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『脱構築〈思考のフロンティア〉』(守中高明 岩波書店 1999)

脱構築 (思考のフロンティア)

脱構築 (思考のフロンティア)

【目次】
はじめに――21世紀の読者へのイントロダクション [iii-vii]
目次 [ix-x]


I デリダ脱構築 001
第1章 脱構築という出来事 001
  1 「構造」の時代の中から 001
  2 「定義」の試み 006

第2章 エクリチュール・痕跡・差延――形而上学とその「外」 011
  1 「フォーネー=ロゴス中心主義」の不安 011
  2 二項対立から「差延」のエコノミーへ 017


II 脱構築的コミュニケーション 025
第1章 フェミニズム――性的差異の舞台 025
  1 フェミニズムの現在形 025
  2 「ファルス中心主義」の脱構築 029
  3 非−固有性としての「女」 037

第2章 翻訳と他者の言語 043
  1 クレオールと混成的アイデンティティ 043
  2 翻訳の詩学政治学 050
  3 「母語」という幻想をこえて 062

第3章 手紙――エクリチュールの行程 067
  1 宛先という謎――カフカ、1912年 067
  2 メッセージ・迂回・コミュニケーション 072
  3 手紙としての存在 084

第4章 脱構築のエチカ――共同体なき結び合いへ 090
  1 弔いの政治 090
  2 2つの喪――責任=応答可能性の場所へ 095
  3 共同体なき結び合い 103


III 基本文献案内 111


あとがき(1999年10月17日 守中高明) [121-122]