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『地図入門』(今尾恵介 講談社選書メチエ 2015)

著者:今尾 恵介[いまお けいすけ] (1959-) 地図研究家。エッセイスト。

地図入門 (講談社選書メチエ)

地図入門 (講談社選書メチエ)

  • 作者:今尾 恵介
  • 発売日: 2015/04/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

【目次】
まえがき(今尾恵介) [003-008]
目次 [009-012]


第1章 地図とは何か――地形図、土地条件図、住宅地図、海図 013
  地図の種類――羅図と主題図
  地形図――風景の見える地図
  陸軍と田んぼの記号
  学校地図帳――立体的に世界を眺める
  地名は現地呼称主義に
  土地条件図
  住宅地図――足で情報収集した苦労の賜物
  海図――水の底を見透す


第2章 風景を記号化する――地図記号 039
  この世を抽象化するための記号
  お役所の記号が多い日本の地形図
  地形図の植生記号
  外国の地形図の記号
  総描――この世を丸めて示す
  独立建物(小)
  街の発達史を読む
  独立建物(大)
  その他の建物類似物件――無壁舎
  外国地形図の総描家屋
  建物記号の位置について
  真位置に置く記号もある
  建物記号が真位置に変更された新図
  縮尺によって必要になる「転位」


第3章 地図の縮尺と高さ 071
  縮尺とは何か
  大縮尺と小縮尺
  メートル法
  「6万3360分の1」の謎
  地図の「高さの基準」
  海図の0メートルは東京湾の平均海面ではない
  地形の表現方法、等高線
  ケバ/等値線の一種、等深線と等高線
  等高線と地形
  地図作製のための空中写真撮影
  等高線の種類
  各国の等高線間隔の相違
  等高線が描かれない場所


第4章 地図と地名のはなし 107
  日本の行政区分と地名階層
  住所表示の特例
  大正期の帝国図における町村名と居住地名
  地勢図の「字隔の違い」にも残った帝国図の思想
  平成の大合併と地名表記の問題
  自然地名の表記
  優れた地図は「地名の広がり」を直感できる
  地図で読む地名と地形


第5章 地図と政治 149
  戦争と地図
  戦時改描と立川
  いろいろな改描の実際
  要塞地帯の観光
  竹島の地図はどうなっているか
  北方領土の地形図
  東京都庁問題、ロンドンの幽霊道路


第6章 地形を味わう 177
  地図で観察する川
  大井川下流部「越すに越されぬ……」
  大井川中流部は嵌入蛇行「鵜山の七曲がり」
  嵌入蛇行の西の雄――四万十川
  河川が何を争奪する?
  北海道の山でも人知れず河川争奪
  集落の形に残る阿賀野川の蛇行跡
  扇状地天井川
  河岸段丘というテラス
  ダイナミックな信濃川河岸段丘
  川がトンネルをくぐる――養老川
  地図で味わう個性的な地形――細長く伸びた東平安名岬(沖縄県喜島市)
  若く美しい山肌――開聞岳(鹿児島県指宿市
  噴火産続きになった桜島(鹿児島県鹿児島市
  地形の見本市・上甑島(鹿児島県薩摩川内市
  本当に丸い米丸住吉池(鹿児島県姶良市
  メサの代表・万年山(大分県玖珠町九重町
  讃岐のミニ富士群(香川県坂出市高松市ほか)
  中海と「締切未遂」の堤防(島根県松江市
  身を削って城の石垣を提供した犬島(岡山市東区
  複雑な飛地をたどる(京都府木津川市笠置町
  古墳がひしめく近郊都市(大阪府藤井寺市羽曳野市
  もうひとつの五稜郭(長野県佐久市
  伊豆北西端のフック・大瀬崎(静岡県沼津市
  大崩海岸・石部の海上橋(静岡市駿河区焼津市
  大室山と溶岩台地(静岡県伊東市
  一碧湖と校庭になった噴火口(静岡県伊東市
  地すべり地帯・猿供養寺の棚田(新潟県上越市
  旧山古志村に広がる無数の養魚池(新潟県長岡市
  三宅島の噴火前と噴火後(東京都三宅村
  丸い頂が並ぶ箱根の二子山(神奈川県箱根町
  田んぼの海に浮かぶ島々――象潟(秋田県にかほ市
  日本最低所――ダイナミックな石灰の露天掘り(青森県八戸市
  青函トンネル内の水準点(青森県外ヶ浜町沖)
  分水界が海辺の崖上――落石付近(北海道根室市


あとがき 地図に騙されないために [226-236]
主要参考文献 [237-238]
索引 [239-242]