contents memorandum はてな

目次とメモを置いとく場

『キマイラの原理――記憶の人類学』(Carlo Severi[著] 水野千依[訳] 白水社 2017)

原題:Il percorso e la voce: Un’antropologia della memoria
著者:Carlo Severi(1952-) 社会人類学
訳者:水野 千依[みずの・ちより](1967-) イタリア・ルネサンス美術史・芸術理論。
NDC:389 民族学文化人類学


キマイラの原理 - 白水社


【目次】
目次 [001]
凡例 [002]
記憶から思考へ――日本語版への序文(二〇一七年四月) [003-008]
緒言 [009-018]
謝辞 [019-020]
コロフォン [022]
献辞 [023]


序論――儀礼、物語、記憶 025


第一章 人類学者ヴァールブルク、あるいはあるユートピアの解読――イメージの生物学から記憶の人類学へ 045
  ヴァールブルク――視覚的象徴とキマイラ
  忘却された根
  形態と観念――ピット・リヴァースと過去の予言
  ヤルマル・ストールペ――原型と暗号
  「雷鳴としての蛇」への回帰
  ヴァ―ルブルクの人類学
  連続性とキマイラ
  連続としてのイメージ
  キマイラとしての物


第二章 アメリカ先住民の記憶術の形――絵文字とパラレリズム 113
  絵文字の解読――ダコタ聖書
  絵文字とシャーマンの歌――クナ族の例
  アメリカ先住民の他の例
  絵文字と記憶表象


第三章 記憶、投射、信念、あるいは話者の変容 219
  複雑な話者
  投射と信念
  音と意味――音楽として聴くこと


第四章 分かちえぬキリスト 279
  アパッチ族のキリスト
  ドニャ・セバスティアーナ
  イメージ、葛藤、パラドクス


結論 347


訳者あとがき(二〇一七年五月 水野千依) [354-375]
文献一覧 [xviii-xxxix]
図版一覧 [xiii-xvii]
地名・事項索引 [vii-xii]
人名索引 [i-vii]