原題:Global Economic History: A Very Short Introduction.
著者:Robert Carson Allen(1947-)
訳者:“グローバル経済史研究会”
湯沢 威[ゆざわ・たけし] (1940-) 比較経営史、鉄道史。
安元 稔[やすもと・みのる] (1941-) 英国経済史。
眞嶋 史叙[まじま・しのぶ] グローバル経済史。
NDC:332 経済史・事情.経済体制
なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか |書籍出版|NTT出版
【メモランダム】
・Robert C. Allenによる、とある著作の日本語訳。こちらの訳者名義は“グローバル経済史研究会”ではない。
【目次】
はじめに(湯沢 威 二〇一二年八月二六日 ロンドンにて) [i-viii]
日本語版へのプロローグ(ロバート・C・アレン 二〇一二年九月五日) [ix-xiv]
謝辞 [xv-xvi]
目次 [xvii-xix]
図表目次 [xx]
第一章 大いなる分岐――「豊かな国」と「貧しい国」のルーツをたどる 003
実質賃金
第二章 西洋の勃興――最初のグローバル化 019
最初のグローバル化
第三章 産業革命――なぜイギリスではじまったのか 035
文化的・政治的背景
産業革命の説明
綿工業
蒸気機関
発明の継続
第四章 工業化の標準モデル――ドイツとアメリカ 053
技術進歩のマクロ経済的特徴
第五章 偉大なる帝国――インドの工業化の挫折 071
グローバル化と工業化の挫折
綿工業
インドの近代産業
第六章 南北アメリカ――なぜ南北格差が生じたのか 087
北米の植民地経済
ラテンアメリカの植民地経済
アメリカ合衆国の独立
ラテンアメリカの独立
教育と発明
第七章 アフリカ――なぜ貧しいままなのか 123
アフリカと「大いなる分岐」論争
奴隷貿易
合法的な商業
植民地政策
歴史的視点から見た現代の貧困
第八章 後発工業国と標準モデル――帝政ロシアと日本 155
帝政ロシア
日本
明治維新
明治期の経済発展
帝国主義期の日本(一九〇五年~一九四〇年)
ラテンアメリカ
工業化の標準モデルの終わり
第九章 ビックプッシュ型工業化――ソ連・戦後日本と東アジア 177
ソヴィエトの経済発展
日本
台湾・韓国・中国
エピローグ 197
あとがき(二〇一二年九月二四日 眞縞史叙) [201-206]
文献案内 [204-215]
参考文献 [216-221]
索引 [222-224]