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『福祉の経済思想家たち[増補改訂版]』(小峯敦[編] ナカニシヤ出版 2010//2007)

※執筆者一覧はページ下部。
NDC:331.2 経済学説史.経済思想史


福祉の経済思想家たち - 株式会社ナカニシヤ出版



【目次】
増補改訂版へのまえがき(2010年4月 ケンブリッジにて 編者) [i-iv]
  入門書/本書の視点/本書の構成/教員の方へ/時間のない人のために/より発展した学習のために
目次 [v-vii]


第01章 福祉と/の経済思想――古代から現代へ 001
1 福祉と経済思想 001
2 福祉の経済思想 004
注/レポート執筆のヒント/文献 008


第1部 経済学の成立と貧困の発見 

第02章 「重商主義」の時代――貧困と救済 011
1 「われら失いし世界」 011
  国力増強システムとしての「重商主義」/「われら失いし世界」/戦争の時代/ホッブズの不安
2 貧民とその救済 014
  マンと東インド会社/貧民救済/質屋と慈善銀行/抵当銀行
3 モラル・エコノミー 018
  モラル・エコノミーと分配的正義/分配的正義と隣人愛
4 おわりに 020
注/レポート執筆のヒント/文献 020


第03章 スミス ――文明社会における労働貧民の境遇 022
1 略伝――スコットランド啓蒙とフランス啓蒙 022
  スコットランドに生まれて/「経済学者」スミス
2 自然的自由のシステム――穀物取引の自由化 024
  スミスの「福祉」/市場〔いちば〕から市場〔しじょう〕へ
3 経済成長のメカニズムと賃金トレンド 027
  公共の福祉の恒常的増進を目指して/経済成長のメカニズムと賃金トレンド/スミスの経済成長論の特徴
4 おわりに 030
  労働貧民の境遇:無知と独立/政府の役割
注/レポート執筆のヒント/文献 032


第04章 ベンサム ――安全で幸福な社会の構想 034
1 略伝――不合理な現実社会の改革 034
  書斎の哲学者として/社会の改革のために
2 立法の科学――(最大多数の)最大幸福 036
  功利性の原理と快苦計算/平等の思想と多元的な原理の体系
3 自由な市場――スミスの批判的継承 039
  『高利』の擁護/「資本は交易を制限する」の帰結
4 市場への介入――救貧法をめぐって 041
  貧困層の増大/困窮と貧困の区別/全国慈善会社による救貧/飢餓・間接立法・流通年金紙幣
5 おわりに 044
注/レポート執筆のヒント/文献 045


第05章 マルサスリカード ――救貧法批判を中心に 047
1 略伝――アダム・スミスの後継者たち 047
  マルサスの生涯と主要著作/リカードの生涯と主要著作
2 マルサス救貧法批判と農工併存主義 049
  マルサス=ゴドウィンの貧困論争/救貧法の段階的廃止論/農工併存制度
3 リカードの進歩的社会と労働者の状態 053
  賃金論の基本内容/3つの条件/救貧法問題への応用/経済学(者)の使命
4 おわりに 056
  救貧法に対する基本見解/新救貧法との関連
注/レポート執筆のヒント/文献 057


第06章 J. S. ミル ――社会の漸進的改良 059
1 略伝――社会の改革者J. S. ミルの生涯 059
  英才教育の下で/ハリエッと・テイラーとの出会い
2 ベンサム功利主義からミル独自の功利主義へ 062
  独自の功利主義へ/感情の陶冶
3 自由と個性の重要性 063
  社会の均質化のなかで/労働者と女性の政治参加
4 『経済学原理』の原理 065
  生産・分配の二分論/労働者階級の自立
5 停止状態論 067
  リカードの「停止状態」/人間的進歩の力
6 おわりに 068
  人間の可能性への信頼
レポート執筆のヒント/文献 069


第2部 経済学の革命と社会改良 

第07章 シジウィック ――アートとしての経済学 073
1 略伝――宗教と科学との葛藤 073
  シジウィックの生い立ち/宗教と科学との対立
2 シジウィックの倫理学――功利主義とは 074
  倫理学とは/功利主義とは/シジウィックの功利主義/社会全体の善/社会的な善のために
3 アートとしての経済学 078
  倫理から経済へ/生産のアート/分配のアート
4 おわりに 082
  シジウィックの現代的評価
注/レポート執筆のヒント/文献 083


第08章 ジェヴォンズとエッジワース ――功利主義的社会改革思想 084
1 略伝――近代経済学の興隆 084
  ジェヴォンズの生涯/エッジワースの生涯
2 ジェヴォンズ、エッジワースの功利主義思想と経済学 087
  Political EconomyからEconomyへ/快楽受容能力と平等性/功利主義的な社会観
3 ジェヴォンズの社会改革思想――教育の重要性 090
  慈善事業批判/『石炭問題』と成長の限界
4 エッジワースの福祉国家論――累進課税制度 092
  最小犠牲説/不平等の緩和
5 おわりに 093
注/レポート執筆のヒント/文献 094


第09章 バジョット ――民主主義と世論 095
1 略伝――社会の観察者 095
  銀行家の息子として/『エコノミスト』紙の編集長に
2 イギリスの議院内閣制度 097
  不文憲法=慣習法の国イギリス/三権分立の批判
3 偽装された共和制 099
  威厳のある部分と実効的な部分/政治の飾りと、背後にある本体
4 民主主義の展開と世論 101
  選挙資格と世論/労働者階級の政治参加への不信/中産階級のリーダーシップへの期待/議論の効と生き生きとした中庸
5 おわりに 105
  大衆民主主義社会を心理的に分析する先駆者
レポート執筆のヒント/文献 106


第10章 ワルラス ――完全自由競争と社会主義 107
1 略伝――社会問題の解決と経済理論の完成 107
  一般均衡理論の創始者
2 社会問題とワルラスの思想 108
  ワルラス理想社会/社会改革のプラン
3 一般均衡理論 110
  市場均衡/一般均衡
4 土地国有化と租税廃止、労働市場の組織化 112
  土地国有化と租税廃止/労資対立批判/労働者の地位向上策
5 アソシアシオン 114
  アソシアシオンの経済理論/アソシアシオンの普及策/ワルラスの社会ヴィジョン
6 おわりに 116
注/レポート執筆のヒント/文献 117


第11章 マーシャル ――労働者階級の向上 119
1 略伝――ケンブリッジ学派の創始者 119
  経済学への途/マーシャルと『経済学原理』
2 マーシャル経済学の時代背景 122
  貧困の罠/国際競争力の低下
3 労働者階級の将来 123
  長時間労働の問題/労働時間短縮と教育
4 生活基準の経済学 124
  生活基準/企業家の社会的貢献/教育の役割
5 政府の役割と経済的自由 127
  経済的自由/貧困者の救貧策/政府の役割/政府介入の範囲
6 おわりに 129
  経済進歩における労働者の役割/労働者の階層移動
注/レポート執筆のヒント/文献 131


第3部 20世紀型福祉国家への模索 

第12章 ピグー ――厚生の経済学 135
1 略伝――倫理学から経済学へ 135
  倫理学と経済学
2 厚生とは? 136
  目的善と手段善/善の構成要素
3 厚生と経済的厚生の関係 139
  ピグーの3命題/経済的厚生と全体的厚生
4 国家の役割 140
  第1命題(富の増大)/第2命題(分配の平等)/第3命題(景気の安定)
5 市民の役割 143
  市民の社会的義務/贈与(慈善)について/貯蓄について/消費について
6 おわりに 145
  福祉国家と福祉社会/第2命題論争
注/レポート執筆のヒント/文献 146


第13章 ホブソン ――異端の経済思想 147
1 略伝――異端の経済学者として生きて 147
  『異端の経済学者の克服』/ジャーナリスト兼研究者として
2 不安と失業の原因分析 149
  不況の発生と正統派経済学の考え方/過少消費説による資本主義の理論的分析/貯蓄は美徳か?
3 帝国主義批判と新自由主義 152
  不況解消策としての海外膨張/貯蓄分配政策と高賃金論/新自由主義とリベラル・リフォーム
4 厚生の拡大へ向けて 154
  人間の全般的厚生の検討/生産活動と消費活動における厚生
5 おわりに 157
  人間の厚生の拡大
注/レポート執筆のヒント/文献 157


第14章 ウェッブ夫妻――「国民的効率」とナショナル・ミニマム 159
1 略伝――19世紀末のイギリス社会 159
  夫シドニーの生い立ち/妻ビアトリスの生い立ち/パートナーとして
2 産業衰退とイギリス経済 162
  「産業衰退」と教育/「産業衰退」と福祉
3 ウェッブ夫妻アルフレッド・マーシャル 163
  マーシャルの「有機的成長論」/「有機的成長論」とナショナル・ミニマム
4 ナショナル・ミニマム 164
  「進歩」と「退行」/低賃金の経済/ナショナル・ミニマム
5 自由貿易ナショナル・ミニマム 166
  チェンバレンの関税改革運動/貧困層の労働条件/寄生的産業/自由貿易ナショナル・ミニマム
6 おわりに 169
  国民的効率の現代性
レポート執筆のヒント/文献 169


第15章 ヴェブレンとコモンズ ――制度学派と良き社会論 171
1 略伝――進化論と法 171
  ヴェブレン/コモンズ
2 ヴェブレン――『有閑階級の理論』 173
  製作者本能/顕示的閑暇と顕示的消費/ヴェブレンの制度概念
3 資本主義のゆくえ 176
  ヴェブレンの理想社会/自然淘汰による制度進化
4 コモンズ――取引と集団行動 177
  取引の分類と個人行動/コモンズの集団概念
5 適正な資本主義 180
  三つの取引の組合せ/人為的淘汰による制度進化/現代制度学派への影響
6 おわりに 181
注/レポート執筆のヒント/文献 182


第4部 福祉国家の誕生 

第16章 福田徳三と河上肇――経世済民の思想 187
1 略伝――社会問題に取り組んだ2人の日本人経済学者 187
  福田徳三について/河上肇について
2 日本における社会問題への注目 190
  明治時代の社会問題への対応/労働運動・社会主義運動の活発化
3 福田徳三の社会政策論――生存権と国家の役割 191
  社会政策論の源流/社会政策の方法/福田の社会政策論の評価
4 河上肇の貧乏論――道徳と産業政策による貧困解決 193
  ナショナリズム人道主義/『貧乏物語』の内容/『貧乏物語』の意義
5 おわりに 196
  経世済民を目指して/それは挫折に終わったのか
注/レポート執筆のヒント/文献 198


第17章 ケインズベヴァリッジ ――福祉国家の合意 200
1 略伝――ヴィクトリア時代の知的伝統 200
  ケインズと反抗精神/ベヴァリッジと官僚精神
2 福祉国家の合意 202
  戦後のコンセンサス/有効需要論と失業/社会保障論と失業
3 ケインズの福祉論 204
  ケインズの良き社会論/資本主義の欠陥/中道精神
4 ベヴァリッジの福祉論 206
  市民の安全/市場への信頼と不安/中道主義
5 おわりに 209
  2人の協働
注/レポート執筆のヒント/文献 210


第18章 シュンペーター ――不況と企業家精神 211
1 略伝――戦争の混乱のなかで 211
  その生涯
2 シュンペーターの経済観 213
  シュンペーターケインズ/経済の動態的把握――創造的破壊/景気循環論/資本主義から社会主義
3 シュンペーターと失業 216
  摩擦の調停/裁量主義への批判/福祉との関係
4 イノベーションの結果としての不況――景気循環論・再論 218
5 おわりに 219
注/レポート執筆のヒント/文献 220


第19章 ポランニー ――社会の自己防衛から福祉国家の哲学へ 221
1 略伝――カール・ポランニーの思想と人生 221
  世紀末の混乱/第一次世界大戦とウィーン時代/ファシズムの台頭とイギリス時代/冷戦とアメリカ時代
2 福祉国家はなぜ批判されるのか――ポランニーの予言 224
  新自由主義福祉国家福祉国家の危機とポランニーの予言
3 『大転換』の主題――市場ユートピアと社会の自己防衛の限界 226
  19世紀市場社会と二重運動/二重運動の緊張と市場による調整の行き詰まり/社会の自己防衛と時代遅れの福祉国家
4 スピーナムランドはなぜ失敗したのか――福祉国家批判の起源 228
  スピーナムランド法から新救貧法へ/文化破壊と貧民/市場志向と文化的真空
5 おわりに 230
  社会の自己防衛から福祉国家の哲学へ
注/レポート執筆のヒント/文献 231


第20章 新厚生経済学――「科学」としての経済学 232
1 ロビンズのピグー批判――効用の個人間比較 232
  新厚生経済学の誕生/効用の個人間比較/効用の個人間比較の科学的不可能性/経済学の中立性/ロビンズのピグー批判
2 カルドアとヒックスの「補償原理」 235
  福祉の基準としての「パレート基準」/パレート基準とパレート改善/カルドアとヒックスの「補償原理」
3 シトフスキー・パラドックス 237
  シトフスキー・パラドックス
4 バーグとサミュエルソンの「社会的厚生関数」 237
  「ハーヴァード派」厚生経済学の登場/社会的厚生関数/社会的厚生関数と倫理的価値判断
5 アローの「社会的選択理論」 240
  社会的選択理論と不可能性定理/投票のパラドックス/民主主義と独裁制
6 おわりに 242
  厚生経済学の新地平
注/レポート執筆のヒント/文献 243


第5部 「福祉国家」批判を超えて 

第21章 ミュルダール ――北欧福祉国家と福祉世界 247
1 略伝――制度派経済学者へ 247
  スウェーデンアメリカ/国際問題への関心
2 1930年代のスウェーデンの人口問題 249
  出生率の低下/新しい出産奨励主義
3 福祉国家と低開発経済 251
  世界の平等問題/福祉国家が低開発経済に与える影響
4 資本主義先進国における福祉国家の形成 252
  3つの圏・3つの計画/福祉国家の形成要因/不可逆な福祉国家の形成過程/スウェーデン礼賛/次の段階
5 福祉国家のヴィジョン 256
  福祉国家国民主義的限界/福祉世界の実現に向けて
6 おわりに 258
  歴史は人間がつくるもの
注/レポート執筆のヒント/文献 258


第22章 ハイエク ――福祉国家自由社会 260
1 略伝――自由主義思想家の闘い 260
  社会主義から自由主義へ/ケインズとの論争/『隷従への道』からアメリカへ/新自由主義の権威として
2 「福祉国家」批判 264
  ヨーロッパ社会主義の世紀/「福祉国家」の意味/「社会主義」の幻想/社会保障制度/累進課税
3 ハイエクにとっての一般福祉 268
  正義にかなう行動ルール/「法の支配」の下の「偉大な社会」
4 おわりに 270
  福祉国家批判
注/レポート執筆のヒント/文献 270


第23章 フリードマン ――“福祉国家アメリカ”の批判者 272
1 略伝――20世紀アメリカの激動のなかで 272
  経済学への関心/シカゴ学派
2 フリードマン福祉国家批判 274
  “福祉国家”としてのアメリカ/フリードマン福祉国家批判/福祉支出が拡大するメカニズム/福祉国家と個人の自由
3 個人の自由と国家の役割 277
  経済的自由の重要性/望ましい政府のあり方
4 フリードマン社会福祉制度論 278
  福祉国家からの脱却プログラム/負の所得税教育バウチャー制度
5 おわりに 280
注/レポート執筆のヒント/文献 281


第24章 ノージックロールズ、セン ――リバタリアニズムリベラリズム 283
1 略伝――現代の自由主義 283
  ノージックロールズ/セン
2 リバタリアニズムリベラリズム 285
  リベラリズムとは/リバタリアニズム
3 ロールズの正義の理論 286
  公正としての正義/正義の2原理
4 センの潜在能力アプローチ 288
  潜在能力とは/善を考慮したルール
5 ノージック最小国家論 289
  国家は正当なものか/自己所有権と正義の権限理論/ノージックによるリベラリズム批判/メタ・ユートピアとしての最小国家
6 おわりに 293
  社会的正義の原理
注/レポート執筆のヒント/文献 293


第25章 エスピン=アンデルセン ――福祉国家の正当化と類型化 295
1 福祉国家(論)の最盛期 295
  T. H. マーシャル/ウィレンスキー/ティトマス
2 「福祉国家の危機」の時代 297
  福祉国家の危機/福祉国家の多様性
3 エスピン=アンデルセン福祉国家論 298
  人となり/福祉国家と脱商品化/福祉国家と階層化/福祉レジーム/福祉レジーム論への批判
4 おわりに 303
  新しい社会問題の台頭/福祉国家から福祉社会へ
注/レポート執筆のヒント/文献 304


読書案内 [307-309]
福祉と経済思想:年表 [311-322]
索引〔人名/事項〕 [323-330]
執筆者の紹介 [331-334]




【メモランダム】
・執筆者の氏名 + 本書の担当箇所
・巻末から転載したもの。ゆえに所属先の情報は刊行当時のもの。

[編者]
小峯 敦(こみね・あつし)
 龍谷大学経済学部教授(経済学史).一橋大学大学院経済学研究科・博士後期課程単位取得退学.『ベヴァリッジの経済思想』(昭和堂 2007),『福祉国家の経済思想』(編著 ナカニシヤ出版 2006)、他。


[執筆者]
伊藤 誠一郎(大月短期大学教授、重商主義
久保 真(嘉悦大学准教授、スミス)
板井 広明(青山学院大学非常勤講師、ベンサム
益永 淳(中央大学准教授、マルサスリカード
藤本 正富(大阪学院大学准教授、ミル)
山崎 聡(高知大学准教授、シジウィック)
上宮 智之(大阪経済大学講師、ジェヴォンズ
山根 聡之(一橋大学大学院、バジョット)
高橋 聡(中央大学非常勤講師、ワルラス
近藤 真司(大阪府立大学教授、マーシャル)
本郷 亮(弘前学院大学講師、ピグー
八田 幸二(中央大学准教授、ホブソン)
江里 口拓(愛知県立大学准教授、ウェッブ夫妻
高橋 真悟(京都大学研修員、ヴェブレン)
牧野 邦昭(摂南大学講師、福田徳三・河上肇
小峯 敦(龍谷大学教授、序論、ケインズベヴァリッジ) ※編者。
本吉 祥子(東北工業大学研究員、シュンペーター
若森 みどり(首都大学東京准教授、ポランニー)
木村 雄一(埼玉大学准教授、新厚生経済学
藤田菜々子(名古屋市立大学准教授、ミュルダール)
楠美 佐子(名城大学助教ハイエク
佐藤 方宣(大東文化大学特任講師、フリードマン
原谷 直樹(東京交通短期大学助教ノージックロールズ・セン)
下平 裕之(山形大学准教授、エスピン=アンデルセン