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『経済学とユートピア――社会経済システムの制度主義分析』(Geoffrey M. Hodgson[著] 若森章孝,小泉渺,森岡孝二[訳] ミネルヴァ書房 2004//1999)

原題:Economics and Utopia: Why the learning economy is not the end of history
著者:Geoffrey Martin Hodgson(1946-) 制度派経済学
訳者:若森 章孝[わかもり ふみたか](1944-) 政治経済学。レギュラシオン理論。
訳者:小池 渺[こいけ・ひろし](1947-) 政治経済学。経済学史(シスモンディ研究)。
訳者:森岡 孝二[もりおか・こうじ](1944-2018) 政治経済学。


https://www.minervashobo.co.jp/book/b48568.html


【目次】
日本語版への序文 [i-iv]
序文 [v-xi]


第1章 序論 001
ユートピアについての若干の考察 
本書の主題 
ユートピア経済学とどこにもない場所の経済学 


  I ビジョンと幻想
第2章 社会主義イノベーションの限界 018
社会主義」という言葉の登場と意味 
多元的社会主義経済論の遅れた始まり 
社会主義と多様性の問題 
社会主義経済計算論争 
「民主的計画」の提案  
コンピュータは救済者となるか 
社会主義は学ぶことができるか 


第3章 市場的個人主義専制 074
契約と市場の限界 
ニーズの最高の審判者としての個人 
学習は市場個人主義に対する挑戦
市場個人主義と自由の鉄檻  
市場のいわゆる普遍性 
組織とイノベーションおよび学習の諸条件 
市場個人主義と構造上の多様性への不寛容 
さまざまなタイプの市場制度の評価 


  II 既存の理論の盲目性
第4章 主流の経済学の普遍性 120
主流の経済学による普遍主義の標傍 
ハイエクの経済学における普遍主義 対 現実主義 
特殊的イデオロギーの隠蔽 
契約論的分析の限界 
行為者と構造 


第5章 カール・マルクスと資本主義の勝利 143
非歴史的普遍の隠蔽 
不純物の必要性の問題 
行為者と構造 


第6章 制度主義と資本主義の多様性 167
ヴェブレンのマルクス批判 
特殊性と普遍性 
分析単位としての制度 
多様性と混成原理 
実在する資本主義の多様性 
グローバリゼーションと収斂の一大場面 


  III バック・トゥー・ザ・フューチャー
第7章 契約と資本主義 200
資本主義の定義の再検討 
雇用関係の本質と重要性 
雇用契約の不完備性 
ツナ缶の購買と抗争的交換 


第8章 知識と雇用 227
複雑性と知識の増進 
マルクス主義にとってのつまずきの石 
複雑性とコンピュータ技術 
オルタナティブな道――オメガ・シナリオ 
アロー問題、ナイトの逆説、雇用主統制の消滅 
無形資産についての議論 
集団的知識と企業文化 
雇用契約にとってのいくつかの含意 


第9章 資本主義の終焉? 260
自由至上主義 対 責任 
資本主義を超えるもの――エプシロン・シナリオ 
エプシロン・シナリオを超えて 
付論――労働者知識協同組合は効率的か 


第10章 学習フロンティア 287
知識と技能 


第11章 いくつかの規範的・政策的問題 301
エヴォトピアの基礎 
エヴォトピアと学習経済 


訳者解説 [327-334]
参照文献 [18-73]
索引 [01-17]