編者:永田 守弘[ながた・もりひろ](1933-)
解説:重松 清[しげまつ・きよし](1963-)
備考:底本はマガジンハウスから2002年に刊行された。文庫版に際し大幅に加筆訂正。
NDC:901.307 小説.物語 >> 小説作法
NDC:910.26 日本文学史 >> 近代:明治以後.作家の伝記[作家研究]
【目次】
目次 [003-017]
凡例 [018]
女性器 020
【陰部】 020
【クリトリス】 063
【陰唇】 091
【膣】 120
【陰毛】 162
【愛液】 177
【乳首・乳房】 204
【尻】 222
【肛門】 230
男性器 244
【ペニス】 244
【陰嚢】 287
【精液】 290
声 305
オノマトペ 313
絶頂表現 319
あとがき(二〇〇一年クリスマス前夜 永田守弘) 336
文庫版へのあとがき(二〇〇六年九月 永田守弘) 342
解説 「性」の言葉は、こんなにも豊かだ(重松清) 344
用例文献一覧 [348-362]
【メモランダム】
・短評。
すばらしき淫心|ちくま文庫|小池 昌代|webちくま
【抜き書き】
・永田守弘、「凡例」より。
最近の数年間(2005年以前)に、〔……〕官能小説ならではと思われる性的表現2269語をとりあげ、五十音順に掲載した。
・重松清、「解説」から
官能小説とは、プロセスを楽しむジャンルである。むろん、一遍の小説を「あらすじ」でまとめてしまうと真の面白さはたいがい消え去ってしまうものなのだが、ことに官能小説の場合には、その目減り分が甚だしい。