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『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(吉川浩満 河出書房新社 2018)

著者:吉川 浩満[よしかわ・ひろみつ](1972-) 
対談:稲葉 振一郎[いなば・しんいちろう](1963-)
対談:大澤 真幸[おおさわ・まさち](1958-) 
対談:橘 玲[たちばな・あきら](1959-) ※筆名。
対談:千葉 雅也[ちば・まさや](1978-) 
対談:山本 貴光[やまもと・たかみつ](1971-)
件名:人間科学
NDC:002.04 総記 >> 知識.学問.学術 >> 評論

 

人間の解剖はサルの解剖のための鍵である :吉川 浩満|河出書房新社

 

 

【目次】
目次 [001-004]

 

 0 序 005
0-1 まえがき 006

0-2 序章:人間(再)入門のために―― 1989 / 2019 / 2049 011
問い――人間とはなにか? 011
歴史――人間の時代は終わった 014
回答――人間は不合理なロボットである 020
課題――欲望、合理性、倫理 028
附記 035

 1 認知革命 037

1-1 ヒトの過去・現在・未来――『サピエンス全史』とともに考える 038
なぜこんなに読まれたのか 038
AI時代にふさわしい近未来的アプローチ 042
この時代の創世記 046
私たちは何を望みたいのか? 051
別の物語をつくりだし、別の未来を拓く 056
附記 059

1-2 合理性のマトリックスとロボットの戦い――認知と進化の観点から 061
系統的に誤答を招く諸問題 063
  現代の人間本性論
  記述‐規範ギャップ 
合理性、不合理性、深い合理性――経済学、行動経済学進化心理学 068
  合理性大論争
  予想通りに不合理
  合理的な動物
ふたつの主体、ふたつの合理性―― 二重過程理論から見た合理性 075
  人間像の弁証法
  ひとつの脳にふたつの心
  複製子と乗り物
  ロボットと引き綱
  複製子‐乗り物ギャップ
  合理性のマトリックス 
合理性と現代社会――マトリックスをさまようロボット 087
  進化的適応環境‐現代社会ギャップ
  誘蛾灯、脊髄反射、合理性障害、鉄の檻
  合理性と主体性
附記 093
参考文献 096

1-3 社会問題としての倫理学――道徳心理学、人工知能功利主義 098
附記 107
参考文献 108

1-4 人間の〈未来〉/未来の〈人間〉――産業社会論、SF、共和主義稲葉振一郎吉川浩満] 109
崩壊した未来像 110
ミドルレンジを考える 113
人間が滅亡するのはよくないことか? 116
人間とはなんのことか 118
道徳的に尊重されるべきもの 121
不死のリスク 124
これからの人工知能 126
機械同士の「リベラルな共和主義」 127
人間は、いてもいなくてもいいのか? 131
附記 132

 

 2 進化と絶滅 135
2-1 「生きづらいのは進化論のせいですか?」――進化論と現代社 136
進化論のせいで生きづらい? 136
「進化論」は「ダーウィニズム」ではない? 138
進化論という「お守り」 141
絶滅のシナリオ三パターン 144
凡人の考えを撃つ? 148
附記 150

2-2 人類の起源という考えそのものについて――起源神話のふたつのドグマ 152
附記 162

2-3 人新世における人間――ヒトのつくった地質年代 163
新たな地質年代 163
「人新世」の誕生 165
人新世とはなにか 167
人新世における人類 170
附記 173

2-4 絶滅とともに哲学は可能か――思弁的実在論、未来の他者、女性の公式大澤真幸+千葉雅也+吉川浩満] 174
歴史の偶然性とゲームの切断 174
絶滅とともに哲学は可能か 181
「不可能なもの」としての外部の絶滅 188
神の死の後に留まること 192
究極の「制度の他者」のしての絶滅 196
絶滅とともにある利他性 201
「すべてではない」潜在性の次元としての外部 204
附記 209

 

 3 人物 211
3-1 リチャード・ドーキンス――文明史におけるドーキンス 212
クリスマス・レクチャーとドーキンスの著作 213
ドーキンスと私たち――文明史におけるドーキンス 216
附記 219

3-2 アンリ・ファーブル――進化論ぎらい 221
附記 228

3-3 多田富雄――自然科学とリベラルアーツ 230
あいまいな免疫系の私――多田免疫論の意味論 231
超システムとしての生命――多田生命論の意味論 233
自然科学とリベラルアーツ――多田統合論の意味論 236
附記 239

3-4 見田宗介――大人の青年 241
附記 250

3-5 バーナード・ウィリアムズ――道徳における運 253
結果の不確実性 253
道徳的な運 254
「想定外」にたいする態度 259
道徳と倫理 260
附記 262

 

 4 作品 265 
4-1 21世紀の〈人間〉のための二一冊――フーコーからポストヒューマンSFまで 266
附記 270

4-2 利己的な遺伝子』からはじまる一〇冊――刊行40周年を機に[橘玲吉川浩満] 271
日本の人文学の「失われた二〇年」 271
ドーキンスから生まれた知の流れ 275
それでも虹は美しいのか? 279
附記 283

4-3 人間本性から出発する――ヒース『啓蒙思想2.0』、スタノヴィッチ『心は遺伝子の論理で決まるのか』[山本貴光吉川浩満] 284
クレイジーな時代? 285
叛逆かパターナリズムか 287
附記 292

4-4 対立を調停する――メタ道徳としての功利主義――グリーン『モラル・トライブズ』 293
附記 296

4-5 リベラル派は保守派に学べ?――ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』 298
附記 301

4-6 リバタリアンパターナリズムの可能性――サンスティーン『選択しないという選択』 303
附記 306

4-7 チューリングの革命と変容するリアリティ ――フロリディ『第四の革命』 308
附記 310

4-8 ポジティヴ・コンピューティングの挑戦――カルヴォ他『ウェルビーイングの設計論』 312
附記 315

4-9 汎用人工知能の文明史的意義――シャナハン『シンギュラリティ』 317
附記 320

4-10 ゲノム編集技術はなにをもたらすか――ダウドナ他『CRISPR/クリスパー』 322
附記 326

4-11 インターフェースをたどる哲学的実践――プレヒト『哲学オデュッセイ』 328
附記 330

4-12 フロム・カタストロフ・ティル・ドーン――島田雅彦『カタストロフ・マニア』 331
附記 338

4-13 危険な知識をめぐる二つの問い――映画『猿の惑星』シリーズ 340
附記 345
参考文献 346

4-14 レプリカントに人間を学ぶ――映画『ブレードランナー』『ブレードランナー2049』 347
附記 352

 

あとがき(二〇一八年五月 吉川浩満) [354-355]

 

 

 

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