contents memorandum はてな

目次とメモを置いとく場

『当事者研究の誕生』(綾屋紗月 東京大学出版会 2023)

著者:綾屋 紗月[あやや・さつき] 当事者研究、障害学、自閉症スペクトラム障害の感覚体験・コミュニケーション研究。
装丁:岩橋 香月 designfolio
件名:精神障害者福祉
件名:依存
件名:広汎性発達障害
NDC:369.28 社会福祉
NDLC:EG64


https://www.utp.or.jp/book/b609187.html


【目次】
目次 [i-iv]


序章 001
  本書の問題意識
  当事者研究の方法・理念・歴史を探究する
  当事者の知恵の蓄積の上に当事者研究を位置づける
  本書の目的
  本書の構成
  本書が対象とするデータ


第I部 当事者活動における当事者研究の歴史的位置づけ
第I部 はじめに


第1章 力を取り戻す――難病患者・障害者運動の系譜 021
第1節 障害者運動とエンパワメントの思想
  1.アメリカにおける障害者自立生活運動
  2.障害の社会モデルおよびエンパワメント・アプローチの誕生
  3.日本の障害者人権運動:「青い芝の会」の活動
  4.日本における公的介護保障要求運動および障害者自立生活運動
第2節 向谷地生良を介した難病患者・障害者運動の影響
  1.管理教育への違和感
  2.生きづらさを抱えた青春時代
  3.難病患者・障害者運動との出会い
    (1)北海道難病団体連絡協議会
    (2)札幌いちご会
  4.「支援者としての疚しさ」から「当事者の責任」への気づき
第3節 浦河における当事者活動の始まり
  1.アイヌの人々およびアルコール依存症者との出会い
  2.回復者クラブ活動「どんぐりの会」の始動
  3.商売:昆布の袋詰め内職のはじまり
  4.アルコール依存症支援における無力さ
第4節 まとめ


第2章 無力を認める――依存症自助グループの系譜 061
第1節 AAの日本到来とアディクション治療の展開
  1.AAの誕生
  2.AAのスタイルを統合したアメリカのアディクション治療
  3.AAの日本到来:禁酒から断酒へ
  4.日本そして札幌におけるアディクション治療
第2節 川村敏明を介した依存症自助グループの影響
  1.水産学部から医学部精神科へ
  2.アルコール・薬物依存症者との出会い
  3.浦河における向谷地との出会い
  4.向谷地のプロの技から学ぶ
  5.向谷地による応援的支援の実践
第3節 浦河における当事者活動の醸成
  1.断酒会に対する違和感
  2.浦河AAのはじまり
  3.アディクション治療の研鑽を積む:アディクション・アプローチ
  4.川村の診療スタイルの確立
  5.向谷地の「精神科立入禁止」
第4節 まとめ


第3章 当事者研究の誕生――ふたつの当事者活動の系譜の合流 103
第1節 「社会進出」のツールとしてのSST[Social Skill Training]
  1.本格的な商売の開始
  2.SSTの日本上陸と向谷地の抵抗
  3.エンパワメント・アプローチとしてのSSTの導入

第2節 浦河AAとアディクション治療
  1.活発に活動する浦河AA と川村の再赴任
  2.アディクション治療の統合失調症への応用
    (1)人とつなげる支援
    (2)失敗の尊重
    (3)自ら考え語るための支援
    (4)語りを広め、知恵を貯えるための支援
    (5)支援者の無力を認める
  3.合流のはじまり:弱さの情報公開
第3節 当事者研究の始まり
  1.SSTの行きづまり:「希望志向」から「前向きな問題志向」へ
  2.浦河におけるSAの誕生
  3.「研究」のはじまり
  4.浦河べてるの家における当事者研究の実践
  5.当事者視点による比較:SST・SA・当事者研究
第4節 依存症自助グループへの当事者研究の還流
  1. NA およびダルク(DARC)の誕生
  2.ダルク女性ハウスにおける当事者研究のはじまり
  3.ダルク女性ハウスにおける当事者研究の実践
第5節 まとめ


第II部 周縁者としての自閉スペクトラム者の当事者研究
第II部 はじめに


第4章 障害者運動からみた自閉スペクトラム症概念批判 189
第1節 混沌:言語化できない「わからなさ」
  1.混乱の日々
  2.当事者の語りと診断名
  3.自閉スペクトラム症概念の弊害と障害者運動との出会い
  4.当事者研究との出会い

第2節 障害の社会モデルに基づく従来の自閉スペクトラム症概念批判
  1.自閉スペクトラム症の急増とその原因
  2.自閉スペクトラム症概念の障害学的問題

第3節 さらなる周縁化のツールとして用いられる自閉スペクトラム症概念
  1.薬物依存症者の自助的な回復施設における周縁化
  2.聴覚障害者コミュニティにおける周縁化
  3.視覚障害者コミュニティにおける周縁化
第4節 まとめ


第5章 身体的自己感の当事者研究 221
第1節 意味のまとめあげ困難 
  1.身体の意味のまとめあげ困難
    (1)「空腹感」がわからない
    (2)「冷え」がわからない
  2.モノの意味のまとめあげ困難
    (1)大量の〈刺激〉を感受する
    (2)意味づけ前の刺激レベルの情報の飽和
    (3)意味づけされたレベルの情報の飽和
第2節 行為のまとめあげ困難
  1.身体やモノのアフォーダンス
  2.アフォーダンスの中にある「相同」と「相補」
第3節 他者との階層の差異がもたらす困難
  1.意味の階層構造のズレ
  2.行為の階層構造のズレ
  3.三項関係におけるアフォーダンス共有の失敗
  4.文脈共有の困難

第4節 まとめあげ困難がもたらす「夢侵入」
  1.夢のはじまり
  2.夢の世界
    (1)フラッシュバック
    (2)ヒトリ反省会
    (3)ヒトリタイワ
    (4)オハナシ
  3.夢のあと

第5節 不安定な身体的自己感
  1.曖昧な動きで「私」が壊れる
  2.詳細な行為パターンによって侵入から解放される
  3.予測誤差への気づきやすさとあやふやな自己感

第6節 周囲の配置転換と自己感の安定化
  1.社会と自己感
  2.「普通」の世界への幽閉
  3.言葉による2つの自己感の安定化
  4.動きによる身体的自己感のさらなる安定化
  5.自分が生まれ、ヒトやモノとの距離が生まれる
第7節 まとめ


第6章 自己身体を基点とした社会変革としての情報保障 271
第1節 記号のまとめあげにおけるすれ違い
  1.記号表現「音声」のまとめあげにおけるすれ違い
  2.記号表現「文字」のまとめあげにおけるすれ違い
  3.記号内容のまとめあげにおけるすれ違い

第2節 身体的特徴に対応した情報提示のデザインの提案
  1.記号表現「音声」のまとめあげに関する情報提示のデザイン
  2.記号表現「文字」のまとめあげに関する情報提示のデザイン
  3.記号内容のまとめあげに関する情報提示のデザイン
  4.社会の可変性への挑戦

第3節 意味づけ介助の発展:ソーシャル・マジョリティ研究
  1.「ソーシャル・マジョリティ研究」の誕生
  2.ソーシャル・マジョリティ研究会セミナーの進め方
  3.ソーシャル・マジョリティ研究の活用方法
  4.複数の学術研究をつなぐ学際的な役割
第4節 まとめ


第7章 置き去りにされた過去と歴史的自己感の当事者研究 297
第1節 身体的自己感の安定が生み出した「時間」
  1.疎外感から生じる現在の私の否定
  2.物語の破綻:時間の停止
  3.再び動き出した時間:「時間軸」の誕生
  4.現在感と過去感の入替現象
第2節 「現在の私」と「過去の私」の分離
  1.「症状」の切り分け:他者性と怒りの到来
  2.強度のある現在の記憶の蓄積
  3.分離の完成:「高校生の私」の誕生
  4.現在の変革:親との関係性
第3節 「現在の私」と「過去の私」の共存
  1.時制の往復:過去と現在の併走とかすかな接触
  2.同時的語り掛け:3者構造
  3.同時出現と対話:「現在の私」の先導
  4.「15の人のお出まし現象」の当事者研究
第4節 過去の変容
  1.過去からの委託
  2.「過去の私」に生じたわかちあい
  3.過去の再解釈1:憎んでいた「あいつ」らへの共感
  4.過去の再解釈2:支配する「あいつら」への忌避感
  5.現在の私の変容:静かな悲しみの到来
第5節 まとめ


第III部 当事者研究の方法論的検討
第8章 未来へ向けて:当事者研究を仲間に伝える実践 347
第1節 浦河べてるの家とダルク女性ハウスの当事者研究に共通する心構え
    (1)自分を開いて仲間と共有する――自分自身で、共に
    (2)自分の問題を自分の外に出す――外在化
    (3)興味・関心によるワクワク感
    (4)仲間の知恵の伝承
    (5)自分助けとして症状を扱う
    (6)発見を祝う
    (7)目的意識をゆるめる
    (8)先行して警戒を解く

第2節 社会モデルとふたつの自己感に注目した当事者研究の方法論
  1.2つの「自分」を探究するデザイン
  2.ワークシートの変遷
  3.ワークシートとワークの説明
    (1)イントロダクション(導入)
    (2)ワーク1:研究テーマ
    (3)ワーク2:苦労のエピソード
    (4)ワーク3:苦労のパターン
    (5)ワーク4:苦労の年表
    (6)ワーク5:個人的要因/社会的要因
    (7)ワーク6:仲間のコメント
    (8)ワーク7:実験計画
    (9)ワーク8:実験報告
    (10)クロージング(結び)

第3節 ダルクにおける当事者研究ワークシートを用いた実践
  1.テーマ1:ワークの位置づけ
  2.テーマ2:ワーク運用上の留意点
  3.テーマ3:関係性
  4.テーマ4:解放性
  5.ワークシートを用いた実践のダルクにおける効果と運用上の配慮

第4節 まとめ


終章 393
第1節 周縁の人々が言葉を生み出すための当事者研究
第2節 筆者が過去とつながるプロセス
  1.先ゆく仲間とつながる
  2.過去の私とつながる
第3節 本書作成後の筆者の変化
  1.理念に支えられる
  2.仲間に支えられる


謝辞 [403]
注 [405-451]
付録 当事者研究ミーティングの基本情報 [453-454]
参考文献 [455-468]
人名索引 [469-470]
事項索引 [471-475]

『心理学を遊撃する――再現性問題は恥だが役に立つ』(山田祐樹 ちとせプレス 2024)

著者:山田 祐樹
装幀:高林 昭太
件名:心理学
NDC:140 心理学
NDLC:SB21



【目次】
はじめに [i-v]
目次 [vi-viii]


第1章 心理学の楽屋話をしよう
  心理学像 001
  ランダムネスの話 004
  楽屋話 009


第2章 再現性問題を攻略する 013
  再現性問題 013
  世界でいちばん熱い2015年の夏 017
  私が 「そっち系」になっていくまで 023
  消極的遊撃 026


第3章 研究のチートとパッチ 033
  QRPs[Questionable Research Practices]と事前登録 033
  やり込み 033
  チートされる研究――QRPs 037
    ●p値ハッキング
    ●チェリーピッキング
    ●N増し,逐次検定,任意停止
    ●外れ値活用
    ●HARKing[Hypothesizing After the Results are Known]
  制限プレイ――事前登録 049


第4章 研究リアルシャドー――追試研究 059
  いわゆる追試 059
  思い出の追試 063
    ●チアリーダー効果
    ●ウェイト・リフティング実験
    ●糞実験
    ●笑顔の年齢効果
    ●Bem実験
  注目をあびる優れたコンテンツへ 073


第5章 多人数で研究対象を制圧する――マルチラボ研究
  私の共著者数は2017人です 079
  思い出のマルチラボ 086
    ●Many Smilesプロジェクト
    ●Psychological Science Accelerator(PSA)
    ●ManyBabies
    ●COVIDiSTRESS
  ビッグチームサイエンス 093
    ●多人数が得意とする制圧対象とは何なのか
    ●いかにしてビッグチームするのか
    ●オーサーシップの行方


第6章 論文をアップデートせよ
  論文マニア 109
  書く 114
    ●論文の構造
    ●査読
  従来の査読システムでの問題 124
    ●査読の無効化
    ●オーサーシップの実質的無効化
    ●QRPsの汎濫
  出版の未来 132


第7章 評価という名の病魔
  研究者「ステータス,オープン!」 145
  論功行賞 150
  I'm NOT a perfect human 152
  カリスマ et al. 155
  推す!! 心理学部 158


第8章 心理学の再建可能性 165
  再現性問題が思い出になるとき 166
  心理学研究の今後 170
    ●レッドチーム
    ●AI[Artificial Intelligence]
    ●「論文」をいつまで維持できるか
    ●初期キャリア教育


あとがき [187-189]
引用文献 [191-222]
事項索引 [223-225]
人名索引 [226]
著者略歴 [228]

『行動分析学事典』(日本行動分析学会[編] 丸善出版 2019)

編者:日本行動分析学会[にほんこうどうぶんせきがっかい](1979-)
装幀:髙田 佳子
件名:行動科学--便覧
NDLC:SB2
NDLC:SB35
NDC:140.18 心理学-便覧


商品詳細 | Knowledge Worker


【目次】
刊行にあたって(2019年3月 編纂委員主幹 武藤 崇) [i-ii]
編纂委員一覧 [iii]
執筆者一覧 [v-vi]
目次 [vii-x]
見出し語五十音索引 [xi-xiv]


  I部 哲学,概念,歴史

1章 哲学 003
  心理学と行動分析学 
  徹底的行動主義 
  因果分析 
  行動の原因 
  行動分析学と倫理


2章 概念 026
  意識 
  言語行動 
  オペラント行動 
  レスポンデント行動 
  三項強化随伴性 
  刺激性制御 
  反応形(シェイピング):基礎 
  強化 
  強化(単一強化)スケジュール 
  強化(複雑な強化)スケジュール 
  オペラント実験箱システム 
  反応の測度 
  行動の量的分析 
  累積記録 
  実験計画法(群間比較法)―そのロジックとデザイン 
  実験計画法(個体内条件比較法)その1―そのロジックとデザイン・定常状態 
  実験計画法(個体内条件比較法)その2―反転法・ABA法 
  実験計画法(個体内条件比較法)その3―多層ベースライン法 
  実験計画法(個体内条件比較法)その4―その他のデザイン 
  行動観察(法) 
  統計的方法―グループデザイン・シングルケースデザイン 
  図表現 
  再現性 
  研究の機能 
  インストルメンテーション 
  実験的行動分析学 
  応用行動分析学 
  心理療法 
  行動療法・認知療法・認知行動療法


3章 歴史 143
  行動分析学の歴史(過去・現在・未来) 
  世界と日本の行動分析学 
  行動分析学の雑誌


  II部 実験的行動分析

1章 実験セッティング 159
  オペラント実験箱と累積記録器 
  剝奪処置 
  様々な動物種での実験 
  条件づけの生物的制約 
  動物実験倫理


2章 強化と弱化 181
  プレマックの原理:基礎 
  感性強化 
  条件強化 
  遅延強化 
  バイオフィードバック 
  負の強化(除去型強化) 
  反応非依存強化 
  強化による行動低減 
  比率スケジュール 
  時隔スケジュール 
  反応率分化強化 
  複合スケジュール 
  スケジュール誘導性行動 
  分化結果手続き 
  消去 
  消去後の反応再出現 
  行動変動性 
  弱化(罰) 
  タイムアウト 
  ヒトの実験における反応コスト 
  行動履歴 
  行動モメンタム:基礎


3章 刺激による制御 271
  刺激馴化 
  刺激般化 
  弁別学習訓練 
  行動対比 
  概念学習 
  無誤弁別学習:基礎 
  計時行動 
  刺激競合 
  観察学習 
  自動反応形成 
  刻印づけ 
  連鎖化:基礎 
  系列学習 
  見本合わせ:基礎 
  刺激等価性:基礎 
  言語行動と非言語行動 
  ルール支配行動 
  意識性 
  関係フレーム理論


4章 選択行動 349
  選択行動 
  選択行動の理論 
  対応法則(マッチング法則) 
  遅延低減仮説 
  セルフ・コントロール(自己制御):基礎 
  価値割引:基礎 
  価値割引:その展開 
  行動的意思決定


5章 展開と関連領域 383
  オペラント行動の個人差 
  社会的行動 
  比較認知 
  コロンバン・シミュレーション計画 
  行動神経科学 
  行動薬理学 
  行動生態学 
  行動経済学


  III部 応用行動分析

1章 言語行動 419
  マンド 
  タクト 
  イントラバーバル 
  エコーイック 
  オートクリティック 
  テクスチュアル,トランスクリプション,テキストコピーイング


2章 基本手続き 445
  反応形成(シェイピング):応用 
  プロンプト 
  身体的ガイダンス 
  モデリング 
  般化模倣 
  課題分析 
  連鎖化:応用 
  見本合わせ:応用 
  無誤弁別学習:応用 
  刺激等価性:応用 
  機能的行動アセスメント 
  強化介入による行動低減 
  非随伴性強化 
  選択と好み 
  般化と維持 
  確立操作 
  プレマックの原理:応用 
  集団随伴性 
  行動モメンタム:応用 
  社会的妥当性


3章 援助・介入手続き 527
  離散試行型指導法 機会利用型指導法 
  トークンエコノミー法 
  機能等価性 
  セルフ・コントロール(自己制御):応用 
  セルフ・マネジメント (自己管理) 
  自己記録・自己目標設定 
  行動契約(随伴性契約) 
  言行一致訓練 
  代表例教授法 
  公的掲示 
  習慣逆転法 
  クリッカートレーニング 
  行動コンサルテーション 
  行動的コーチング 
  パフォーマンス・マネジメント


4章 プログラム 
  パッケージ 
  トリートメントモデル 589
  ロヴァース法 
  ポーテージプログラム 
  機軸反応訓練(PRT) 
  絵カード交換式コミュニケーション・システム(PECS) 
  ポジティブ行動支援(PBS) 
  アチーブメント・プレイス 
  プレシジョン・ティーチング 
  アクセプタンス&コミットメント・セラピー 
  機能分析心理療法 
  行動活性化療法 
  STAR 
  ペアレント・トレーニング 
  CRAとCRAFT 
  「体罰」に反対する声明


  IV部 行動分析学における実践
  医療 
  医療(看護) 
  理学療法 
  作業療法 
  言語聴覚療法 
  心理臨床(病院) 
  心理臨床(相談室) 
  心理臨床(個人開業) 
  一般教育(教科教育) 
  一般教育(学級・学校運営) 
  社会福祉 
  介護福祉 
  精神保健福祉 
  動物福祉 
  動物訓練(トレーニング) 
  スポーツ 
  組織・企業 
  コミュニティ


行動分析学研究史年表(1859-2017) [722-729]
和文引用文献 [731-743]
欧文引用文献 [745-797]
事項索引 [799-834]
人名索引 [835-839]

『生理心理学と精神生理学 第III巻 展開』(室橋春光,苧阪満里子[編] 北大路書房 2018)

監修:堀 忠雄[ほり・ただお](1944-) 
監修:尾﨑 久記[おざき・ひさき](1949-) 
編者:室橋 春光[むろはし・はるみつ](1949-) 
編者:苧阪 満里子[おさか・まりこ](1950-) 
著者:源 健宏
著者:坪見 博之
著者:土田 幸男
著者:池田 尊司 
著者:矢追 健
著者:苧阪 直行
著者:木原 健
著者:山崎 圭子
著者:越野 英哉
著者:中野 珠実
著者:中尾 敬
著者:森口 佑介
著者:高橋 英之
著者:宮崎 美智子
著者:十河 宏行
著者:奥村 安寿子
著者:北 洋輔
著者:栗田 聡子
著者:福島 宏器
著者:岡村 尚昌
著者:佐藤 徳
著者:豊巻 敦人
著者:久住 一郎
著者:軍司 敦子
著者:川久 保友紀
著者:渡辺 隼人
著者:青木 真純
著者:熊谷 享子
著者:勝二 博亮
カバーデザイン:白沢 正[しらさわ・ただし] 装丁家。
件名:生理学的心理学
NDC:141.2 普通心理学.心理各論 >> 感覚.知覚
NDLC:SB51
メモ:やや索引が甘い。


生理心理学と精神生理学 第III巻 展開 - 北大路書房 心理学を中心に教育・福祉・保育の専門図書を取り扱う出版社です


【目次】
口絵(カラー図版) ([1-4])
まえがき(2017年3月 堀 忠雄) [i]
刊行に添えて(2017年8月 日本生理心理学会理事長 一谷幸男) [ii]
第III巻の編集者を代表して(2018年5月 第III巻編集代表 室橋春光) [iii-iv]
目次 [v-xii]


第1部 ワーキングメモリとかかわる脳のはたらき
1章 言語性ワーキングメモリと脳 003
  1節 はじめに
  2節 ワーキングメモリの成立の背景
    1.マルチコンポーネントモデル
  3節 言語について
    1.言語の進化と脳
    2.言語の発達と脳
  4節 言語処理を担う脳
    1.音韻処理を担う脳
    2.意味処理を担う脳
    3.文処理を担う脳
  5節 言語性ワーキングメモリ
    1.言語性ワーキングメモリと視空間性ワーキングメモリ
    2.音韻ループのモデル
  6節 言語性ワーキングメモリを支える神経ネットワーク
    1.音韻ループを支える神経基盤
  7節 中央実行系を支える神経基盤
  8節 フォーカス語に注目した言語性ワーキングメモリ研究
  9節 経頭蓋直流電気刺激法を用いた検討
  10節 おわりに


2章 視覚性ワーキングメモリと脳 019
  1節 視覚性ワーキングメモリの心理学的特徴
    1.視覚性ワーキングメモリの容量制約
    2.視覚性ワーキングメモリ容量の単位
    3.視覚性ワーキングメモリと高次認知機能
    4.視覚性ワーキングメモリの発達
  2節 視覚性ワーキングメモリの神経科学的特徴
    1.単一細胞記録から見た視覚性ワーキングメモリ
    2.ヒトの視覚性ワーキングメモリの脳機序(fMRIとTMSによる検討)
    3.視覚性ワーキングメモリ容量の脳機序(ERP[Event-Related Potential]による検討)
      (1) 対側遅延活動(CDA[contralateral delay activity])
      (2) CDAの時間特性
      (3) CDAの脳内起源
    4.脳神経活動の同期と視覚性ワーキングメモリの容量制約
    5.視覚性ワーキングメモリと注意
    6.目の前に存在する物体に対する視覚容量の制約
  3節 まとめと展望


3章 ワーキングメモリと注意:ERPからのアプローチ 029
  1節 ワーキングメモリモデル
    1.Baddeley & Hitchのワーキングメモリモデル
    2.ワーキングメモリモデルの発展
    3.ワーキングメモリと注意
  2節 ワーキングメモリ容量の個人差
  3節 注意課題とワーキングメモリ容量の関係
    1.反応抑制課題とワーキングメモリ容量
    2.ワーキングメモリ容量における目標維持と反応抑制
    3.両耳分離聴課題とワーキングメモリ容量
    4.まとめ
  4節 ワーキングメモリ容量の個人差とERP
    1.課題関連刺激に注目した研究
    2.聴覚妨害刺激に対する研究
  5節 視空間ワーキングメモリのトレーニング効果の領域性
    1.ワーキングメモリのトレーニング
    2.ERPによるWMトレーニング効果の検討
  6節 今後の展望


4章 色の認知・記憶と脳 041
  1節 色の知覚
  2節 カテゴリカル色知覚
    1.色名とカテゴリー
    2.実験パラダイム
    3.カテゴリカル色知覚の神経基盤
    4.文化差
    5.新たなカテゴリーの獲得
    6.まとめ
  3節 色の記憶
    1.色記憶の特徴
    2.色のワーキングメモリ
    3.色記憶の神経基盤


5章 自己と脳 053
  1節 自己認識とその変容
  2節 身体的自己とその認知神経基盤
    1.身体保持感の脳内基盤
    2.行為の主体感とその脳内神経基盤
  3節 心的自己とその認知神経基盤
    1.自己表象の認知的性質
    2.心的自己表象に関わる脳領域
  4節 統合された自己


6章 視覚的注意と脳 065
  1節 見えの意識と視覚的注意
  2節 空間的注意課題と局所的な脳活動
  3節 空間的注意課題とネットワークとしての脳活動
  4節 時間的注意課題と脳活動
  5節 おわりに


7章 心的イメージと視覚性ワーキングメモリ 075
  1節 はじめに
    1.心的イメージとは
    2.心的イメージと脳活動
    3.心的イメージの計算論モデル
    4.心的イメージと視覚性ワーキングメモリ
  2節 視覚性ワーキングメモリ
    1.視覚性ワーキングメモリ
    2.視覚性ワーキングメモリとCDA
  3節 心的イメージと視覚性ワーキングメモリ
    1.文字イメージ課題
    2.文字イメージ課題中のCDA
    3.心的イメージと視覚性ワーキングメモリを支える脳内処理


8章 ワーキングメモリネットワークとデフォルトモードネットワーク 085
  1節 はじめに
  2節 ワーキングメモリネットワーク(WMN)
    1.WMNの概観
    2.中央実行系機能
  3節 デフォルトモードネットワーク(DMN)
    1.DMNの概観
    2.DMNとマインドワンダリング
    3.DMNのマインドワンダリング以外の活動
    4.DMNの活動の低下と課題によって誘発された活動の低下
  4節 WMNとDMNの関係
    1.WMNとDMNの競合
    2.WMNとDMNの協調
    3.WMNとDMNの競合と協調のダイナミックな変化
    4.ネットワークの機能的異質性
    5.WMNとDMN間の切り替え
  5節 WMNとDMNの障害


9章 デフォルトモードネットワークと瞬き 103
  1節 デフォルトモードネットワーク
    1.デフォルトモードネットワークの発見
    2.デフォルトモードネットワークの機能
  2節 自発性瞬目
    1.自発性瞬目の機能
    2.瞬きと分節化:映像観察時の瞬きの研究
  3節 デフォルトモードネットワークと瞬き
  1.注意解除の神経メカニズム
  2.映像観察時の瞬きに伴う脳活動変化
  3.デフォルトモードネットワークの新たな機能


10章 安静状態脳活動と心的機能 109
  1節 内因性脳活動の生理学的理解
    1.内因性脳活動とそのパターン
    2.内因性脳活動の状態差と個人差
    3.内因性脳活動の操作
    4.内因性脳活動の生理学的研究の心理学的意義
  2節 内因性脳活動と認知能力,性格特性,精神疾患との関連
    1.認知能力との関連
    2.性格特性との関連
    3.精神疾患との関連
    4.内因性脳活動と性格特性等との関連を検討した研究の心理学的意義
  3節 安静-刺激相互作用
    1.内因性脳活動と意思決定との関連
    2.刺激提示前の安静状態脳活動と刺激との関連
    3.安静刺激相互作用研究の心理学的意義
  4節 安静状態脳活動研究の限界と留意点
    1.安静時の心的状態
    2.安静状態脳活動の統制
  5節 おわりに


第2部 発達・教育領域への展開
11章 乳幼児期における前頭葉機能の発達 123
  1節 前頭前野とその発達
  2節 実行機能とその発達
  3節 乳児期の実行機能とその脳内基盤
  4節 幼児期の実行機能とその発達
  5節 社会的認識とその脳内機構
  6節 今後に向けて


12章 視線から探る乳児の心 131
  1節 乳児の視線計測の重要性
  2節 乳児の眼球運動計測の基礎
  3節 視線から覗く乳児の心
  4節 心の起源を知るツールとしての視線の利用
    1.乳児の視覚
      (1) 視力
      (2) 視覚機能発達の特徴
    2.乳児の学習
    3.乳児の認知
    4.視線計測技術の発展がもたらした乳児研究に対する新たな期待


13章 眼球運動と認知 143
  1節 認知研究の指標としての眼球運動
  2節 眼球運動の制御系
    1.脳幹の制御系
    2.上丘におけるサッカードの表現
    3.前頭眼野とサッカード
  3節 顕在的注意と潜在的注意
    1.潜在的注意とサッカード軌道の関連
    2.サッカード軌道湾曲と抑制の時間特性
  4節 注意のPremotor説
  5節 むすび


14章 文字列の初期処理と読みの学習・発達・障害 153
  1節 はじめに
  2節 文字列N170の基本的性質と機能的意義
    1.文字列に対する増強
    2.左半球優位性と神経基盤
    3.文字列N170に反映される処理
      (1) 知覚的カテゴリー化
      (2) 音韻変換
      (3) 言語的処理との関係性
      (4) 注意の関わり
  3節 文字列N170の発達的変化
    1.文字列への感度と左半球優位性の発達過程
    2.読み能力との関連性
  4節 発達性ディスレクシアにおける文字列N170
    1.文字列N170の発達・出現の非定型性
      (1) アルファベット言語における知見
      (2) 日本語の発達性ディスレクシアにおける文字列N170:事例紹介
    2.原因仮説とのリンク
      (1) 音韻処理障害仮説
      (2) 視覚的注意障害仮説
    3.診断と介入評価への応用
  5節 まとめと今後の展望


15章 読み書き処理と脳活動 167
  1節 はじめに
    1.読むという行為
    2.書くという行為
    3.読み書きの認知と階層性
  2節 読み処理と脳活動
    1.文字に対する早期の視覚処理段階
    2.視覚情報から音情報への変換
    3.発話
    4.まとめ
  3節 書き処理と脳活動
    1.視覚表象の形成
    2.視覚表象から運動企画へ
    3.書き出し
    4.まとめ
  4節 読み書きの困難と脳活動
    1.発達性読み書き障害
    2.読みの困難に関わる脳機能
  5節 まとめ:読み書き処理への立体的なアプローチ


16章 暴力的ゲームにおける生理心理学的影響 183
  1節 暴力的ゲーム研究の台頭と社会的背景
  2節 一般的攻撃モデルと生理心理的研究
    1.メディアに対する心拍数の変動要因
    2.ゲーム遂行中の生理心理的反応:情動と認知
    3.脱感作と事象関連電位
    4.動機システム活性化特性の影響
  3節 暴力的ゲーム経験と動機活性化特性が情動的反応に及ぼす影響
    1.実験参加者間要因の測定
      (1) 日常的な暴力的ゲーム経験値
      (2) 動機システム活性化特性
    2.生理心理測定実験
      (1) 参加者
      (2) 手続きと刺激
      (3) 実験装置
    3.結果
      (1) IAPS[International Affective Picture System]提示中のERP波形
      (2) 動画を視聴中の心拍数変化
    4.考察
    5.終わりに


17章 胎児期・乳幼児期のストレスとストレス応答 195
  1節 ストレス応答の生体機構
  2節 PNEI[Psychoneuroendocrinoimmunology]指標を用いた代表的な研究
  3節 発達とストレス応答
    1.新生児期・乳児期のコルチゾール分泌
    2.胎児期ストレスと出生後のストレス応答
    3.乳幼児期のストレスとストレス応答
      (1) 愛着(アタッチメント)
      (2) 虐待・養育怠慢(ネグレクト)
  4節 おわりに


第3部 臨床領域への展開

18章 統合失調症における自己の障害 207
  1節 自己感の区別
  2節 作為体験
  3節 幻聴
  4節 セルフ・モニタリング仮説
  5節 自己主体感の多層モデル:最適手がかり統合仮説
  6節 予測エラー信号の失調:階層的ベイズモデル
  7節 自己作用感の低下と過剰な内省


19章 統合失調症における聴知覚処理障害:脳波による病態理解から診断への応用 219
  1節 はじめに
  2節 誘発電位・事象関連電位
    1.P50成分
    2.聴覚性MMN[mismatch negativity]成分
    3.LDAEP
    4.神経心理検査との関連と聴知覚訓練
  3節 神経同期
    1.安静時δ律動
    2.安静時γ律動
    3.ASSRパラダイムにおける誘発γ律動
    4.課題関連γ律動
  4節 脳波を用いたBiotype分類への応用


20章 自閉症スペクトラム障害におけるヒト認知 229
  1節 自閉症スペクトラム障害(ASD)に見られる認知の背景
  2節 視覚を手がかりとした認知
    1.顔
      (1) 注目行動
      (2) 視線
      (3) 構造認知
      (4) 個体識別
    2.運動視
  3節 聴覚を手がかりとした認知
    1.声
      (1) 聴覚認知
      (2) 構造認知
    2.発話
  4節 ヒト認知機能評価の展望


21章 自閉スペクトラム症の注意 241
  1節 はじめに:ASD研究の流れ
    1.ASD研究の流れ
  2節 新奇性の検出
    1.MMN/MMF[mismatch negative field]
    2.P300
      (1) 聴覚情報に対するP300
      (2) 視覚情報に対するP300
  3節 視覚的定位
    1.ギャップ-オーバーラップ課題
    2.注意解放の困難さ
    3.注意解放の発達
    4.ASDの注意解放の特徴のまとめ
  4節 おわりに


22章 自閉スペクトラム症の聴覚特性と言語発達:MEGを用いた検討 251
  1節 自閉スペクトラム症の聴覚情報処理過程に関する古典的研究
    1.はじめに
    2.行動的特徴
  2節 MEGによる自閉スペクトラム症の聴覚研究
    1.M100(N1m)を指標とした検討
      (1) M100とは
      (2) M100を指標とした検討
      (3) M100を指標とした検討のまとめ
    2.MMF(MMNm)を指標とした検討
      (1) MMF(MMNm[magnetoencephalographic mismatch negativity magnetic counterpart])とは
      (2) MMFを指標とした検討
      (3) MMFを指標とした検討に関する展望
    3.MEGを用いた自閉スペクトラム症の聴覚・言語研究
      (1) MEGを用いた検討から推測される自閉スペクトラム症の聴覚情報処理過程
      (2) 今後望まれるMEGを用いた検討
      (3) 考えうる自閉スペクトラム症の聴覚情報処理モデルと,今後の展望


23章 ADHDにおける注意機能と実行機能 263
  1節 ADHDとは
    1.診断基準
    2.神経基盤
    3.神経心理学的評価
    4.ADHDの心理学的背景
  2節 ADHDの注意機能と実行機能
    1.ADHDにおける注意機能
    2.ADHDにおける実行機能
      (1) 行動抑制
      (2) 干渉制御
      (3) エラーモニタリング
      (4) ワーキングメモリ
    3.動機づけ
  3節 ADHD児への支援における生理心理学の寄与
    1.薬物治療の効果に対する生理心理学の寄与
    2.心理学的アプローチと生理心理学的研究
  4節 おわりに


24章 視覚障害者の脳波とイメージ想起による変動 275
  1節 視覚障害者の脳波について
    1.1930年代における視覚障害者のα波研究
    2.失明時期とα波の関連
    3.視覚障害者のα波の優勢部位
    4.先天性完全盲の視覚障害者の脳波
    5.刺激によるα波の変化とその意味
  2節 早期失明の視覚障害者における形態認知・イメージ能力と脳波変化
    1.早期失明の視覚障害者はイメージ形成が可能か?
    2.早期失明の視覚障害者における形態認知能力の個人差
    3.視覚障害者の認知活動及びイメージ想起と脳波α帯域パワの変動
      (1) 早期失明の視覚障害者における認知活動時の脳波α帯域成分の変動
      (2) 単純・複雑な図形がイメージ想起時脳波に与える影響
      (3) 刺激の種類による感覚刺激時およびイメージ時の脳波変化と部位間関係
      (4) 晴眼者のイメージ想起時脳波変化との比較
  3節 まとめ


25章 重症心身障害への生理心理学的アプローチ 287
  1節 重度・重複障害と重症心身障害 287
    1.重度・重複障害とは
    2.重症心身障害とは
  2節 生理心理指標を用いた重症児の感覚機能評価 288
    1.視覚機能評価
    2.聴覚機能評価
    3.その他の感覚機能評価
  3節 身近な生理心理計測法を用いた重症児の機能評価 292
    1.心拍変動からみる定位反応評価
    2.心拍変動と唾液マーカーからみるストレス評価
    3.パルスオキシメータを利用した食事状態評価
    4.心拍変動を利用した期待反応評価
  4節 重症児の機能評価に生理心理指標を用いる意義と限界 297


引用文献・参考文献 [299-354]
索引 [355-361]
監修者のことば(2017年3月 尾﨑久記) [363]
執筆者一覧 [364]
第III巻 監修者・編集者紹介 [365]

『生理心理学と精神生理学 第II巻 応用』(片山順一,鈴木直人[編] 北大路書房 2017)

編者:片山 順一[かたやま・じゅんいち](1960-)
編者:鈴木 直人[すずき・なおと](1947-)
著者:手塚洋介
著者:飯田沙依亜
著者:松永昌宏
著者:藤村友美
著者:小林一生
著者:大森慈子
著者:森数馬
著者:佐藤弥
著者:魚野翔太
著者:木村元洋
著者:玉越勢治
著者:木田哲夫
著者:大上淑美
著者:小谷泰則
著者:村田明日香
著者:田中裕
著者:安永大地
著者:武田裕司
著者:長野祐一郎
著者:久保賢太
著者:木村健太
著者:井澤修平
著者:福田早苗
著者:小野田慶一
著者:馬場天信
著者:裏出良博
著者:田中秀樹
著者:阿部高志
著者:小川景子
著者:甲斐田幸佐
著者:浅岡章一
著者:林光緒
著者:福田一彦
著者:駒田陽子
著者:小川時洋
著者:松田いづみ
著者:大塚拓朗
著者:小林孝寛
著者:山本直宏
著者:野村理朗
著者:大隅尚広
著者:中田大貴
著者:関矢寛史
著者:高井秀明
著者:菅生貴之
著者:佐藤暢哉
著者:畑敏道
カバーデザイン:白沢 正[しらさわ・ただし] 装丁家。
件名:生理学的心理学
NDC:141.2 普通心理学.心理各論 >> 感覚.知覚
NDLC:SB51


生理心理学と精神生理学 第II巻 応用 - 北大路書房 心理学を中心に教育・福祉・保育の専門図書を取り扱う出版社です


【目次】
口絵(カラー図版) ([1-4])
まえがき(2017年3月 堀 忠雄) [i]
刊行に添えて(2017年8月 日本生理心理学会理事長 一谷幸男) [ii]
第II巻の編集者を代表して(2017年7月 第II巻編集代表 片山順一) [iii-iv]
目次 [v-xiii]


第1部 感情・情動
 1章 ネガティブ感情の精神生理学 003
  1節 感情と精神生理学的反応
   1.感情とは
      (1) 感情の生理心理学研究の意義
      (2) 感情喚起過程の特徴と測定
   2.実験室における方法論上の留意点
      (1) 感情喚起の難しさ
      (2) ベースライン測定
      (3) 心理指標の重要性
  2節 ネガティブ感情の精神生理学的特徴
   1.ネガティブ感情喚起時の生理反応
   2.ネガティブ感情の持続と反復
  3節 ネガティブ感情の制御
   1.これまでの感情制御研究
   2.ネガティブ感情の制御と精神生理学的反応
   3.これからの感情制御研究


 2章 ポジティブ感情の精神生理学 019
  1節 ポジティブ感情研究の始まり
  2節 ポジティブ感情と自律神経系活動
  3節 ポジティブ感情と内分泌系活動
   1.コルチゾール
   2.オキシトシン
   3.その他のホルモン
  4節 ポジティブ感情と免疫系活動
   1.ナチュラルキラー細胞
   2.炎症反応
   3.分泌型免疫グロブリンA(SecretoryImmunoglobulin A,s-IgA)
  5節 ポジティブ感情の精神生理学研究の新しい展開


 3章 感情と表出活動 027
  1節 表情筋
   1.表情筋による感情の表現
   2.表情筋の生理学的測定
   3.感情状態との対応
   4.他者の表情表出に対する表情筋活動
  2節 音声
   1.音声表出活動の生理的基盤
   2.音声表出活動の記述方法
   3.感情音声の収集方法
   4.感情音声の音響的特徴
  3節 目の動き
   1.眼球運動
   2.瞳孔
   3.瞬目
      (1) 反射性瞬目
      (2) 自発性瞬目
   4.涙


 4章 音楽と生理反応 039
  1節 音楽と感情
  2節 音楽による感情と末梢神経活動および脳活動
  3節 音楽による強烈な感情と末梢神経活動および脳活動
  4節 感情がもたらす生理反応に関する音楽と他種刺激の比較


 5章 感情と脳 047
  1節 はじめに
  2節 感情の評価に関わる扁桃体
  3節 快の評価に関わる側坐核
  4節 感情に伴う行動・生理反応を喚起する視床下部・脳幹
  5節 感情を制御する前頭葉
  6節 感情を調整する小脳
  7節 おわりに


第2部 認知

 6章 知覚・注意・認知過程 057
  1節 視覚
   1.はじめに
   2.空間位置への注意:P1・N1 の調節
   3.特徴への注意:SN[Selection Negativity]
   4.一過性の注意の焦点化:N2pc
   5.作業記憶の保持:CDA[Contralateral Delayed Activity]
   6.予測に基づく逸脱事象の検出:vMMN[Visual Mismatch Negativity]
   7.おわりに
  2節 聴覚
   1.はじめに
   2.選択的注意とHillyardのパラダイム
   3.聴覚認知過程を反映するERP成分
      (1) 初期成分:ABR[Auditory Brainstem Response]とMLR[Middle Latency Response)]
      (2) 中期成分:N1とPN[Processing Negativity]・Nd[Negative difference]とMMN[Mismatch Negativity]
      (3) 後期成分:N2-P3
   4.Näätänenのパラダイムと記憶痕跡モデル
      (1) MMNとN1
      (2) MMNが反映する記憶痕跡との照合過程
      (3) 記憶痕跡仮説とN1順応仮説
      (4) 記憶痕跡仮説と規則性妨害仮説
   5.まとめ
  3節 体性感覚・多感覚
   1.体性感覚情報処理とERP
      (1) 抹消から中枢までの体性感覚経路および刺激方法
      (2) 体性感覚誘発電位[Somatosensory Evoked Potentials]
      (3) 早期過程における認知的効果:P30-P40およびN60
      (4) 中期過程における選択的注意効果:P100およびN140
      (5) 受動的注意:MMN
      (6) 意識的・能動的標的検出:N250
      (7) P300
      (8) 体性感覚情報処理とERPのまとめ
   2.多感覚情報処理とERP
      (1) 多感覚野
      (2) 多感覚統合とERP
      (3) マガク効果[McGurk effect]
      (4) 注意のクロスモダルリンク
      (5) 多感覚情報処理とERPのまとめ


 7章 刺激入力前・反応出力 075
  1節 刺激入力前 CNV・SPN
   1.刺激入力前における脳活動の測定(脳波緩電位成分)
   2.随伴性陰性変動[Contingent Negative Variation]
   3.非運動成分としての刺激先行陰性電位[Stimulus-Preceding Negativity]
   4.SPNを測定するための実験パラダイム
   5.CNV・SPN測定時に考慮すべき点
   6.SPNの分析方法
   7.SPNの機能的意義(知覚か情動か?)
   8.SPNの神経基盤
   9.刺激前入力・SPN研究の展望

  2節 反応出力に関わるERP成分
   1.反応準備や抑制に関わるERP成分
      (1) 運動準備電位
      (2) 片側性準備電位
      (3) Nogo電位
   2.エラー反応後に生じるERP成分
   3.反応関連ERPの応用とその貢献


 8章 瞬目・眼球運動・瞳孔 085
  1節 瞬目と認知活動
  2節 眼球運動と認知活動
  3節 瞳孔と認知活動
  4節 視覚運動系と認知活動


 9章 言語(ERP) 091
  1節 言語関連ERPの発見
  2節 意味と統語の区別
  3節 文処理過程とERP
   1.ELAN[Early left anterior negativity](N125)
   2.局所的LAN/ 一過性LAN
  4節 日本語のERP研究
   1.日本語とN400
   2.日本語とP600
  5節 おわりに


 10章 実作業場面における認知状態の評価 099
  1節 はじめに
  2節 覚醒水準や心的疲労の評価
  3節 心的作業負荷の評価
  4節 特定の認知処理に対する資源配分の評価
  5節 おわりに


第3部 社会・健康

 11章 社会的要因と精神生理 109
  1節 対人要因と心臓血管反応
   1.導入
   2.心臓血管系精神生理学の問題点
      (1) 対人要因検討の必要性
      (2) ストレス緩和過程検討の必要性
      (3) 血行力学的反応パタン考慮の必要性
   3.ストレスを増大させる対人要因
      (1) 競争
      (2) 社会的評価
   4.ストレスを緩和する対人要因
      (1) ソーシャルサポート研究の問題点
      (2) ソーシャルサポートの実験的検討
   5.心臓血管反応説明モデルに照らした解釈
      (1) Laceyらの環境の取り入れ/拒否モデル
      (2) Obristらの能動/受動的対処モデル
      (3) Blascovichらの挑戦/脅威モデル
      (4) モデルと対人場面の心臓血管反応の関係
   6.今後の展望

  2節 社会的感情と中枢神経活動
   1.中枢神経系を指標とした怒りの研究
   2.接近動機づけと左前頭外側部の活性化
   3.怒り特性と接近動機づけ
   4.左前頭部の活動抑制と怒りの反応
   5.中枢神経系と自律神経系の同時計測
   6.共感の中枢活動
   7.今後の展望


 12章 集団意思決定 125
  1節 はじめに
   1.行動モニタリング
   2.行動結果の評価を反映するERP
  2節 社会的状況における行動結果の評価
   1.他者との課題の遂行における行動結果の評価
   2.集団意思決定に伴う結果の評価
   3.他者との意見の葛藤
  3節 おわりに


 13章 精神神経内分泌免疫学と健康 133
  1節 ストレスと精神神経内分泌反応
   1.アロスタティック負荷
   2.ストレスとコルチゾール
      (1) コルチゾールの指標
      (2) ストレスとコルチゾール
      (3) 毛髪や爪の試料からのコルチゾールの測定
      (4) コルチゾールの健康への影響
   3.まとめ

  2節 疲労研究と精神神経内分泌免疫学(PNEI)
   1.疲労研究概況
   2.疲労の定義,評価方法
      (1) 疲労の定義
      (2) 疲労の評価
   3.疲労のメカニズムとPNEI
      (1) 疲労のメカニズム
      (2) 疲労とHPA軸
        1) 実験的ストレス負荷と疲労負荷
        2) 慢性疲労,慢性ストレス
        3) 疲労と免疫
   4.疲労研究の最新の動向
   5.疲労とPNEIの応用研究


 14章 社会的痛み 147
  1節 社会的痛みとは?
  2節 社会的痛みの神経機序
   1.オピオイド
   2.前部帯状回と前島
  3節 社会的痛みの個人差
  4節 社会的痛みの制御
  5節 社会的痛みとサポート
  6節 社会的痛みの進化論的考察
  7節 痛みの心身共有機序を超えて


 15章 アレキシサイミア 155
  1節 アレキシサイミア[Alexithymia]概念の成り立ちと測定
  2節 感情認知に関する実験研究
  3節 精神生理学的な実験研究
   1.Hyper-arousal theoryを支持する実験研究
   2.Hypo-arousal theoryを支持する実験研究
   3.近年の精神生理学的実験研究の動向
   4.脳内基盤に関する実験研究


第4部 睡眠

 16章 睡眠と覚醒の調節機構 165
  1節 睡眠の測定法
   1.睡眠研究の歴史
   2.脳波による睡眠判定
      (1) 覚醒からノンレム睡眠への変化
      (2) レム睡眠の特徴とその以上
   3.ヒトの睡眠経過
   4.レム睡眠と夢
   5.レム睡眠とノンレム睡眠の切替え機構
   6.ノンレム睡眠の恒常性維持機構
      (1) Borbelyの2プロセスモデル
      (2) ノンレム睡眠の脳からの老廃物排泄
      (3) ノンレム睡眠を制御する神経細胞カルシウム経路の同定
  2節 内因性睡眠物質
   1. PGD_{2}による睡眠誘発
   2. PGD_{2}誘発睡眠の情報伝達系
      (1) 遺伝子欠損マウスを用いた睡眠計測システムの開発
      (2)  PGD_{2}の睡眠情報を脳内に伝達するアデノシン
      (3) 視床下部の睡眠中枢と覚醒中枢
   3.生理的な睡眠調節における PGD_{2}・アデノシン系の重要性
      (1)  DP_{1}受容体拮抗薬と L-PGDS阻害薬による睡眠抑制
      (2)  L-PGDS/DP_{1}遺伝子欠損マウスの睡眠異常
      (3) カフェインのアデノシン A_{2A}受容体拮抗作用による睡眠抑制
   4.新たな睡眠中枢としての側坐核の同定
      (1) カフェイン覚醒の中枢としての側坐核
      (2) 側坐核による睡眠覚醒調節の情報伝達経路


 17章 睡眠と覚醒の評価法 175
  1節 睡眠の評価法
   1.はじめに
      (1) 睡眠ポリグラフィ
      (2) 睡眠段階の睡眠ポリグラフ・パターン
      (3) 睡眠変数
   2.主観的評価
      (1) 睡眠内省
        1) OSA睡眠感調査票・OSA睡眠感調査票MA版
        2) 入眠感調査票
        3) セントマリー病院睡眠調査票
      (2) 睡眠習慣の評価
        1) 文部科学省研究費基盤研究(A)の研究班で開発された睡眠習慣調査票
        2) 朝型―夜型質問紙(MEQ)
        3) 生活習慣の規則性尺度(SRM-5)
      (3) 睡眠障害・睡眠健康の評価
        1) ピッツバーグ睡眠調査票(PSQI)
        2) アテネ不眠尺度(AIS)
        3) Ford insomnia response to stress test(FIRST)
        4) 睡眠健康調査票(SHRI)
   3.睡眠日誌と活動量の測定
      (1) 睡眠日誌の活用
      (2) アクチグラフを用いた睡眠状態や昼夜連続活動量の測定

  2節 覚醒と眠気の評価法
   1.はじめに
   2.睡眠潜時反復検査
   3.覚醒維持検査
   4.行動版覚醒維持検査法
   5.エプワース眠気尺度
   6.Kalorinska Drowsiness Test
   7.α波減衰テスト
   8.Pupillographic Sleepiness Test
   9.精神運動ヴィジランス課題
   10.PERCLOS
   11.Johns Drowsiness Scale
   12.主観的評価法


 18章 睡眠中の精神活動と情報処理 191
  1節 夢の精神生理
   1.夢の科学的検討
   2.レム睡眠中とノンレム睡眠中の夢
   3.レム睡眠中の生理現象と夢
   4.急速眼球運動に伴う視覚情報処理と夢
   5.まとめ
  2節 睡眠と記憶
   1.はじめに
   2.記憶の種類
   3.ノンレム睡眠,レム睡眠と記憶
   4.理論モデル
      (1) シナプス恒常性仮説
      (2) 二元プロセス仮説
      (3) 逐次仮説
      (4) 能動的システム定着仮説
   5.最後に


 19章 夜間睡眠と日中の眠気 203
  1節 睡眠削減と睡眠延長
   1.睡眠時間の削減と心身の健康
   2.睡眠時間の削減が認知機能に与える影響
   3.日本人の睡眠時間
   4.睡眠時間延長の効果

  2節 日中の眠気と仮眠
   1.日中の眠気
      (1) ホメオスタシス(恒常性)としての眠気
      (2) 眠気の概日リズム
      (3) 昼食後の眠気
      (4) 眠気のウルトラディアンリズム
      (5) 緩徐眼球運動[Slow Eye Movement]
   2.仮眠の効果
      (1) 仮眠による悪影響
      (2) 効果的な仮眠の長さと仮眠中の睡眠段階


 20章 睡眠と生物リズム 213
  1節 生物リズム
   1.生物リズムとは
   2.サーカディアンリズム
   3.生物時計の所在
   4.光受容器
   5.光への反応
   6.脱同調
   7.生理心理学・精神生理学における生物リズムの意義
  2節 睡眠の発達・性差
   1.睡眠の発達的変化
   2.睡眠の加齢変化
   3.クロノタイプの変化
   4.睡眠の性差


第5部 犯罪

 21章 精神生理学的情報検出:犯罪捜査におけるポリグラフ検査 225
  1節 隠匿情報検査[Concealed Information Test]とは
  2節 日本の犯罪捜査におけるCITの実際
  3節 CITの理論
  4節 CITの正確性
  5節 ポリグラフ検査の周辺
   1.CIT以外のポリグラフ検査法
   2.日本の特色
   3.研究と実践
   4.おわりに


 22章 中枢神経系での隠匿情報検査:事象関連電位(ERP) 233
  1節 はじめに
  2節 ERPを用いたCIT
   1. 検査手続き
   2. 典型的な結果
   3. P300振幅の計測
   4. 検査の正確性
  3節 犯罪捜査への応用に向けた研究
   1. カウンターメジャー対策
   2. 自律神経系反応との組み合わせ
  4節 検査中の認知過程に関する研究
   1. 記銘時の状態の効果
   2. 隠蔽の意図の効果
  5節 fMRIを用いた基礎研究とERP
  6節 まとめと今後の展望


 23章 末梢系での虚偽検出法 241
  1節 皮膚電気活動[Electrodermal Activity]系
   1.はじめに
   2.CITにおけるSCRの特徴
   3.解析方法
      (1) 標準化平均法
      (2) その他の処理による平均法
      (3) Lykken法
   4.CITの心理学的機序と生理学的機序
   5.中枢神経系指標とEDAの同時計測の研究
   6.判定指標としてのSCR
   7.SCRに影響を及ぼす要因
   8.展望

  2節 呼吸系
   1.呼吸の測定
   2.CIT時の呼吸反応
      (1) 呼吸振幅[RA]
      (2) 呼吸数(率)[RR]
      (3) 呼吸測度[RS]
      (4) 呼吸曲線長[RLL]
      (5) 換気測度
   3.展望

  3節 心臓血管系
   1.緒言
   2.指標および測度
      (1) 血圧
      (2) 脈波
        1) 脳波容積(PV)
        2) 血液容積(BV)
        3) 規準化脈波容積(NPV)
      (3) 血液量(BF)
      (4) 心拍数(HR)
      (5) ベースレベル
   3.解析方法
   4.心臓血管系反応の生起メカニズム
   5.展望


 24章 衝動性 259
  1節 衝動性とは何か
  2節 運動制御に関わる衝動性
  3節 報酬感受性にかかわる衝動性
  4節 衝動性と遺伝子との関連性
   1.衝動性と遺伝子多型
   2.衝動性とセロトニン
   3.衝動性とドーパミン
   4.トリプトファン急性枯渇法
  5節 むすび


 25章 サイコパシー 267
  1節 サイコパシーと犯罪
   1. サイコパシーの特徴
   2. サイコパスと犯罪者
  2節 サイコパシーと虚偽検出
   1. 対照質問法
   2. 隠匿情報検査
  3節 サイコパシーと末梢神経系の活動
   1. 定位反応
   2. 防御反応
  4節 サイコパシーと事象関連電位
   1. 注意
   2. 感情的評価
   3. 行動制御


第6部 スポーツ

 26章 スポーツと脳科学 277
  1節 スポーツにおける脳科学
  2節 スポーツパフォーマンスと脳活動
  3節 横断研究
  4節 縦断研究


 27章 プレッシャー 287
  1節 プレッシャーとは?
  2節 プレッシャーとパフォーマンスの関係
  3節 プレッシャーによるパフォーマンス低下の認知的説明
  4節 プレッシャーによる運動学的変化
  5節 プレッシャーによる動力学的変化
  6節 プレッシャーによる皮質脊髄路の興奮性の変化
  7節 プレッシャーによる視線行動の変化
  8節 実験研究の外的妥当性


 28章 リラクセーション 297
  1節 リラクセーションの概念
   1.ストレスとリラクセーション
   2.ストレスによる反応
   3.リラクセーションの評価
  2節 スポーツとリラクセーション
   1.身体運動によるリラクセーション
   2.覚醒とパフォーマンス
   3.覚醒とパフォーマンスに関係する要因
  3節 アスリートのリラクセーションの実践
   1.アスリートが求めるリラクセーション
   2.自律訓練法
   3.漸進的弛緩法
   4.呼吸法
   5.バイオフィードバック法


 29章 運動イメージ 307
  1節 緒言
  2節 脳機能イメージング「前」の研究
  3節 脳機能イメージング「後」の研究
  4節 スキルレベルによる運動イメージ想起に伴う脳活動の違い
  5節 脳波を用いた運動イメージの研究
  6節 より効果的な運動イメージを描くための秘訣:PETTLEP
  7節 まとめ


 30章 スポーツと内分泌・免疫応答 317
  1節 はじめに:スポーツにおける精神神経内分泌免疫学概説
  2節 スポーツの実施に伴う内分泌・免疫応答の生理学的特性
   1.スポーツの実施に伴う内分泌応答
   2.スポーツの実施に伴う免疫応答
   3.まとめ――スポーツ心理学的指標としての内分泌・免疫応答
  3節 スポーツと内分泌・免疫応答に関連した研究動向
   1.スポーツにおける主要なマーカー:コルチゾールの生理学的特性
   2.起床時コルチゾール反応を用いた慢性ストレスに関する研究
   3.競技不安に関連した研究
   4.身体活動と生理心理学的ストレス反応に関する研究
   5.オーバートレーニング症候群(Over Training Syndrome;OTS)に関する研究
   6.スポーツ活動に伴う免疫応答:s-IgAを中心として
  4節 スポーツにおけるPNEI指標を用いた研究の意義と展望
   1.『こころ』か,『からだ』か
   2.非侵襲的検査の展望


コラム①:ラットの援助行動 329
コラム②:恐怖と時間知覚 331
コラム③:ラットを用いた心的外傷後ストレス障害(PTSD)モデル 332


引用文献・参考文献 [333-390]
人名索引 [391-392]
索引 [393-396]
監修者のことば(2017年3月 尾﨑久記) [397]
執筆者一覧 [398]
第II巻 監修者・編集者紹介 [399]




【メモランダム】
・第18章第2節の構成を誤ったかたちで目次に載せている。

 目次での構成。

  2節 睡眠と記憶
   1.はじめに
   2.記憶の種類
   3.ノンレム睡眠,レム睡眠と記憶
   4.理論モデル
   5.シナプス恒常性仮説
   6.二元プロセス仮説
   7.逐次仮説
   8.能動的システム定着仮説
   9.最後に


 実際の構成。

  2節 睡眠と記憶
   1.はじめに
   2.記憶の種類
   3.ノンレム睡眠,レム睡眠と記憶
   4.理論モデル
      (1) シナプス恒常性仮説
      (2) 二元プロセス仮説
      (3) 逐次仮説
      (4) 能動的システム定着仮説
   5.最後に

・本書23章で参照した論文(黒原彰・寺井堅祐・竹内裕美・梅沢章男(2001)「呼吸運動の虚偽検出マーカーが反映する呼吸系変容」)の掲載誌を『日本法科学技術学会誌』としている(本書の参考文献欄(p. 377))。
 23章執筆者による過去の論文(2012年発表)でも同じ論文を引いているが、そこでは『日本鑑識科学技術学会誌』と記載していた。
 2012年と2017年(本書刊行年)のあいだに、学会か誌の名称が変わったのだろうか?