編者:宗教社会学の会
NDC:162.165 宗教史・事情
NDC:387 民間信仰.迷信[俗信]
【メモランダム】
・本書は、下記の本の続編(改訂ではなく続編)ということになるようだ。残念ながら私は未読。
『生駒の神々――現代都市の民俗宗教』(1985年)
・『宗教と社会』誌での秋庭裕(大阪府立大学)による本書への短評が公開されている。
【目次】
目次 [001ー003]
地図I 京阪奈と生駒山地 [004]
地図II 生駒地域――谷筋と交通路 [005]
はじめに(執筆者を代表して 三木英) [006ー011]
序 生駒への招待 012
神々の位置
生駒の宗教史
生駒の神々の諸特性
第一章 生駒の神々再訪 019
一 生駒北部(寝屋川・交野・四条畷・大東・東大阪) 022
寝屋川市成田町
交野市星田地区
四条畷市清瀧
大東市野崎・寺川谷
大東市・阪奈道路沿い
東大阪市善根寺
二 石切周辺 033
石切神社参道
日下地区
辻子谷
三 額田谷・豊浦谷に沿って 054
額田谷
豊浦谷
額田谷、豊浦谷周辺の山中
〈コラム〉霊能者に出会う 068
四 生駒南部 071
八尾市山畑地区
八尾市服部川地区
八尾市黒谷地区
信貴山[しぎさん]
〈コラム〉今東光『山椒魚』にみる生駒・八尾の民俗宗教 087
五 生駒東部――宝山寺周辺を中心に 090
宝山寺周辺
菜畑町・小倉寺町
宝山寺から生駒山上へ
宝山寺北部
宝山寺参道から生駒駅へ
宝山寺川の谷筋
生駒駅北側の住宅街
六 再訪を終えて 109
第二章 四半世紀後の神々の諸相 111
一 石切神社 114
デンボの神さん、石切さん
歴史・変遷
明治時代から現在まで
先代木積一仁宮司
祭礼・行事
木積康弘宮司インタビュー
二 宝山寺 123
小史
聖信天仰
寺を支える人々
〈コラム〉真夜中の人込み 127
三 信貴山朝護孫子寺[ちょうごそんしじ] 130
小史
諸尊のもたらす御利益
三塔頭[たっちゅう]と行事
四 生駒の修験道 135
興法寺(氷室の瀧)
天龍院
信貞[しんてい]寺
慈光寺
暗峠[くらがりとうげ]観音寺
八代龍王神感[しんかん]寺
大龍院
千光[せんこう]寺
〈コラム〉渓流の枯渇と回復 155
五 生駒山の断食道場 158
静山院[せいよういん]断食療養所
信貴山断食道場
六 在日コリアン寺院 173
在日コリアン寺院の軌跡
在日コリアン寺院のネットワーク
在日本朝鮮仏教徒協会
在日本韓民族仏教徒総連合会
海東会[かいとうかい]
韓仏連・朝仏協・海東会に属さない仏教系寺院
民俗宗教系寺院
その他
仏教系寺院の新たな宗教活動
第三章 生駒の新たな神々 185
一 在日コリアン寺院の新たなアクション――その先へ 187
在日本朝鮮仏教徒協会
在日本韓民族仏教徒総連合会
韓仏連・朝仏協・海東会に属さない仏教系寺院
民俗宗教系寺院
その他/貸会場
その他/活動停止または廃寺
在日コリアン寺院の展望
二 「占いストリート」の今昔 215
「占いストリート」と化した石切神社参道
石切神社参道と占いの店
占いの店の新陳代謝、流動性
商店街と占いの店の増加の状況
新たな、そして多様な営業スタイルの展開
占い師の数と性格
営業の実態
占い師の性格と占いの技法
「占いストリート」興隆の背景
「生駒の神々」のなかの石切参道「占いストリート」
■石切神社参道 占い店舗マップ [231]
■石切神社参道 占い店舗一覧 [232-233]
三 スピリチュアルな胎動 234
生駒ニューエイジ
岩谷の瀧を訪れる人々
近代化と生駒の神々
近代化と「伝統の発明」
四 祈願の山から慰霊の山へ――そして神々に迫る黄昏 246
生駒のにおける霊園の拡張
変わりゆく死者祭祀
人間界から隔てられてゆく他界
後期近代の神々の山
〈コラム〉被調査者の反応、そして拾い損ねたことどもについて 258
地図III 生駒北部 [260]
地図IV 石切周辺 [261]
地図V 額田・豊浦谷 [262]
地図VI 生駒南部 [263]
地図VII 生駒東部 [264]
あとがき(渡邉太 三木英) [265ー268]
参考文献 [269ー271]
索引 [272ー274]
執筆者一覧 [275ー278]