著者:夏井 いつき[なつい・いつき](1957-) 俳人。
解説:古谷 徹[ふるや とおる](1953-) 声優。
カバーデザイン:篠田 直樹[しのだ・なおき](1970-) グラフィックデザイナー。bright light。
イラスト:キム・チャンヒ(1968-)
NDC:911.307 詩歌 >> 俳諧.俳句 >> 歳時記
【目次】
目次 [003-008]
まえがき [010-011]
春 013
石牡丹〔いしぼたん〕
磯嘆き〔いそなげき〕
妹がり行く猫〔いもがりゆくねこ〕
鬱金香〔うこんこう〕
うまのあしがた・蛙の傘・おこりおとし〔うまのあしがた・ひきのかさ・おこりおとし〕
オランダ雉隠〔おらんだきじかくし〕
数の子製す〔かずのこせいす〕
蛙合戦〔かわずがっせん・かえるがっせん〕
ぎぎ・ぐぐ〔ぎぎ・ぐぐ〕
曲水〔きょくすい〕
桑摘〔くわつみ〕
告天子〔こくてんし〕
シネラリア〔しねらりあ〕
春興〔しゅんきょう〕
春恨〔しゅんこん〕
春社〔しゅんしゃ〕
春闘〔しゅんとう〕
水圏戯〔すいけんぎ〕
相撲花〔すもうばな〕
青帝〔せいてい〕
駘蕩〔たいとう〕
鷹化して鳩となる〔たかかしてはととなる〕
田搔牛〔たがきうし〕
凧〔たこ〕
太郎月〔たろうづき〕
淡月〔たんげつ〕
二十六聖人祭〔にじゅうろくせいじんさい〕
睡れる花〔ねむれるはな〕
初朔日〔はつついたち〕
春障子〔はるしょうじ〕
春のかたみ〔はるのかたみ〕
春まけて〔はるまけて〕
彼岸河豚〔ひがんふぐ〕
蛇の大八〔へびのだいはち〕
ますのすけ〔ますのすけ〕
ままっこ〔ままっこ〕
緑の週間〔みどりのしゅうかん〕
屋根替〔やねがえ〕
野馬〔やば〕
夜糞峰榛の花〔よぐそみねばりのはな〕
吉原の夜桜〔よしわらのよざくら〕
料峭〔りょうしょう〕
夏 107
鮎もどき〔あゆもどき〕
鶯の付子〔うぐいすのつけご〕
牛の舌〔うしのした〕
卯の花腐し〔うのはなくたし〕
梅筵〔うめむしろ〕
円座〔えんざ〕
鉄鈷雲〔かなとこぐも〕
簡単服〔かんたんふく〕
きつねのてぶくろ〔きつねのてぶくろ〕
経木帽〔きょうぎぼう〕
高野聖〔こうやひじり〕
こころぶと〔こころぶと〕
ご赦免花〔ごしゃめんばな〕
三尺寝〔さんじゃくね〕
写真の日〔しゃしんのひ〕
定斎売〔じょうさいうり〕
蒸炒〔じょうそう〕
菖蒲酒〔しょうぶざけ〕
小満〔しょうまん〕
すててこ〔すててこ〕
セル〔せる〕
滝浴〔たきあび〕
月見ず月〔つきみずつき〕
衝羽根朝顔〔つくばねあさがお〕
吊床〔つりどこ〕
天竺牡丹〔てんじくぼたん〕
電波の日〔でんぱのひ〕
毒流し〔どくながし〕
毒瓶〔どくびん〕
照射〔ともし〕
土用丑の日の鰻〔どようのうしのひのうなぎ〕
土用四郎〔どようしろう〕
ながし①〔ながし〕
ながし②〔ながし〕
夏洋傘〔なつこうもりがさ〕
夏の霜〔なつのしも〕
蚤取粉〔のみとりこ〕
曝書〔ばくしょ〕
箱釣〔はこづり〕
はたた神〔はたたがみ〕
肌脱ぎ〔はだぬぎ〕
花氷〔はなごおり〕
花茣蓙〔はなござ〕
噴井〔ふけい〕
襖外す〔ふすまはずす〕
振舞水〔ふるまいみず〕
干飯〔ほしいい〕
蛍売〔ほたるうり〕
母衣蚊帳〔ほろがや〕
みどりの冬〔みどりのふゆ〕
麦熟れ星〔むぎうれぼし〕
麦藁籠〔むぎわらかご〕
虫篝〔むしかがり〕
ローマ字の日〔ろーまじのひ〕
露台〔ろだい〕
和清の天〔わせいのてん〕
秋 211
秋渇き〔あきがわき〕
秋の村雨〔あきのむらさめ〕
蟻吸〔ありすい〕
おしあな〔おしあな〕
鬼の醜草〔おにのしこぐさ〕
風祭〔かぜまつり〕
蛾眉〔がび〕
釜蓋朔日〔かまぶたついたち〕
雷声を収む〔かみなりこえをおさむ〕
かりがね寒き〔かりがねさむき〕
行水名残〔ぎょうずいなごり〕
牽牛子〔けんごし〕
鹿垣〔ししがき〕
洗車雨〔せんしゃう〕
爽籟〔そうらい〕
つまくれない〔つまくれない〕
二星〔にせい〕
八朔〔はっさく〕
竜淵に潜む〔りゅうふちにひそむ〕
われから〔われから〕
冬 247
綾取〔あやとり〕
負真綿〔おいまわた〕
大原雑魚寝〔おおはらざこね〕
回青橙〔かいせいとう〕
竈祓〔かまばらい〕
神帰月〔かみかえりづき〕
北窓塗る〔きたまどぬる〕
狐の提灯〔きつねのちょうちん〕
朽野〔くだらの〕
玄帝〔げんてい〕
小晦日〔こつごもり〕
子持花椰菜〔こもちはなやさい〕
社会鍋〔しゃかいなべ〕
節季〔せっき〕
粗氷〔そひょう〕
炭団〔たどん〕
蝶々雲〔ちょうちょうぐも〕
煮凝〔にこごり〕
鶏初めて交む〔にわとりはじめてつるむ〕
はなひり〔はなひり〕
氷海〔ひょうかい〕
雪坊主〔ゆきぼうず〕
夜着〔よぎ〕
夜興引〔よこひき
新年 293
大服〔おおぶく〕
女礼者〔おんなれいじゃ〕
着衣始〔きそはじめ〕
鶏日〔けいじつ〕
狗日〔くじつ〕
猪日〔ちょじつ〕
羊日〔ようじつ〕
牛日〔ぎゅうじつ〕
馬日〔ばじつ〕
幸木〔さいわいぎ〕
佐竹の人飾〔さたけのひとかざり〕
尾類馬〔じゅりうま〕
大根祝う〔だいこんいわう〕
帳綴〔ちょうとじ〕
勅題菓子〔ちょくだいがし〕
手毬〔てまり〕
綯初〔ないぞめ〕
成木責〔なりきぜめ〕
初駅〔はつうまや〕
初竈〔はつかまど〕
菱葩餅〔ひしはなびらもち〕
振振〔ぶりぶり〕
御代の春〔みよのはる〕
料の物〔りょうのもの〕
礼帳〔れいちょう〕
若夷〔わかえびす〕
若潮〔わかしお〕
文庫本化に寄せてのあとがき [337-340]
解説(古谷徹) [341-344]
季語索引 [346-355]
【メモランダム】
・『絶滅寸前季語辞典』(夏井いつき ちくま文庫 2001=2010)の続編にあたる。
・文庫化に際し、『続・絶滅寸前季語辞典』を『絶滅危急季語辞典』に改題。加えて、本文の前後に「まえがき」・「文庫本化に寄せてのあとがき」・「解説」を付加してある。