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『エビと日本人II ――暮らしのなかのグローバル化』(村井吉敬 岩波新書 2007)

著者:村井 吉敬
NDC:664.76 漁労.漁業各論(甲殼類:えび類,かに類,しゃこ,あみ類)


エビと日本人 II - 岩波書店


【目次】
プロローグ――二〇年経ったエビ [i-v]
目次 [vii-xi] 
地図 [xii-xiii]


第1章 エビとマングローブの海辺――アチェ津波と東ジャワの熱泥 001
1 「怪獣のような殺人流体」 003
2 津波とエビ養殖池 006
3 マングローブを犠牲にしたもの 010
4 マングローブの木炭 014
5 驚きの熱泥噴出 020
6 マルシナのたたり? 023
7 エビ、天然ガス、熱泥災禍 027


第2章 変わるエビ養殖種――ブラックタイガーからバナメイへ 031
1 ニカラグアのバナメイ 032
2 バナメイというエビ 037
3 エビの売られ方 040
4 エビの種類 045
5 食べられるエビ 048
3 豊饒なマングローブ林 053 
7 マングローブ林伐採とエビ養殖 057


第3章 養殖池を歩く――「海辺の廃墟」への旅 067
1 「草蝦の父」はいま 068
2 藤永元作と秋穂とクルマエビ 076
3 石垣島クルマエビ養殖 080
4 エビ田の娘、キャットフード工場で働く娘 087
5 「緑の革命」と「青の革命」 096
6 ビントゥニ湾のエビ漁 105


第4章 グローバル・エビ食の時代――世界のエビ事情 115
1 台湾コネクション 116
2 エビ輸入国としての中国の台頭 124
3 アメリカに抜かれた日本 131
4 家庭内エビ消費の激減 136
5 エビフライ工場ではパンも焼いていた 145
6 失われた一〇年? 過消費の一〇年? 151
7 世界一のエビ消費国は? 156


第5章 食のグローバル化フェアトレード――飽食しつつ憂える時代に 159
1 食料自給率は三九% 160
2 バナナの問題 164
3 あふれる輸入食品 168
4 背ワタを取る、池で働く 173
5 エビは安全なの? 181
6 シドアルジョの自然循環型エビ養殖モデル 188
7 グローバル化のなかのエビ 193
8 エビのフェアトレード 200


あとがき(2007年晩秋 村井吉敬) [207-210]
主な参考文献 [1-2]