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『マンガ学からの言語研究——「視点」をめぐって』(出原健一 ひつじ書房 2021)

著者:出原 健一[いではら・けんいち] 認知言語学
装丁:宗利 淳一[むねとし・じゅんいち] グラフィック・デザイナー
シリーズ:未発選書;第28巻
NDC:801.04 言語心理学
件名:認知言語学
件名:漫画


ひつじ書房 マンガ学からの言語研究 「視点」をめぐって 出原健一著


【目次】
はじめに [iii-v]
目次 [vii-x]


第1章 言語学とマンガ学の接点を求めて 001
  本書の目的 001


第2章 認知言語学は視点をどう取り扱ってきたか 009
2.1 「言語学」とは? 011
2.2 謎を解くための仮定(1)——生成文法理論—— 011
2.3 謎を解くための仮定(2)——認知言語学—— 013
2.4 「一般認知能力が言語に反映」とは?——認知言語学入門—— 015
  2.4.1 一般認知能力の「語の意味」への反映
    2.4.1.1 必要十分条件からプロトタイプへ
    2.4.1.2 図と地
  2.4.2 一般認知能力の「文法」への反映
  2.4.3 認知言語学における「視点」「視線」
    2.4.3.1 「視線」から「主体化」へ
    2.4.3.2 主体化
    2.4.3.3 言語化する際の「視点」


第3章 マンガ学における視点論 069
3.1 マンガ学とは 070
3.2 マンガ表現論 077
3.3 竹内オサムの視点論——同一化技法—— 082
3.4 泉信行の視点論 097
  3.4.1 泉(2008a)の視点論
  3.4.2 誰でもない者の視点
  3.4.3 誰かの視点
  3.4.4 誰でも視点


第4章 マンガ学の視点論と言語学の視点論の融合 119
4.1 野村(2016)の意義 119
4.2 新たな視点理論の構築へ向けて 123


第5章 ルビと視点 マンガやライトノベルに見られる拡張的ルビ
5.0 ルビ以前——様々な見解の併記—— 130
5.1 先行研究 133
5.2 「視点」から見たルビの分類 135
5.3 引用文献 136
5.4 データの分類・分析 137
  5.4.1 主観的把握の表現に客観的把握のルビ
  5.4.2 客観的把握の表現に主観的把握のルビ
  5.4.3 複数の視座が関わる事例
  5.4.4 連動型
5.5 拡張的ルビの効果 151
5.6 黒田(2016)、朽方(2017) 154
5.7 ルビと話法 159


第6章 話法と視点 163
6.1 序 163
6.2 英語の話法 163
6.3 先行研究 174
  6.3.1 Brinton(1980)
  6.3.2 O’Neill(1994)
  6.3.3 自由間接話法の分析に向けて
6.4 自由間接話法と共同注意 182
  6.4.1 自由間接話法の「キュー」
  6.4.2 これまでの引用例
  6.4.3 知覚表現
  6.4.4 行為表現
  6.4.5 判断表
  6.4.6 表現される順序と認知プロセス
  6.4.7 例外的(?)事例
  6.4.8 自由間接話法と同一化技法
  6.4.9 エコー発話
  6.4.10 第6章前半のまとめ
6.5 日本語の自由間接話法 201
6.6 自由間接話法の視点 205
  6.6.1 話法の視点
  6.6.2 英語の自由間接話法と身体離脱ショット
  6.6.3 日本語の自由間接話法の視点
  6.6.4 自由間接話法とは
6.7 最近の研究 218
6.8 自由間接話法と拡張的ルビ 223
6.9 まとめ 223


終章 今後の視点論の展望 227 


参考文献 [235-241]
謝辞(2021年1月 出原健一) [243-245]
索引 [247-249]



【関連文献】
マンガの認知科学 - 北大路書房 心理学を中心に教育・福祉・保育の専門図書を取り扱う出版社です