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『幼児教育の経済学』(J. J. Heckman[編著] 古草秀子[訳] 東洋経済新報社 2015//2013)

原題:Giving Kids a Fair Chance (The MIT Press)
編著者:James Joseph Heckman(1944-)
フォーラム参加者:
  Mike Rose(1944-2021) カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院教育・情報学部教授。
  Robin L. West(1954-)  ジョージタウン大学法律センター法学および哲学教授。
  Charles Murray(1943-) アメリカンエンタープライズ研究所W・H・ブレイディ研究員。
  Carol S. Dweck スタンフォード大学心理学教授。
  David Deming ハーヴァード大学教育学部大学院教育学および経済学准教授。
  Neal McCluskey ケイトー研究所教育的自由センター副所長。
  Annette Lareau(1952-) ペンシルヴェニア大学社会学教授。
  Lelac Almagor ワシントンDCのチャータースクール教師。
  Adam Swift(1961-) オックスフォード大学ベリオールカレッジ政治学講師。
  Harry Brighouse ウィスコンシン大学マディソン校哲学教授。
  Geoffrey Canada(1952-) Harlem Children's Zoneの創設者、代表者。
訳者:古草 秀子[ふるくさ・ひでこ](1954-) 翻訳。
解説:大竹 文雄[おおたけ・ふみお](1961-) 労働経済学、行動経済学


幼児教育の経済学 | 東洋経済STORE


【目次】
献辞・コロフォン [002]
目次 [003-007]


パート I  子供たちに公平なチャンスを与える[ジェームズ・J・ヘックマン] 009
  両極化
  認知力を超えるもの
  幼少期の重要性
  幼少期の介入が変化をもたらす
  実際的な問い
  再分配ではなく、事前分配を


パート II 各分野の専門家によるコメント 045

職業訓練プログラムも成果を発揮する[マイク・ローズ] 046

幼少期の教育は母親の人生も改善する[ロビン・ウェスト] 052

幼少期の教育的介入に否定的な報告もある[チャールズ・マレー] 058

思春期の子供への介入も重要だ[キャロル・S・ドウェック] 063

質の違いよりすべての子がプログラムを受けられることが大事[デヴィッド・デミング] 068

ペリー就学前プロジェクトの成果は比較的小さい[ニール・マクラスキー] 073

学業成績や収入は大事だが、人生のすべてではない[アネット・ラロー] 079

良いプログラムは何が違うのかを研究し続ける必要がある[ルラック・アルマゴール] 084

恵まれない人々の文化的価値観に配慮した介入を[アダム・スウィフト、ハリー・ブリグハウス] 090

就学前の親への教育と「考え方を変えること」が子供たちを救う[ジェフリー・カナダ] 096


パート III ライフサイクルを支援する[ジェームズ・J・ヘックマン] 101


[解説] 就学前教育の重要性と日本における本書の意義[大竹文雄 大阪大学副学長、大阪大学社会経済研究所教授] 109
  就学前教育の重要性
  非認知能力の重要性
  教育効果計測の難しさ
  成人の職業訓練の非効率さと就学前教育
  ペリー就学前プロジェクト
  日本におけるヘックマン教授の研究の意味


参考文献 [124]
寄稿者略歴 [126-127]