- 作者: 守中高明
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1999/12/22
- メディア: 単行本
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はじめに――21世紀の読者へのイントロダクション [iii-vii]
目次 [ix-x]
I デリダと脱構築 001
第1章 脱構築という出来事 001
1 「構造」の時代の中から 001
2 「定義」の試み 006
第2章 エクリチュール・痕跡・差延――形而上学とその「外」 011
1 「フォーネー=ロゴス中心主義」の不安 011
2 二項対立から「差延」のエコノミーへ 017
II 脱構築的コミュニケーション 025
第1章 フェミニズム――性的差異の舞台 025
1 フェミニズムの現在形 025
2 「ファルス中心主義」の脱構築 029
3 非−固有性としての「女」 037
第2章 翻訳と他者の言語 043
1 クレオールと混成的アイデンティティ 043
2 翻訳の詩学と政治学 050
3 「母語」という幻想をこえて 062
第3章 手紙――エクリチュールの行程 067
1 宛先という謎――カフカ、1912年 067
2 メッセージ・迂回・コミュニケーション 072
3 手紙としての存在 084
第4章 脱構築のエチカ――共同体なき結び合いへ 090
1 弔いの政治 090
2 2つの喪――責任=応答可能性の場所へ 095
3 共同体なき結び合い 103
III 基本文献案内 111
あとがき(1999年10月17日 守中高明) [121-122]