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『死産される日本語・日本人――「日本」の歴史‐地政的配置』(酒井直樹 講談社学術文庫 2015//1996)

著者:酒井直樹[さかい・なおき](1946-) 歴史学。日本思想史。文化理論、翻訳論、国民主義研究。


『死産される日本語・日本人 「日本」の歴史―地政的配置』(酒井 直樹):講談社学術文庫|講談社BOOK倶楽部


【目次】
学術文庫版の序(二〇一五年四月二日 ソウル新村のホテルにて) [003-017]
目  次 [019-022]
はじめに [025-037]


I  近代の批判:中絶した投企――日本の一九三〇年代 038
 西洋という仮想された同一性 038
 普遍主義と特殊主義の親和性 050
 反近代主義のなかの近代主義 061
 竹内好の<抵抗> 075


II  国民共同体の「内」と「外」――丸山真男と中世 092
 運命共同体と帰属 094
 近代世界における国民共同体の表象 105


III 国際社会のなかの日本国憲法――社会性の比喩としての<移民>と憲法 115
 近代をどう規定するか 115
 憲法は社会問題を創出する 120
 <移民>という比喩 128
 憲法九条は国境をまたいでいる 132
 憲法九条の可能性 138


IV 偏在する国家――二つの否定:『ノー・ノー・ボーイ』を読む 144
 回帰なき帰還 144
 同一性と危険 151
 投企による社会性への讃歌 161


V  歴史という語りの政治的機能――天皇制と近代 173
 歴史の言遂行の側面――「実定性」の産出と成立 173
 「日本人」、「日本語」、「日本文化」――同一性の制作 177
 近代性を語り得る実定性の水準 181
 複綜文化主義的配置 185


〔付〕自己陶酔としての天皇制――アメリカで読む天皇論議酒井直樹/山口次郎) 197
 昭和末のオルギア 197
 アメリカにおける天皇制像 199
 投稿に対する反響 203
 天皇論議の内と外 205
 ナショナリズムナルシシズム天皇制 218


VI 死産される日本語・日本人――日本語という統一体の制作をめぐる(反)歴史的考察 222
 多言語性と多数性 222
 話しことばと新たな主体の組織 248


VII 「西洋への回帰」と人種主義――現代保守主義と知識人 281
 人種主義と主体の構制 281
 無徴の場所としての「西洋」 299
 保守主義の台頭と「西洋」 316


〔付〕人種主義に関する提言(人種主義に関する委員会/一九八七年三月二〇日 於シカゴ) 343


あとがき(一九九六年 イサカにて) 353
初出一覧 356