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目次とメモを置いとく場

『はじめての研究レポート作成術』(沼崎一郎 岩波ジュニア新書 2018)

著者:沼崎 一郎[ぬまざき・いちろう] (1958-) 文化人類学
章扉イラスト:村山 宇希[むらやま・うき]


【目次】
まえがき [iii-vi]
目次 [vii-viii]


第1章 研究をはじめる前に 001

1.研究するとは,何をすることか? 003
 A 研究という言葉の意味を調べてみる 003
 B 研究と勉強はどう違う? 006


2.どこまでも事実に基づいて研究するために 009
 A 実証的に研究する 009
  (1) 自分の目で見る
  (2) 人の話を聞く
  (3) 経験を通して確かめる
 B 事実とは何か? 011
  (1) 事実とは、どういう意味か?
  (2) 事実を探しに行こう!
 C 意見とは何か? 015
  (1) 意見には3種類ある
  (2) 意見は、経験と知識に基づく
 D 事実と意見を見わけよう 020
  (1) 意見を事実だと思ってはいけない
  (2) 意見が事実と広く認められることもある
  (3) 評価や解釈は事実として扱えない


3.どこまでも誠実に研究するために 022
 A 研究にはインテグリティが必要 022
  (1) 研究公正って何?
  (2) インチキしてはいけない
 B 研究の6段階に必要な良い習慣 024
  (1) 勇気を出して、問いを立てる
  (2) 協力者・関係者を、人間として尊重する
  (3) 強い意志で、最後までやりぬく
  (4) 正直に、結果を見せる
  (5) 謙虚に、成果をまとめる
  (6) 全体をふりかえって、反省する
 C インテグリティは、習慣づければ難しくない 030


【パワーアップ・レッスン 1】批判的に考え,批判的に読む 031
 A 批判的に考えるとは? 031
  (1) 明晰に考える
  (2) 理性的に考える
  (3) 偏見にとらわれない
  (4) 証拠に基づいて考える
  (5) 批判的とは、実証的ということ
 B 批判的に読む習慣を身につけよう 034
 C 批判的に読む方法 034
  (1) 明晰に書かれているか?
  (2) 理性的に、偏見にとらわれず、証拠に基づいて書かれているか?


第2章 研究を進める 039

1.研究の流れ 041


2.小さなトピックを見つける 043
 A 「知らない」ことを探しにいく 043
  (1) 新聞には事実がのっている
  (2) 見出しをみつけ、記事内容をつかむ
  (3) 縮刷版を眺める
 B 記事メモをGoogleドライブにためていく 049
 C くりかえし記事になっているものに注目する 053
  (1) 同じできごとや事件に関する記事をまとめる
  (2) 記事3つ以上のできごとや事件にタイトルをつける
  (3) 記事の多いタイトル順にメモを並びかえる
  (4) 研究する価値のあるトピックが見つかった!
 D 小さなトピック候補を選ぶ 059


3.大きなテーマを見つける 062
 A 新聞記事から大きなテーマの候補を探す 062
 B 新書を読んで、大きなテーマについて学ぶ 065
  (1) 新書の並んだ棚をはしからはしまで眺めて歩く
  (2) ブックマークをつけながら読む
 C Googleドライブに大きなテーマ候補をためていく 068
  (1) 新書の記述を要約する
  (2) 新書の記述の要約のメモしていく
 D なぜ新書を読むのか? 071
  (1) 新書は一般向けに書かれた教養書
  (2) 新書は最適な入門書


4.問いを立て,答えを見とおす 073
 A イエス/ノー型の問いをいくつも立ててみる 073
 B 答えが実証できそうな問いを選ぶ 076
  (1) 事実を集めるのが難しそうな問いは捨てる
  (2) たくさんの事実を集められそうな問い
  (3) 事実が集まりそうかどうか、実際に集めてみる
 C 目標規定文を書く 078
  (1) 目標規定文は何度も書き直す
  (2) 目標規定文は自分のためのもの

5.事実が書かれた資料を探す 082
 A Google Scholar を使う 082
  (1) 基本的な使い方
  (2) リンクをたどって論文や本を見つける
 B サイト指定して検索する 087
 C 図書館を歩き回る 088
  (1) 書棚を眺めてまわる
  (2) 百科事典を調べる
  (3) ウィキペディアは要注意!
  (4) 新聞記事データベースを使う
 D 書誌情報をGoogleドライブにためていく 095
  (1) 雑誌論文の書誌情報
  (2) 本の書誌情報
  (3) Google Scholarで見つけた文献資料の書誌情報
  (4) URLを忘れずに!


6.資料のなかからデータを集める 102
 A 質的データと量的データ 102
 B 資料からデータを抜き書きする 103
  (1) 質的データを抜き書きする
  (2) 量的データを抜き書きする
  (3) データは集められるだけ集める


7.データに事実を語らせる 108
 A データを分析する 108
 B 質的データを組み合わせ、全体像を語らせる 108
 C 質的データを並べ、共通点と違点を語らせる 111
 D 量的データを示し、一般的な特徴を語らせる 115
  (1) ばらつきの大きさと形を語らせる
  (2) 中心的な傾向を語らせる
 E 量的データを示し、変化の方向を語らせる 120
  (1) 比較の基準を明確にする
  (2) 傾向の一貫性を確認する
  (3) データは何を語っているか?
 F 事実を積み上げる 125


【パワーアップ・レッスン 2】大学教員を訪ね,アドバイスをもらう 126
 A 大学教員とは、どういう人か? 126
 B 大学教員には、何ができるのか? 127
  (1) 一緒に問題意識を掘りさげる
  (2) 読むべき本を示す
  (3) 他の研究者を紹介する
 C 大学教員からアドバイスを受けよう! 131
  (1) 訪ねる教員について予習する
  (2) 面会申し込みメールを出す
  (3) 大学教員に面会する
 D 大学教員訪問は、とても有意義 135


第3章 研究レポートを書く 137

1.どこまでも誠実に書くために 139
 A 出典を明記する 139
  (1) 正直に文章の著作者を明かす
  (2) 著作者を尊重するために出典を明記する
  (3) 出典明記のやり方
 B 他人の文章を引用する 142
 C 他人の文章をパラフレーズする 144
  (1) 自分の言葉で言い換えて要約する
  (2) 自分なりの補足説明を加える
  (3) パラフレーズに直接引用を含めるには
  (4) 自分独自の要約を完成させる
  (5) パラフレーズにならない例
  (6) 直接引用をつなげるやり方もある


2.どこまでも論理的に書くために 153
 A ハッキリ述べる 153
  (1) ハッキリ言い切る
  (2) ハッキリ定義する
 B シッカリ支える 156
  (1) 理由をシッカリ示す
  (2) 理由をデータてシッカリ根拠付ける
 C スッキリ並べる 159
  (1) 順序よく並べる
  (2) よけいな話は削る
  (3) つながりを明確にする


3.研究レポートの組み立て方を知る 163
 A 研究レポートには形式がある 163
 B なぜ研究レポートには形式があるのか 163
 C 「下書き」ファイルを3種類つくる 165


4.序論を書く 166
 A 問題を設定する 166
 B キーワードを定義する 167
 C 研究者さの動機を説明する 168
 D 研究の方法を説明する 169
 E レポートの構成を説明し、結論を予告する 170
 F 序論は研究レポート全体の見取り図 171
 G 考察の予告も含める場合(上級編) 173
 H 序論は2度書く 177


5.本論を書く 179
 A パラグラフを組みたてる 179
  (1) 主題文と補助説明文
  (2) 研究の進め方とパラグラフの論じ方は逆になる
 B パラグラフをつなげて節をつくる 182
 C 節をつなげて章をつくる 188
 D 節と章を論理的に並べる 191


6.結論を書く 193
 A できたことをまとめ、問いに対する答え。出す 193
 B 自分の答えを批判的に考察する 194
  (1) 自分で自分の答えを否定してみる(初級編)
  (2) 自分の答えを他人の意見と比べてみる(上級編)
 C できなかったことを反省し、次に進む方向を展望する 202


7.形式を整え,提出する 204
 A タイトルをつける 204
  (1) タイトルは集められる研究全体の最も短い要約
  (2) かっこいいタイトルをつける
 B 引用文献リストを整える 206
  (1) 書籍
  (2) 雑誌
  (3) 新聞
  (4) ウェブサイト
  (5) その他の文献資料
  (6) 文献のぶらさげ表記
 C 書式を整える 214
  (1) 余白、行間、フォントを設定する
  (2) 表紙をつける
  (3) ページ番号を入れる
  (4) 図表を整え、番号をつけ、配置を調性する
  (5) 章・節の並びを整えて番号をつける
  (6) 引用文献一覧を挿入する
 D 提出する 222
  (1) 電子提出するときはpdfファイル
  (2) お礼に差し上げるときは紙にプリント


【パワーアップ・レッスン 3】構想や結果をプレゼンテーションする 224
 A 基本的な注意点 224
  (1) 読み上げ原稿をつくる
  (2) 聞いてわかる言葉で話す
 B スライドの準備 226
  (1) 構想発表用スライド
  (2) 中間発表用スライド
  (3) 結果発表用スライド


引用文献一覧 [234-238]
あとがき――研究レポート作成を指導なさる方々へ [239-242]