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『Jポップで考える哲学――自分を問い直すための15曲』(戸谷洋志 講談社文庫 2016)

著者:戸谷 洋志
装画:usi
装丁:岡本 歌織(next door design)

【目次】
目次 [003-005]


はじめに 007
  なぜJポップなのか?
  私たちの言葉で哲学する


第一章 自分 017
一 「自分らしさ」とは何か?―― Mr. Children名もなき詩」 021
  [歌詞] 024-025
  「あるがままの心」と「自分らしさの檻」
  「自分」を考えることは可能か?
  自分のことは知りえない

二 「自分ではないもの」から見える「自分」――ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」 037
  [歌詞] 040-051
  「自分」と「自分ではないもの」
  他者との排他的な関係

三 他者によって知られる「自分」――乃木坂46君の名は希望」 055
  [歌詞] 058-059
  他者からの承認
  相互承認
  他者への問いへ


第ニ章 恋愛 073
一 私と他者の共同性―― AI「Story」 077
  [歌詞] 080-081
  言葉にならない想い
  恋人の唯一性
  「もの」と「君」の違い

二 失われた共同性――西野カナ「会いたくて会いたくて」 097
  [歌詞] 100-101
  なぜ、会いたくて震えるのか
  「私」と他者の癒合性
  欠如態としての共同性

三 他者の他者性と向き合うこと――宇多田ヒカル誰かの願いが叶うころ」 113
  [歌詞] 116-117
  他者の他者性
  共同性の暴力
  他者と向き合うこと
  時間の問いへ


第三章 時間 133
一 過去を記憶すること―― BUMP OF CHICKEN 「天体観測」 137
  [歌詞] 140-141
  日常的な記憶
  持続する過去としての記憶
  過去を体験するということ

二 未来を待つこと―― aiko「キラキラ」 159
  [歌詞] 162-163
  日常生活における目的としての未来
  未来の否定
  未来を待つこと

三 この瞬間を生きること――東京事変「閃光少女」 181
  [歌詞] 184-185
  日常生活における現在の無意味化
  瞬間を生きること
  死への問いへ


第四章 死 201
一 絶望による死との直面―― RADWIMPSおしゃかしゃま」 205
  [歌詞] 208-209
  魂の不死への絶望
  死を問うこと=どう生きるかを問うこと

二 死が照らし出す大切なもの――浜崎あゆみ「Dearest」 221
  [歌詞] 224-225
  日常生活における死の忘却
  もし明日死ぬとしたら?
  「私」の死と他者の死

三 他者の死を引き受けること―― ONE OK ROCK 「A new one for all, All for the new one」 241
  [歌詞] 244-245
  大切な人の死が問いかけること
  死後の人生の他有化
  人生への問いへ


第五章 人生 259
一 日常生活の息苦しさと人生の不確かさ――嵐「Believe」 263
  [歌詞] 266-267
  逼迫した日常生活
  確かな目標の不在
  広漠たる中間
  「気晴らし」、「虚しさ」、「倦怠」
  人生は不安に包まれている

二 自分の人生を決断すること―― SEKAI NO OWARIRPG」 285
  [歌詞] 288-289
  「世間」に囚われること
  自分の人生を決断すること
  決断の無制約性

三 孤独に生きることへの祝福――いきものがかり「YELL」 307
  [歌詞] 310-311
  孤独に生きるか、「畜群」になるか
  「本当の自分」なんてない
  変わること=決別すること
  私の孤独と他者の孤独
  「星の友情」
  他者への尊敬と、自分への誇り


おわりに 340


謝辞 [344]



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『僕らの哲学的対話――棋士と哲学者』(戸谷洋志, 糸谷哲郎 イースト・プレス 2018)
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