原題:Where Research Begins: Choosing a Research Project That Matters to You (and the World), University of Chicago Press.
著者:Thomas S. Mullaney 中国史。
著者:Christopher G. Rea 中国文学。
訳者:安原 和見[やすはら・かずみ](1960-) 英日翻訳。
装丁:杉山 健太郎[すぎやま・けんたろう] 映像グラフィック、ロゴデザイン。
件名:情報活動
NDLC:UA21
NDC:002.7 知識.学問.学術
備考:書名には書かれていないが、人文学系の研究法についての本。
『リサーチのはじめかた』トーマス・S・マラニー | 筑摩書房
リサーチのはじめかた ――「きみの問い」を見つけ、育て、伝える方法 | 筑摩書房
・プロジェクトのサイト。
- WRB
【目次】
目次 [00-010]
凡例 [010]
はじめに 013
「自分中心的研究」宣言 018
中心のある研究こそ最高 021
この本の使いかた 025
内側が第一、外側は第二 032
やってみよう――ここで、いますぐ書く
第1部 自分中心の研究者になる
第1章 問いとは? 040
テーマは問いではない 040
やってみよう――自分自身を検索する
やってみよう――退屈を手がかりにする
やってみよう――やるなら思いきり小さく
反響板――研究ネットワークの構築に着手する
きみは問いを生み出した 078
第2章 きみの問題は? 081
問いに飛びついてはいけない(問題をとらえ損なうことになる) 082
問いに対してストレステストを実施する 086
やってみよう――問いに診断テストを実行する
やってみよう―― 一次資料を使って問いを鍛える
キーワード検索の技術と科学――ちょっとしたコツ 100
カテゴリー検索を活用する
自己言及的な資料を見つける
キーワードと検索の記録を残す
やってみよう――思い込みを可視化する
やってみよう――問いと問いを結びつける問題を特定する
反響板―― 一次資料の手がかりを得る
ついに問題発生(よい意味で) 119
第3章 成功するプロジェクトを設計する 121
一次資料とその使いかた(あるいはシリアルの箱を読む五〇の方法) 122
やってみよう―― 一次資料をシリアルの箱と同じように扱う
やってみよう―― 一次資料を思い描く
点と点を結ぶ――資料から議論へ 145
資料は自分を弁護できない 152
定規で引いた線
曲線
ジグザグ
やってみよう――資料を用いて点と点を結ぶ(ただし鉛筆で)
研究資源の評価 164
やってみよう――意思決定マトリクス
反響板――きみの意思決定マトリックスは完全か
二種類のBプラン 172
シナリオその1:同じ問題、異なる事例
シナリオその2:同じテーマ、異なるプロジェクト
作業場を用意する 179
適切な道具
適切な時間帯
やってみよう――無から資金を生み出す(正式な研究計画書を作成する)
反響板――信頼できるメンターに研究計画書を読んでもらう(ただしこれが予備的なものだと理解している人に)
きみはプロジェクトのスタート地点に立った 196
第2部 自分の枠を超える
第4章 きみの〈問題集団〉の見つけかた 205
問題を共有する研究者を見つける 205
やってみよう――変数をひとつ入れ替える
やってみよう――前とあとのゲーム
やってみよう――きみの集団を探す(二次資料検索)
きみの〈集団〉に合わせて書き換える 236
やってみよう――「仲間言葉」を見つけて書き換える
反響板――計画案の一般用語バージョンは意味が通るか?
きみの〈集団〉にようこそ 252
第5章 〈分野〉の歩きかた 254
〈分野〉内の〈問題〉を知る 258
分野を読んでかれらの問題を知る:「文献レビュー」を再考する 260
やってみよう――「きみの問題はなに?」書店を開く(つまり、〈分野〉を〈問題集団〉で分類する)
やってみよう――他者の変数を入れ替える
やってみよう――きみの〈分野〉に合わせて書き直す
反響板――きみの〈分野〉で〈反響板〉を探す
きみの〈分野〉にようこそ 288
第6章 はじめかた 289
心配はいらない。ただ書くだけだ。 291
やってみよう――「第0稿」を作る
自分の言いたいことを理解する――〈第1稿〉を書く 303
やってみよう――「0」から「1」へ
完璧は退屈 313
反響板――自分自身と対話する
自分中心的研究の世界へようこそ 316
おわりに 研究者としての未来、次に待つものは? 318
やってみよう――新しい問題を見つけて新しいプロジェクトを始める 319
やってみよう――他者を手助けする 324
謝辞 [330]
参考図書 [331]
著訳者略歴 [333]
【図表一覧】
表4 130-132

