原題:Liebe, Luxus und Kapztalismus, 1912.
著者:Werner Sombart (1863-1941)
訳者:金森 誠也 (1927-2018)
NDC:332.06 近代経済史:資本主義,独占資本主義
NDC:332.3 ヨーロッパ―経済―歴史
『恋愛と贅沢と資本主義』(ヴェルナ-・ゾンバルト,金森 誠也):講談社学術文庫|講談社BOOK倶楽部
※漫画versionが存在する。というか講談社に「マンガ学術文庫」がある。
【目次】
訳者まえがき(二〇〇〇年五月 金森誠也) [003-005]
著者まえがき(一九一ニ年十一月十ニ日 リーゼンゲビルゲのミッテルシュライバーハウにて ヴェルナー・ゾンバルト) [006-007]
目次 [008-011]
第一章 新しい社会 015
一 宮廷 015
ニ 市民の富 021
三 新貴族 029
資料と文献 050
注 052
第ニ章 大都市 055
一 十六、七、八世紀の大都市 055
二 大都市の発生と内部構成 059
三 十八世紀の都市学説 080
資料と文献 086
注 087
第三章 愛の世俗化 090
一 恋愛における違法原則の勝利 090
ニ 高等娼婦 108
資料と文献 123
注 129
第四章 贅沢の展開 131
一 奢侈の概念と本質 131
ニ 王侯の宮廷 140
三 騎士と成り上り者の第二ラウンド 169
四 女の勝利 196
1 奢侈の一般的発展の傾向 196
(a) 屋内的になってゆく傾向
(b) 即物的になってゆく傾向
(c) 感性化、繊細化の傾向
(d) 圧縮される傾向
2 屋内の奢侈 202
(a) 飲食の奢侈
(b) 住居の奢侈
3 都会のなかの奢侈 220
(a) 劇場
(b) 一般向きミュージック・ホールならびにダンス・ホール
(c) 高級感レストラン
(d) ホテル
(e) 商店
資料と文献 229
注 232
第五章 奢侈からの資本主義 238
一 問題の正しいとらえ方と誤ったとらえ方 238
二 奢侈と商業 250
1 卸売業 250
2 小売業 268
三 奢侈と農業 281
1 ヨーロッパ 281
2 植民地 291
四 奢侈と工業 296
1 奢侈工業の意味 296
2 純粋な奢侈工業 302
(a) 絹織物工業
(b) レース工業
(c) 鏡の製造
(d) 陶器製造
(e) 各種の工業
3 混合せる工業 314
(a) 毛織物工業
(b) リネン工業
(c) 仕立業
(d) 皮革業
(e) 帽子製造
(f) 建築業
(g) 車工、経師屋、馬具工
(h) 指物師
4 奢侈消費の革命的な力 340
注 346
訳者あとがき(金森誠也) [355-361]