原題:Juristische Rhetorik. 4.Aufl (Alber, 1978, 1990)
著者:Fritjof Haft(1940-)
訳者:植松 秀雄[うえまつ・ひでお](1935-)
シリーズ:レトリック研究会叢書;1
件名:法律学
件名:修辞学
NDLC:A121
NDC:321.16 法学 >> 法哲学.自然法学 >> 法学方法論
法と事実関係の間に創造的な相応化を作り出す新しいレトリックの方法理解を提示し、ドイツ法学界に衝撃を与えた書。理論的基礎としてだけでなく、法実務の指針となる1冊。
【目次】
献辞 [002]
日本語版まえがき(チュービンゲン 一九九二年二月 フリチョフ・ハフト) [003-004]
目次 [005-007]
凡例 [008]
第一編 序論
第一章 法律家のレトリックという概念 013
第二章 古代の古典のレトリックとの違い 019
第二編 総論(レトリック基礎理論)
第一章 法における構造思考 031
第二章 構造と学習過程 050
第三章 定義すること 064
第四章 包摂すること 078
第五章 弁証すること 095
第一節 弁証の対象 096
第二節 弁証の計画 102
一 真っ直ぐ進む弁証 103
二 曲がって進む弁証 106
第三節 弁証の類型 109
第六章 弁証の技術 113
第一節 事物にかかわる弁姿 117
第二節 人物にかかわる弁姿 119
第三節 修辞にかかわる弁姿 125
第七章 法における思考誤謬 131
第一節 統辞論的誤謬 138
一 前提欠陥 141
二 前提矛盾 143
第二節 意味論的誤謬 144
第三節 語用論的誤謬 147
第三編 各論(法律家レトリックの特殊な応用例)
第一章 厳密な包摂 153
第二章 法律家の議論 163
第一節 音声表現 167
第二節 情動表現 168
第三節 身体言語 169
第四節 口頭技術 172
第三章 判決批評――連邦通常裁判所刑事判例集 一五、一五五 177
原注 [190-193]
第三版(一九八五年)あとがき [195-207]
第四版(一九九〇年)あとがき(チュービンゲン 一九八九年八月 フリチョフ・ハフト) [208-213]
訳者あとがき(一九九二年夏 牟佐の里にて 植松秀雄) [214-219]