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『功利主義入門――はじめての倫理学』(児玉聡 ちくま新書 2012)

著者:児玉 聡(1974-)
件名:功利主義
NDLC:H51
NDC:151.7 倫理各論 >> 功利主義


筑摩書房 功利主義入門 ─はじめての倫理学 / 児玉 聡 著


【目次】
はじめに 
  倫理を学ぶ二つの仕方
  「批判的に考える」の意味
  功利主義から倫理学を学ぶ


第1章 倫理と倫理学についての素朴な疑問
  倫理についての誤解
  倫理は相対的か
  宗教なしの倫理はありえるか
  「人間は利己的」だから倫理は無駄か
  「自然に従う」だけではいけないのか
  倫理学は「非倫理的」か


第2章 功利主義とは何か
  事例で考える
  J美、ベンタムの『序説』を読む
  功利性の原理とそれに対立する二つの原理
  功利計算
  なぜ功利主義に従うのか
  J美の回答
  功利主義の三つの特徴


第3章 功利主義者を批判する
  『シザーハンズ』での問いかけ
  功利主義者の答え
  われわれは誰の幸福を気にかけるべきか
  ゴドウィンの過激な主張
  ゴドウィンとウォルストンクラフト


第4章 洗練された功利主義
  ゴドウィンの修正
  規則や義務の重視
  ミルの他者危害原則
  わら人形攻撃(非呪術)
  公平性と「道徳的に重要な違い」


第5章 公共政策と功利主義的思考
  歴史的背景
  現代の公共政策における功利主義的思考
  功利主義と分配的正義
  功利主義自由主義
  功利主義の二つの顔
  「公衆衛生」とは
  公衆衛生と功利主義
  チャドウィック
  J・S・ミル
  公衆衛生の倫理学
  介入はどこまで許されるか
  人間はどこまで合理的か
  喫煙規制のケース


第6章 幸福について
  低調な「幸福論」
  「幸福とは何か」という問い
  ベンタムやミルの快楽説
  快苦の定義は可能か
  機械や薬で幸福になる?
  幸福=欲求の満足か
  適応的選好の形成
  愚かな選好を充足すべきか
  幸福=利益を充足させることか
  筆者の暫定的な見解
  幸福再考のすすめ


第7章 道徳心理学と功利主義
  なぜわれわれは援助しないのか
  特定の人の命と統計上の人命
  経験的思考と分析的思考
  記述理論と規範理論の関係
  「直観的思考の強化」戦略
  「共感能力の特性利用」戦略
  「理性的思考の義務付け」戦略
  倫理学から実践へ


おわりに


あとがき
ブックガイド