contents memorandum はてな

目次とメモを置いとく場

『神社の起源と古代朝鮮』(岡谷公二 平凡社新書 2013)

著者:岡谷公二(1929-) フランス文学・美術の研究。

【目次】
目次 [003-006]


第一章 近江への旅 007
白鬚神社へ/豪族三尾氏と継体天皇/鉄と渡来人/余呉の羽衣伝説/新羅の影/豪族息長氏の地にて/園城寺新羅善神堂/天日槍の痕跡/神社信仰の成り立ち


第二章 天日槍の問題 043
渡来をめぐる問い/天日槍とは誰か/神宝から分かること/熊神籬の意味/出石神社/出石と鉄/韓国神社から気比神社まで


第三章 敦賀という場所 077
伊奢沙和気=天日槍説/常宮神社と産小屋/白木の村で/敦賀の重要性/信露貴彦神社と久豆彌神社/振媛の出自をめぐって/大湊神社と豪族三尾氏


第四章 出雲と新羅 105
出雲の特殊性/消された新羅の痕跡/韓国伊太 神社の問題/出雲の深層/刻まれたルーツ──古墳、出土品、地名/神社信仰の原点/巨大神殿建立の謎


第五章 三輪信仰の謎 143
祭神の問題/出雲と大和の関係/近年の仮説/なぜ異族の神が祀られたか/渡来人の足跡/鉄をもとめて/出雲人の東漸/穴師たちの巡行


第六章 新羅から来た神──宇佐八幡をめぐって 177
香春再訪/古宮八幡に導かれて/宇佐八幡の起源/辛嶋波豆米の記憶


第七章 慶州の堂 201
堂信仰の歴史/済州島にみる原初の面影/離島の条件が可能にしたもの/新羅に眠る神の森/慶州へ/堂山木を探して/古代の聖林/樹齢千年の欅/聖なる森の系譜──日本と朝鮮をつなぐもの


あとがき(平成二十五年十月十日 岡谷公二) [233-234]
参考文献 [235-245]