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『マーケティングの神話』(石井淳蔵 岩波現代文庫 2004//1993)

著者:石井 淳蔵[いしい・じゅんぞう] (1947-) マーケティング、ブランド論、流通システム論。


マーケティングの神話 - 岩波書店


【目次】
目次 [iii-vi]


第1章 マーケティングの神話 001
  1 困惑するマーケティング現場
  2 製品開発に合理性はありうるか
  3 コンセプト・ターゲットの見誤りは多くないか
  4 消費者に欲望はあるか
  5 新しいマーケティング概念に向けて
  6 本書の問題提起


第2章 意味構成・了解型の製品開発 058
  1 金融商品の開発と広告作品の制作 
  2 モノ型スタイルと芸術型スタイル
  3 日産自動車の開発体制の革新
  4 製品開発の二つの論理――論理実証と意味構成・了解
  5 意味構成・了解概念の意義


第3章 対話型コミュニケーション 104
  1 マーケティング・リサーチの革新
  2 組織コミュニケーションの革新
  3 マーケティング・コミュニケーションの革新
  4 解釈情報コミュニケ―ションの意義


第4章 競争概念は普遍的か 164
  1 日本と米国に見る競争行動の違い
  2 米国流マーケティング・マネジメント
  3 日本流マーケティング・マネジメント
  4 器用仕事と客観的偶然
  5 コンセプトによる適応と記号作用による適応


第5章 人間にとって消費するとは何か 202
  1 なぜ,消費するのか
  2 文化的事業としての消費
  3 体験としての消費
  4 消費概念の深化


第6章 交換は必然のものか 248
  1 マーケティングの基礎概念としての交換
  2 相互行為としての交換
  3 交換は必然か
  4 浮遊する価値


第7章 科学はマーケティングなのか 302
  1 「科学」概念の脱構築
  2 マーケティング研究の相対主義
  3 「マーケティングは科学なのか」再論
  4 マーケティング世界におけるポスト・ポジティズムの意義


第8章 神話のマーケティング 358
  1 認識優位の知
  2 フィールドの知
  3 神話のマーケティング
  4 分析的理解,共感的理解,そして対話的理解


参考文献 [383-402]
あとがき(一九九三年初春 石井淳蔵) [403-411]
岩波現代文庫版に寄せて(二〇〇四年晩秋の候 石井淳蔵) [413-416]
人名索引 [5-8]
事項索引 [1-4]