原題:Cathedral, Forge, And Waterwheel: Technology and Invention in the Middle Ages (HarperCollins Publishers)
著者:Joseph Gies(1916-2006) ヨーロッパ中世史。
著者:Frances Gies(1915-2013) ヨーロッパ中世史。
訳者:栗原 泉[くりはら・いずみ] 翻訳家。
NDC:502.3 技術.工学 >> 技術史.工学史
『大聖堂・製鉄・水車―中世ヨーロッパのテクノロジー』(ジョゼフ・ギース,フランシス・ギース,栗原 泉):講談社学術文庫|講談社BOOK倶楽部
【目次】
目次
第二章 古代のテクノロジー――功績と限界
ヨーロッパ――西暦五〇〇年
第三章 それほど暗くはなかった暗黒時代――西暦五〇〇~九〇〇年
農業革命
布作り――女性の仕事
「鉄の人」
剣と犂の刃
ロマネスク様式の教会
河川、道路、橋
航海――大三角帆とロングシップ
「自然に秘められた原因」の探究
ヨーロッパ――西暦九〇〇年
第四章 アジアとのつながり
伝播のルート
公共事業としてのテクノロジー
中国の技術輸出
インド、ペルシャの技術
アラブ人――伝搬者、発明家
第五章 商業革命の技術――西暦九〇〇~一二〇〇年
開放耕地制と水力
都市の工芸、村の工芸
ガラスや石に描かれた聖書
城、投石機、石弓
橋の兄弟団
コグ船、羅針儀、方向舵
一二世紀ルネサンス
ヨーロッパ――西暦一二〇〇年
第六章 中世盛期――西暦一二〇〇~一四〇〇年
農村――荘園経営と黒死病
布、神、金融
中世の都市
ゴシック建築の技術者――ヴィラール・ド・オヌクール
冶金――水力高炉
「最も有害な技術」――中国から伝わった火器
「すばらしい時計」
旅の発展、商業の発展
航海――羅針儀の発達
「原因の追究」――科学的態度
ヨーロッパ――西暦一四〇〇年
第七章 レオナルドとコロンブス――中世の終わり
「見事な活版印刷の技術」
銃と国家
芸術家-工学者――レオナルド・ダ・ヴィンチと仲間たち
一五世紀のテクノロジー――漸進的進歩
大洋へ漕ぎ出す船
西暦一五〇〇年以降――「西洋文明」
訳者あとがき (二〇一二年一〇月 栗原 泉)