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『日本経営史の基礎知識』(経営史学会[編] 有斐閣 2004)

経営誌学会 
編集代表:山崎 広明(1934-) 日本産業史、経営史
編者:粕谷 誠
編者:山田 雄久
編者:中村 尚史
編者:中林 真幸
編者:佐々 木聡
編者:四宮 正親
編者:柴 孝夫
編者:和田 一夫
編者:大東 英祐
編者:下谷 政弘
編者:橘川 武郎
編者:米倉 誠一郎


日本経営史の基礎知識 | 有斐閣


【簡易目次】
第1部 近代企業経営の出発:江戸時代~1893年 011
第2部 工業化の進展と企業経営:1894~1919年 079
第3部 大企業体制の成立:1919~37年 151
第4部 戦中・戦後の企業経営:1938~55年 223
第5部 高度成長から安定成長までの企業経営:1956~85年 293
第6部 日本的企業システムの再編:1986~2001年 363



【目次】
目次 [i-iv]
執筆者紹介 [v-vii]


序章 001


第1部 近代企業経営の出発:江戸時代~1893年 011
総論:近代企業経営の出発 012
1-1. 商都大坂の生成と発展 016
1-2. 上方商人の江戸進出 018
1-3. 商家の経営組織 020
1-4. 商家の帳合法と財務管理 022
1-5. 商家の労務管理 024
1-6. 問屋制と農村工業 026
1-7. 巨商の倒産と経営危機 028
1-8. 渋沢栄一インフラストラクチャー 030
1-9. 殖産興業政策と官業払下げ 032
1-10. 会社制度の導入と株式取引所 034
1-11. 銀行の生成 036
1-12. 海運会社の発展 038
1-13. 私鉄の成立と発展 040
1-14. 2000錘紡績と大阪紡績 042
1-15. 製糸業の近代化 044
1-16. 文明開化と消費財工業の勃興046
1-17. 鉱山の発展と経営近代化 048
1-18. 炭鉱の発展と経営近代化 050
1-19. 造船所の民営移管と技術進歩 052
1-20. 機械工業の生成 054
1-21. 商社の成立と発展 056
1-22. 売込商と引取商 058
1-23. 保険会社の生成 060
1-24. 財閥の形成 062
1-25. 在来産業の経営発展 064
1-26. 経済法と会計制度の整備 066
1-27. 高等教育とビジネス 068
1-28. 労務管理の生成 070
1-29. 技術導入と普及 072
鴻池善右衛門 074
江戸期の経営理念 075
五代友厚 076
前田正名 077


第2部 工業化の進展と企業経営:1894~1919年 079
総論 工業化の進展と企業経営:1894-1919年 080
2-1. 工業化の進展と企業経営 086
2-2. 財閥の多角化 088
2-3. 金融財閥と産業財閥 090
2-4. 地方資産家と地方企業 092
2-5. 大紡績企業の成立 094
2-6. 製糸結社から大製糸企業へ 096
2-7. 産地織物問屋の経営と工場化 098
2-8. 鉄道企業の発展 100
2-9. 炭鉱業の経営と管理 102
2-10. 産銅業の発展と鉱毒事件 104
2-11. 八幡製鉄所と民間製鋼企業 106
2-12. 財閥のコンツェルン化東京電燈と水力電気ブーム 108
2-13. 機械工業の発展と国産機械 110
2-14. 鉄道国有化と地方鉄道 112
2-15. 大戦ブームと船成金 114
2-16. 造船業の発達とストックボート116
2-17. 商社の成長 118
2-18. 化学工業の成立
2-19. 百貨店の成立 122
2-20. 問屋・仲買と流通機構 124
2-21. 銀行の発展 126
2-22. 保険業の発達 128
2-23. 対外進出と企業活動 130
2-24. 商法と会計制度 132
2-25. 資本市場の形成と投資家 134
2-26. 専門経営者の台頭 136
2-27. 産業技術の形成と技術者工 138
2-28. 高等教育機関の拡充と実業教育 140
2-29. 繊維産業の労働組織 142
2-30. 重工業大経営の労働組織 144
井上 馨 146
根津嘉一郎と雨宮敬次郎 147
大田黒重五郎 148
台湾製糀と明治製糖 149
三井物産船舶部 150


第3部 大企業体制の成立:1919~37年 151
総論:大企業体制の成立 152
3-1. 慢性不況下の企業経営 156
3-2. 産業合理化 158
3-3. 重化学工業企業の成長 160
3-4. 中小工業企業群の形成 162
3-5. 三井・三菱・住友の成長 164
3-6. 財閥系商社の覇権 166
3-7. 新興コンツェルンの展開 168
3-8. 資本市場の成長 170
3-9. 大銀行の成立 172
3-10. レーヨン工業の発展と外国技術 174
3-11. アルミ国産化の2つの道 176
3-12. カルテルと合併運動 178
3-13. 日本製鉄の成立 180
3-14. 電力戦とその帰結 182
3-15. 財界団体の展開 184
3-16. 専門経営者の成長と経営者企業 186
3-17. 綿業の世界制覇 188
3-18. 中央卸売市場と公設市場 190
3-19. 食品大企業の誕 192
3-20. 外国石油会社の日本進出 194
3-21. 外資系企業の発展 196
3-22. 自動車の国産化 198
3-23. 財閥の大陸進出 200
3-24. 科学的管理法の導入 202
3-25. 労働運動と労使関係の展開 204
3-26. 松下電器の創業と展開 206
3-27. シャープペンシルからラジオ生産へ 208
3-28. 電鉄業の多角化 210
3-29. 都市生活の洋風化とマーケティング 212
3-30. 企業広告と広告業の発展 214
3-31. 百貨店の成長 216
鈴木商店 218
大河内正敏理化学研究所 219
上野陽一と荒木東一郎 220
団琢磨池田成彬 221
小平浪平 222


第4部 戦中・戦後の企業経営:1938~55年 223
総論:戦中・戦後の企業経営 224
4-1. 産業への国家介入強化とその帰結:電力国管と再編成 228
4-2. 戦時経済体制と金融業の変化 230
4-3. 戦時増産と生産管理の模索 232
4-4. 総力戦体制と財界の対応 234
4-5. 財閥の変質 236
4-6. 戦時生産における軍工廠と民間企業 238
4-7. 民需の抑制と企業の対応 240
4-8. 企業における大東亜共栄圏 242
4-9. 産業報国会労務管理 244
4-10. 戦争の遺産:技術と生産基盤 246
4-11. 経済民主化財閥解体 248
4-12. 集中排除政策と独占禁止法 250
4-13. 専門経営者の制覇 252
4-14. 経済復興と傾斜生産方式 254
4-15. 軍需補償の打切りと企業再建整備 256
4-16. 旧財閥系企業の再結集 258
4-17. 労働改革と労働運動の高揚 260
4-18. アメリカ的労務管理方式の導入 262
4-19. 企業会計原則の設定と会計制度の近代化 264
4-20. 成長への期待と大胆な設術投資2 66
4-21. 技術導入による成長の決断 268
4-22. 10大総合商社の形成 270
4-23. 戦後型金融秩序の形成 272
4-24. 家庭電器産業の成立 274
4-25. 綿紡績業の復活と再成長 276
4-26. 自動車産業の基盤形成 278
4-27. 生活様式の変化と流通産業 280
4-28. 産業の復興・成長と政府の役割 282
4-29. 戦後の輸出の担い手:軽機械の場合 284
4-30. 石油化学工業の形成 286
中島飛行機と中島知久平 288
財閥解体と岩崎小弥太の抵抗 289
豊田喜一郎 290
弘世現と日本生命の相互会社化 291
大塚萬丈と企業民主化試案 292


第5部 高度成長から安定成長までの企業経営:1956~85年 293
総論:高度成長から安定成長までの企業経営 294
5-1. 大企業の成長戦略と企業集団  298
5-2. 戦後派企業の急成長 300
5-3. 外資系企業の経営 302
5-4. 中小企業の貢献 304
5-5. 産業政策の功罪 306
5-6. 日本型コーポレート・ガバナンスの確立 308
5-7. 日本的労使関係の確立 310
5-8. マーケティングと流通業の業態変動 312
5-9. 日本的生産システムの生成 314
5-10. 金融制度と企業財務の展開 316
5-11. 技術導入から研究開発へ 318
5-12. 鉄鋼メーカーの競争と協調 320
5-13. 造船と海運の業界再編成 322
5-14. 貿易・資本の自由化への対応 324
5-15. エネルギー革命の進行 326
5-16. 電機メーカーの技術と営業 328
5-17. 大型合併の成否 330
5-18. 繊維産業の成長と衰退 332
5-19. 石油化学工業の成長と資源制約 334
5-20. 公害の深刻化と企業の対応 336
5-21. 石油危機と構造不況への対応 338
5-22. コンピュータ産業の競争と革新 340
5-23. メカトロニクス産業の発展 342
5-24. 自動車産業の躍進 344
5-25. 総合商社の光と影 346
5-26. 建設業の技術と市場 348
5-27. 経済摩擦と対外直接投資 350
5-28. サービス産業の拡大と成長企業群  352
5-29. 金融自由化と金融システムの再編成 354
5-30. 通信自由化のインパクト 356
電通博報堂 358
戦後日本の財界リーダー 359
「新幹線の誕生」 360
国際化の先駆け:YYKとミネベア 361
エンターテインメント・ビジネスの発展 362


第6部 日本的企業システムの再編:1986~2001年 363
総論:日本的企業システムの再編 364
6-1. バブルの発生・崩壊と平成金融危機 368
6-2. 企業合併・倒産の急増 370
6-3. 企業経営の明白な失敗 372
6-4. コーポレート・ガバナンスの変容 374
6-5. 規制緩和インパクト 376
6-6. グローバル・プロダクツの開発とブランド戦略 378
6-7. グローバル・オペレーションの展開 380
6-8. IT革命とベンチャービジネス 382
6-9. 新たな消費者ニーズへの対応 384
6-10. 企業文化の変革 386
25 山一證券日本長期信用銀行の破綻 388
26 「持合い崩れ」と企業集団の再編 389
27 航空産業の変容 390
28 トヨタのグローバル戦略 391
29 NTTドコモiモード開発 392
30 日本製アニメの世界進出 393


巻末資料・年表
  巻末資料について 396
  表1 鉱工業上位100社・運輸・電気・ガス業上位50(30)社 398
  表2 最大工業企業200社 422
  表3 純利益でみた最大50社 440
  表4 戦前期の従業員数上位200企業 444
  日本経営史年表 452


あとがき(2004年10月) [473-474]
事項索引 [475-499]
人名索引 [500-503]