著者:大澤 真幸[おおさわ・まさち](1958-) 社会学。随筆。
NDC:115 認識論
NDC:801.2 語源学、意味論
件名:認識
件名:意味論
【目次】
まえがき [i-v]
目次 [vii-xii]
I
1 コミュニケーションと規則――規則随順性の本態 003
1 規則に従うことについてのパラドクス
2 懐疑的解決
3 懐疑的解決への懐疑
4 他者の遠隔化する現前
5 規則随順性の本態
2 意味と他者性 099
1 意味
2 情報
3 他者性
3 意味の社会的次元――意味の理論はいかなる必然性のもとで社会の理論でもあるのか? 129
1 意味の現象学的規定
2 自己準拠
3 志向的態度のパラドクス
4 他者という場所
II
4 固有名の非固有性 169
1 名前の独自な価値
2 固体の単一性と宇宙の単一性
3 固有名の非固有性
5 言語行為論をどう評価するか 213
1 言語行為論の視座
2 言語行為の本源的失効可能性
3 〈主体〉の先験的審級
4 寄生的発話
5 経験的効果としての先験性
6 心の社会性――機械の心・人間の心 269
0 序
1 心と脳について
2 コミュニケーションについて
3 理解の機制について
4 ネクロノミコン
7 意味の生成・時間の生成 299
1 三時門破と神話的想像力
2 どこにもない家
3 時間の始まり
8 実在=現実とは何か 319
1 死体の不在/顔の実在
2 マットの上の猫
3 他者の善意
4 過剰な知
5 享楽の水準
あとがき(一九九四年九月一五日 大澤真幸) [361-367]
初出一覧 [368-369]
参考文献 [11-24]
事項索引 [5-10]
人名索引 [1-4]
【メモランダム】
・本書で扱うテーマはほとんど分析哲学のトピックなので、弊サイトでの分類に則ると、「言語」か「思想」どちらかに入る(どちらでもいい)。