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『本の索引の作り方』(藤田節子 地人書館 2019)

著者:藤田 節子[ふじた・せつこ] 司書。
索引の作成:原田 智子
カバーデザイン:小玉 和男[こだま・かずお] 


地人書館:本の索引の作り方


【目次】
はじめに [003-009] 
  本書の利用対象と目的
  本書の構成
  例示の示し方
  謝辞
目次 [011-015]


第1章 索引とは
1. 索引とは何か 017
  1.1 一般的な意味 17
  1.2 英語の意味 18
  1.3 索引の定義 19
2. 閉鎖型索引と開放型索引 020
  2.1 形態と対象 20
  2.2 作成のしかた 21
3. 索引と目次 022
4. コンピュータによる検索との違い 023
  4.1 情報の漏れ 23
  4.2 シソーラスと参照 24
  4.3 ノイズ 25
  4.4 コンピュータ検索の限界 25
5. 索引の機能 026
6. 索引を必要とする本 029
  6.1 索引の付与率 29
  6.2 翻訳書の索引 30
7. 読者はどのように索引を使うか 031
8. 索引の利用者は誰か 033
9. 誰が索引を作るか 035
10. 索引の種類 037
    (1) 主題索引 37
    (2) 著者名索引 38
    (3) タイトル索引 38
11. 索引の歴史 038
  11.1 印刷技術の発達 38
  11.2 わが国の索引 39
12. 著作権 040


第2章 索引の構造
1. 索引項目 045
  1.1 構成要素と機能 45
  1.2 索引項目は辞書ではない 46
  1.3 索引項目の言語 47
2. 見出し語 47
   (1) 限定詞 48
   (2) 複合見出し語 49
   (3) 倒置

3. 主見出し語と副見出し語 050
  3.1 見出し語の分割
  3.2 同じ単語が含まれた見出し語
  3.3 副見出し語と分類
  3.4 副見出し語の表記

4. 固有名詞の見出し語 054
  4.1 人名 54
  4.2 地名 56
  4.3 資料名 57
  4.4 同名の人名や地名、 組織名 57
  4.5 補足説明 57

5. 所在指示 058
  5.1 表記
  5.2 表記の省略
  5.3 配列
  5.4 フォントや記号による区別

6. 参照 062
  6.1 種類と表記 62
  6.2 複数の参照先 63
  6.3 「を見よ」 参照 64 
    (1) 役割
    (2) 「を見よ」参照の見出し語
    (3) 表記
    (4) 「行き止まり参照」と「堂々巡り参照」
    (5) ダブルポスティング

  6.4 「をも見よ」参照 068
    (1) 役割 68
    (2) 「をも見よ」参照の見出し語 69
    (3)主見出し語からの「をも見よ」参照の位置 69
    (4)副見出し語からの「をも見よ」参照 70

  6.5 包括的参照 070

7. 凡例 071
    (1) 索引の種類
    (2) 索引対象の範囲
    (3) 見出し語の選択基準や種類
    (4) 配列
    (5) 所在指示
    (6) 参照
    (7) 使用している記号や略語の種類とその意味
    (8) 使用しているフォントの種類とその意味


第3章 配列 
1. 見出し語の配列 075
  1.1 配列の種類 75
  1.2 略語頭字語と数字の読みの問題 76
2. 五十音順配列 077
  2.1 一般的原則 77
  2.2 人名の配列 79
3. アルファベット順配列 080
4. 数字順配列 082
  4.1 数字で始まる見出し語 82
  4.2 数字が含まれる見出し語 82
5. 所在指示の配列 083


第4章 レイアウト
1. 概要 085
2. 凡例 086
3. 索引項目のレイアウト 086
  3.1 改行式 87
  3.2 追込み式 87
  3.3 所在指示 88
  3.4 字下げと折り返し 89
  3.5 フォント 92
  3.6 句読点と記号文字のまとめ 92
    (1) コンマ
    (2) ピリオド
    (3) コロン
    (4) セミコロン
    (5) 2倍ダーシ
    (6) ハイフン
    (7) 中黒
    (8) 丸括弧
    (9) 二重鉤括弧
    (10) 矢印
    (11) ゴシック体
    (12) イタリック体
    (13) アンダーライン
    (14) 図表・写真・注を表わす文字

4. 索引項目が段や頁にまたがる場合 097

5. 見出し文字 098


第5章 索引の作り方
1. 索引作成のプロセス 101
2. 事前確認 102
  2.1 スケジュール 102
  2.2 索引の様式の確認 103
    (1) 索引の種類とタイトル 103
    (2) 索引項目の記述 103
    (3) 見出し語の表記 104
    (4) 所在指示の表記 104
    (5) 参照の表記 104
    (6) 主見出し語・副見出し語の配列 104
    (7) 段組みと行数、フォント
    (8) 字下げ 105
    (9) 索引項目が段や頁にまたがる場合 105
    (10) 見出し文字 105
    (11) 例示 105
    (12) 使用するソフト 105

  2.3 索引の頁数 106
  2.4 読者ターゲット 107
  2.5 索引対象の決定 108
    (1) 索引対象とする部分
    (2) 索引対象としない部分

3. 本の内容の把握 110
  3.1 トピックの把握の重要性 111
  3.2 トピックの把握のしかた 112

4. 見出し語の選定 112
  4.1 見出し語の表現 112
  4.2 印のつけ方 113
  4.3 特定的な語をとる 114
  4.4 付随的な語はとらない 114
  4.5 固有名詞 115
    (1) 人名 116
    (2) 組織名 117
    (3) 地名 117
    (4) 資料名 118
  4.6 適切な語がない場合 118

5. 索引原稿の作成 119

6. 改訂版の索引作成 120

7. 事例 120
  7.1 ステップ1 事前確認
  7.2 ステップ2 本の内容の把握
  7.3 ステップ3 見出し語の選定
  7.4 ステップ4 索引原稿の作成


第6章 編集と校正
1. 編集 134
  1.1 主見出し語 134
    (1) 同義語 134
    (2) 転置 136
    (3) 一貫性 137
  1.2 副見出し語の抽出 137
    (1) 所在指示の多い主見出し語 137
    (2) 同じ語が含まれる主見出し語 138
  1.3 副見出し語 139
    (1) 副見出し語の数 139
    (2) 副見出し語の表記 139
    (3) 副見出し語の所在指示が同じ場合 141
    (4) 副見出し語の所在指示の数 141
  1.4 参照 141
    (1) 「行き止まり参照」 や 「堂々巡り参照」 141
    (2) ダブルポスティング 141
    (3) 「も」参照 142
    (4) 包括的参照 142
  1.5 所在指示 143
  1.6 凡例の作成 144

2. 校正 145
    (1) 配列 145
    (2) 誤字 145
    (3) 所在指示 145
    (4) 参照 146
    (5) 記号やフォント 146
    (6) 字下げ 146
    (7) 段やまたがり 146
    (8) 索引のレイアウト 146

3. チェックリスト 146


用語解説  [153-156]
参考文献 [157-160]
索引[作成者:藤田節子・原田智子] [161-171]
著者紹介 [172]