般化
    2. 帰納論理の光と影
  付録16 両立不能/排反的 173
    1. 意味論か構文論か
    2. 構文論の手には負えない
    3. 意味論的手法
  付録17 簡便計算法 174
    1. 簡便計算法
    2. 標本
    3. 記号の説明
    4. 照明はしない
    5. 実践
    6.  s=s_{Q}=0の場合
  付録18 簡便計算法の意義 178
    1. 論理要因
    2. 経験要因
    3. 継起の規則[rule of succession]
    4. λ〔ラムダ〕体系
    5. 初期体系の重要性


問題の解答と解説 [182-205]
参考文献 [206-209]
用語集 [210-222]
索引 [223-227]




【メモランダム】
・誤植(93頁)。上記目次では訂正してある。

  173 論理的帰結とと条件付き確率

・誤記ではないが、別表記のありえる箇所(96頁)。

 確率論理学の着地点として,ベイズの定理(Bayes's theorem)が考えられる。

 アポストロフィー前後に注目してほしい。書籍でもweb上でも「Bayes' theorem」がどちらかというと多く、本書「Bayes's theorem」も用例がある。「Bayes theorem」も見つかる。





【関連書籍】
・本書の補足講義が、電子書籍(2023年09月)として発売されている。

条件付き確率とはなにか 『確率の哲学』補填