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『カルチュラル・スタディーズ〈思考のフロンティア〉』(吉見俊哉 岩波書店 2000)

カルチュラル・スタディーズ (思考のフロンティア)

カルチュラル・スタディーズ (思考のフロンティア)

【目次】
はじめに [iii-x]
目次 [xi]


I 文化を問題化する 001

  問題としての文化  労働者階級文化の内側から  文化主義と構造主義?  ポピュラー文化と境界の政治学


II 文化を読みなおす 033

第1章 サブカルチュラルなアイデンティティ 033
  労働者階級の文化とサブカルチャー  若者文化論からサブカルチャー政治学へ  野郎どもの文化における自律と従属  階級と人種のサブカルチュラルな交差  サブカルチュラルな消費とジェンダーの政治

第2章 抗争の場としてのメディア 060
  ウィリアムズにおけるメディアの政治  ホールにおけるメディアの政治  テクスト,メディア,イデオロギー  抗争の場としてのオーディエンス

第3章 グローバル/ローカルな日常の政治学 086
  グローバル化ナショナリズムの再定義  グローバル化のなかの文化概念  文化帝国主義モデルを超えて  グローバル化の文化地政学へ  グローバル/ローカルなメディアの空間政治


III 基本文献案内 115
  カルチュラル・スタディーズとは  文化を問題化する  サブカルチュラルなアイデンティティ  抗争の場としてのメディア  グローバル/ローカルな日常の政治学


あとがき(2000年8月 吉見俊哉) [129-132]