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『オーラルヒストリーとは何か』(Alessandro Portelli[著] 朴沙羅[訳] 水声社 2016//1991)

原題:The Death of Luigi Trastulli: From and Meaning in Oral History, Albany, State University of New York Press
著者:Alessandro Portelli(1942-) アメリカ文学、オーラルヒストリー、音楽史
訳者:朴 沙羅[ぱく・さら] (1984-) 歴史社会学、移民研究。
解説:伊藤 公雄[いとう・きみお] (1951-) 文化社会学、メディア論、ジェンダー論(男性学)。
装幀:宗利 淳一[むねとし・じゅんいち] グラフィック・デザイン。
NDC:207 研究法.指導法.歴史教育
NDC:201.16 歴史学


blog 水声社 » Blog Archive » 2月の新刊:オーラルヒストリーとは何か

書影(※Amazon.jpの書影画像が利用できないため、水声社ブログから転載)

『オーラルヒストリーとは何か』書影


【目次】
目次 [007-009]
日本語版への序文 [011-013]
はじめに [015-027]


第1章 ルイージ・トラストゥッリの死 029


I 方法論をめぐって

第2章 調査対等な関係を求める実験として 067
第3章 オーラルヒストリーとは何か 087
第4章 私の生きた時代――オーラルヒストリーにおける時間の役割 103


II 二つの産業文化

第1部 テルニ イタリア、ウンブリア州 129
第5章 世界の分割――文化が移り行くときの音と空間 131
第6章 ユークロニアの夢――労働者階級の記憶とありえたかもしれない世界 153
第7章 町いちばんのゴミ屋さん――労働者ヴァルテロ・ペポローニの人生とその時代 175
第8章 ある工業都市のスポーツ・労働・政治 201
第9章 民謡の類型学 229

第2部 265
第10章 模範的家父長制――企業城下町から組合事業所まで 267
第11章 中立なんてありえない――ハーラン郡炭鉱労働者のストライキ(一九三一−三二)にみる文化的階級闘争 295


III 学際的方法

第12章 法が口述されるとき――「四月七日事件」 329
第13章 アブサロム、アブサロム!――オーラルヒストリーと文学 367


語り手 [385-396]
原註 [397-422]
訳註 [423-424]
初出一覧 [425-427]

ポルテッリの「オーラルヒストリー」研究と戦後イタリア(二〇一六年一月 伊藤公雄) [429-439]
訳者あとがき(二〇一五年一一月 朴沙羅) [441-449]