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『レイシズムを解剖する――在日コリアンへの偏見とインターネット』(高史明 勁草書房 2015)

著者:高 史明[たか・ふみあき](1980-) 社会心理学
NDC:316.8 国家と個人・宗教・民族 >> 民族・人種問題


レイシズムを解剖する - 株式会社 勁草書房


【目次】
目次 [iii-iv]
はじめに [001-006]


第1章 問題と目的 007
1―1 在日コリアンを巡る社会情勢――蔓延するレイシズムヘイトスピーチ 007
1―2 レイシズム社会心理学的解明――新旧二つの偏見 012
1―3 本書の構成 018
注 020


第2章 Twitterにおける言説の分析 023
2―1 研究1 コリアンについての言説:誰が、どのような投稿をしているのか? 024
  2―1―1 問題と目的 024
  2―1―2 方法 028
  2―1―3 結果と考察 031
    投稿者の性質
    頻出語の分析
    コードに基づく分析
    発言の感情価
  2―1―4 研究1のまとめ 046

2―2 研究1補足 レイシズム関連ツイートをさらに分析する 048
  2―2―1 目的 049
  2―2―2 方法 049
  2―2―3 結果と考察 049
    発言の感情価
    投稿の形式
    投稿のシェア
    頻出語の分析
    コードに基づく分析
  2―2―4 研究1補足のまとめ 062

2―3 研究2 中国人についての言説を用いた比較 063
  2―3―1 問題と目的 064
  2―3―2 方法 064
  2―3―3 結果と考察 065
    発言者の性質
    頻出語の分析
    コードに基づく分析
  2―3―4 研究2のまとめ 071

2―4 研究3 日本人についての言説:意識されるコリアン 072
  2―4―1 問題と目的 073
  2―4―2 方法 073
  2―4―3 結果と考察 074
    発言者の性質
    頻出語の分析
    コードに基づく分析(国・地域・民族)
    コードに基づく分析(頻出テーマ)
  2―4―4 研究3のまとめ 081

2―5 第2章のまとめ 081
注 084


第3章 質問紙調査によるレイシズムの解明 087
3―1 研究4 レイシズムは2つに分けられるのか? 088
  3―1―1 問題と目的 088
  3―1―2 方法 090
  3―1―3 結果 093
  3―1―4 考察 097

3―2 研究5 2つの“レイシズム”は“2つのレイシズム”か? 100
  3―2―1 問題と目的 101
  3―2―2 方法 107
  3―2―3 結果 108
    予測的妥当性と弁別的妥当性(人数推定課題)
    矛盾する不満
    価値観とレイシズム
  3―2―4 考察 115
    予測的妥当性と弁別的妥当性(人数推定課題)
    矛盾する不満
    価値観とレイシズム

3―3 第3章のまとめ 118
注 119


第4章 インターネットの使用とレイシズムの強化 121
4―1 研究6 インターネットの使用と右翼傾向に関係はあるのか? 122
  4―1―1 問題と目的 122
    二つの保守イデオロギー
    メディアとイデオロギーレイシズム
    性差とイデオロギー
  4―1―2 方法 128
    回答者
    質問紙
  4―1―3 結果 129
    相関
    構造方程式分析
  4―1―4 考察 137
    インターネットと右翼傾向
    他のメディアと右翼傾向
    感情温度に対するイデオロギーの影響
    レイシズムの性差におけるイデオロギーの役割

4―2 研究7 インターネットの何がレイシズムに関わるのか? 144
  4―2―1 問題と目的 144
  4―2―2 方法 145
  4―2―3 結果 147
  4―2―4 考察 154
    使用目的別の分析
    2ちゃんねる2ちゃんねるまとめブログ
    インターネットのニュースサイトとレイシズム
    TwitterSNS
    メールの使用

4―3 第4章のまとめ 161
注 162


第5章 集団間接触によるレイシズムの低減 165
5―1 研究8 友達、友達の友達の効果 165
  5―1―1 問題と目的 165
  5―1―2 方法 168
  5―1―3 結果 169
  5―1―4 考察 173


第6章 全体考察 177
6―1 本書の構成と研究結果 177

6―2 在日コリアンに対するレイシズムの解明 179
  6―2―1 レイシズムの構造――古典的レイシズムと現代的レイシズム 179
  6―2―2 ソーシャル・メディアにおけるレイシズム 182
  6―2―3 インターネットの使用と右翼傾向 185
  6―2―4 レイシズム低減の可能性 189

6―3 本書の意義 191

6―4 本書の限界と今後の可能性 193
  6―4―1 研究サンプルの問題 193
  6―4―2 横断的調査の限界 194
  6―4―3 現代的レイシズム概念の応用的意義 195
  6―4―4 Twitter調査の方法論上の限界 196
  6―4―5 他の民族・人種集団との比較 197
  6―4―6 態度研究の限界 198
注 198


おわりに [201-204]
あとがき [205-209]


引用文献 [5-18]
事項索引 [3-4]
人名索引 [1-2]