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『資本主義が嫌いな人のための経済学』(Joseph Heath[著] 栗原百代[訳] NTT出版 2012//2008)

原題:Filthy Lucre: Economics for People Who Hate Capitalism
著者:Joseph Heath(1967-) 哲学。
訳者:栗原 百代(1962-) 翻訳。
NDC:331 経済学.経済思想


資本主義が嫌いな人のための経済学 |書籍出版|NTT出版


【目次】
目次 [iii-vi]
引用文 [vii]


プロローグ 001


第1部 右派(保守、リバタリアン)の謬見 023

第1章 資本主義は自然――なぜ市場は実際には政府に依存しているか 025
第2章 インセンティブは重要だ……そうでないとき以外は 051
第3章 摩擦のない平面の誤謬――なぜ競争が激しいほどよいとは限らないのか?  075
第4章 税は高すぎる――消費者としての政府という神話 093
第5章 すべてにおいて競争力がない――なぜ国際競争力は重要ではないのか 113
第6章 自己責任――右派はどのようにモラルハザードを誤解しているか 135


第2部 左派(革新、リベラル)の誤信 167

第7章 公正価格という誤謬――価格操作の誘惑と、なぜその誘惑に抗うべきか 169
第8章 「サイコパス的」利潤追求――なぜ金儲けはそう悪くないことなのか 201
第9章 資本主義は消えゆく運命――なぜ「体制」は崩壊しなさそうなのか(しそうに見えるのに)  227
第10章 同一賃金――なぜあらゆる面で残念な仕事がなくてはいけないのか 259
第11章 富の共有――なぜ資本主義はごく少数の資本家しか生みださないか 287
第12章 レベリング・ダウン――平等の誤った促進法 313


エピローグ 339


アメリカ版へのあとがき [351-356]
謝辞 [357]
原註 [359-389]
訳者あとがき(二〇一二年一月 栗原百代) [391-394]
索引 [395-403]