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『言語は本能か――現代言語学の通説を検証する』(Vyvyan Evans[著] 辻幸夫ほか[訳] 開拓社 2021)

原題:The Language Myth: Why Language Is Not an Instinct (Cambridge University Press, 2014)
著者:Vyvyan Evans 言語学。コミュニケーション論。作家。
訳者:辻 幸夫[つじ・ゆきお] 
訳者:黒滝 真理子[くろたき・まりこ] 
訳者:菅井 三実[すがい・かずみ] 
訳者:村尾 治彦[むらお・はるひこ] 
訳者:野村 益寛[のむら・ますひろ] 
訳者:八木橋 宏勇[やぎはら・ひろとし] 
Cover Design:杉原 瑞枝[すぎはら・みずえ] 
NDC:801 言語学


言語は本能か 株式会社開拓社


【目次】
献辞 [iv]
題辞 [iv]
訳者はしがき(令和2(2020)年10月 辻 幸夫・菅井三実) [v-x]
目次 [xi-xiv]
謝辞 [xv-xvi]


第1章 言語と心の再考 001
言語の詳細を検討
神話(通説)と現実
  人間の言語は動物のコミュニケーション体系とは関係がないのか
  言語に普遍性は存在するか
  言語は生得的か
  言語は独立した心的モジュールか
  普遍的なメンタリーズは存在するか
  思考は言語から独立しているか
藁人形論法なのか
進化からの教訓


第2章 人間の言語は動物のコミュニケーション体系と関連がないのか 029
多忙なミツバチから驚異的なホシムクドリ
生物界のコミュニケーション
発話する動物
人間の言語の特徴すなわち「設計特徴
しかし、なにゆえに「設計特徴」なのか
見る人の心にあるすべて
チンパンジー人間について


第3章 言語の普遍性は存在するか 073
言語の多様性:各地の個別言語を巡って
普遍文法と(言語の)現実との接点
  音体系
  品詞
  形態論
  統語論
言語類型論からの教訓
では,どのように,なぜ言語は変化するのか
世界祖語という神話
さらば,普遍文法


第4章 言語は生得的か 107
言語の本能?
言語本能を支持する議論
神経生物学からの教訓
言語学習からの教訓
  言語学習は部分的に進む
  言語学習は子どもが耳にする内容に依存する
  子どもは私たちが思っているようには聞いていない
それでは子どもはどのようにして言語を学習するのか
言語学習理論を目指して
表現されないことから表現を学ぶ
しかし言語が突然現れてくることはあり得ないのだろうか
言語使用がすべてだ!
第5章 言語は独立した心的モジュールか
文法遺伝子とおしゃべりな人
おしゃべり症候群という誤認
鳴呼、哀れなるダーウィン
では、モジュール仮説の代案は
いったいこの騒ぎはなにごとか?


第6章 普遍的なメンタリーズは存在するか 177
メンタリーズと計算論的な心
なぜ意味なのか?
フォーダーの逆襲
知的な身体,身体化された心
メタファに満ちた日常世
脳における身体化効果
では,私たちはどこへ向かうのか?


第7章 思考は言語から独立しているか 211
悪役ウォーフを恐れるのは誰か
サピア - ウォーフ仮説の誕生
生まれてから世界に色を付けるのか?
新ウォーフ主義者による批判
ロッセル島からの教訓
子どもの目を通して見た色
ピンカーによる批判
ギリシャ語の2つの青
性に関するすべて
時間と空間
言語相対説とは何だったのか


第8章 言語と取り戻された心 251
文化的知性とラチェット効果
相互行為エンジン
言語の台頭
私たちの心的文法とはどのようなものか
経験の共通性
なぜこれほど多くの言語が存在しているのか?
結びに代えて


索引 [307-316]
原著者・訳者紹介 [317-318]