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『ユダヤ人の起源――歴史はどのように創作されたのか』(Shlomo Sand[著] 佐々木康之,木村高子[翻訳] ちくま学芸文庫 2017//2008)

原題[ヘブライ語]:מתי ואיך הומצא העם היהודי?
原題[ローマ字転写]:Matai ve'ekh humtza ha'am hayehudi?
仏題:Comment le peuple juif fut inventé: de la Bible au sionisme (Fayard, 2008)
英題:The Invention of the Jewish People (Verso, 2009)
著者:שלמה זנד[Shlomo Sand](1948-)
監訳:高橋 武智[たかはし・たけとも](1935-2020) 翻訳,著述。フランス文学・思想。
訳者:佐々木 康之[ささき・やすゆき](1935-) フランス文学、フランス語学。
訳者:木村 高子[きむら・たかこ] 仏語・英語翻訳。考古学修士
底本:『ユダヤ人の起源』(武田ランダムハウスジャパン 、2010年)
NDC:227.9 アジア史 >> 西南アジア.中東[近東]>> イスラエル
NDC:316.88 国家と個人・宗教・民族 >> 民族・人種問題.民族運動.民族政策 >> ユダヤ人.シオニズム
メモ:日本語版はフランス語版を経た重訳。なお、ヘブライ語版ウィキペディアの著者ページでは、著者が「過激な左翼」(エキサイト翻訳)だと形容されている。


筑摩書房 ユダヤ人の起源 ─歴史はどのように創作されたのか / シュロモー・サンド 著, 高橋 武智 著, 佐々木 康之 著, 木村 高子 著


【目次】
目次 [003-006]
献辞 [008]
日本語版への序文(二〇一〇年二月 シュロモー・サンド) [009-019]
監訳者まえがき(二〇一〇年二月八日 高橋武智) [020-028]
  一  020
  二  022
  三  024
  四  028
文庫版への訳者まえがき(二〇一七年四月一三日 佐々木 康之) [029-030]


はじめに――記憶の堆積と向きあって 031
変動さなかのアイデンティティと約束の地競 032
  第一話:移住した二人の祖父
  第二話:「現地人」の二人の友
  第三話:(非)ユダヤ人の二人の女子学生
受け継がれてきた記憶と「対抗歴史」  057


第一章 ネイションをつくりあげる――主権と平等 076
「用語の検討」――プープル(民族)とエトニー(種族) 079
ネイション――閉じ込め、境界を定める 090
イデオロギーからアイデンティティヘ 105
種族的な神話から市民的な想像域〔イマジネール〕へ 116
ネイションの「君主」としての知識人 132


第二章 「神話=史」――はじめに、神がその民を創った 149
ユダヤ人の時間の素描 152
「神話=史」としての旧約聖書 164
人種とネイション 175
歴史学者間の論争 182
原ネイション的な視線――「東洋」の見方 193
種族主義的な段階――「西洋」の見方 208
『シオン』誌における歴史記述のはじまり 216
政治と考古学 228
大地は反逆する 241
隠喩としての聖書 255


第三章 追放の発明――熱心な布教と改宗 265
紀元七〇年 267
追放なき離郷――不分明な地域における歴史 278
わが意に反して移住した「ユダの民」  292
「国の民々のうち多くの人がユダヤ人になった」  303
ハスモン朝は隣人たちにユダヤ教を押しつけた 311
ヘレニズム世界からメソポタミアヘ 323
ローマ帝国におけるユダヤ教の布教活動 334
『ラビのユダヤ教」の世界における改宗 346
ユダの住民の「悲しき」運命について 357
「その国の民」の記憶と忘却 365


第四章 沈黙の地―失われた(ユダヤの)時を求めて 380
「幸福のアラビア」――ヒムヤル王国ユダヤ教への改宗 385
フェニキア人とベルベル人――謎の女王カーヒナ 397
ユダヤ教徒のカガンか? 奇妙な帝国が東方に興った 420
ハザール人とユダヤ教―― 一つの愛の物語 434
ハザール人の過去をめぐる近代の研究 453
謎――東欧のユダヤ人の起源 469


第五章 区別――イスラエルにおけるアイデンティティ政策 490
シオニズムと遺伝 503
「科学的な」あやつり人形と人種差別的な人形つかい 531
「種族」国家の建設 545
ユダヤ人の民主主義国家」――撞着語法か 567
グローバル化時代の種族主義 595


謝辞 [608-609]
原著注 [i-xlii]
翻訳者紹介 [/]