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『未開社会における性と抑圧』(Bronislaw Malinowski[著] 阿部年晴, 真崎義博[訳] ちくま学芸文庫 2017//1972//1953)

原題:Sex and Repression in Savage Society, 1927. (4th edition, 1953.)
著者:Bronislaw Kasper Malinowski (1884-1942)
訳者:阿部 年晴 (1938-)
訳者:真崎 義博 (1947-) 
デザイン:神田 昇和
NDC:389 文化人類学
備考:『未開社会における性と抑圧』(社会思想社、1972年)を文庫化。


筑摩書房 未開社会における性と抑圧 / B.マリノフスキー 著, 阿部 年晴 著, 真崎 義博 著


【目次】
序文(B・M ロンドン経済大学人類学科 1927年2月) [003-008]
目次 [009-012]
タイトル [013]
題辞 [014]


第一部 コンプレックスの形成 
I 問題点 015
II 父権制母権制における家族 021
III 家族劇の第一幕 031
IV 母権制における父性 038
V 幼児期の性欲 046
VI 生活の見習い 053
VII 子供時代後期における性欲 061
VIII 思春期 072
IX 母権制のコンプレックス 086


第二部 伝承の鏡 
I 母権制におけるコンプレックスと神話 097
II 疾病と倒錯 098
III 夢と行為 104
IV わいせつなものと神話 118


第三部 精神分析と人類学
I 精神分析と社会科学との間の裂け目 151
II 「抑圧されたコンプレックス」 157
III 文化を生んだ原初のできごと 163
IV 父親殺しの結果 169
V 最初の父親殺しの分析 174
VI コンプレックスか情操か 189


第四部 本能と文化
I 自然から文化へ 195
II 発生期の文化の揺籃としての家族 200
III 動物と人間における発情と性交 208
IV 婚姻関係 216
V 親としての愛 222
VI 人間における家族のきずなの持続性 232
VII 人間の本能の可塑性 238
VIII 本能から情操へ 241
IX 母子関係と近親相姦への誘惑 254
X 権威と抑圧 263
XI 父権と母権 272
XII 文科とコンプレックス 281


訳注 [289-206]
解説(阿部年晴) [297-331]
  I 原著 297
  II 著者 298
  III 本書の構成 300
  IV 主題――文化における性―― 302
  V 文化と性の抑圧 309
  VI 人類進化における性の抑圧 322
  注 329