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『ニッポンの経済学部――「名物教授」と「サラリーマン予備軍」の実力』(橘木俊詔 中公新書ラクレ 2014)

著者:橘木 俊詔[たちばなき・としあき] (1943-) 労働経済学。

【目次】
はじめに [003-005]
目次 [006-014]


第1章 経済学部は、他学部と何が違うか? 017
なぜ経済学部生は勉強をしないのか?
哀しき文系学部
国立と私立の教育格差
経済学部誕生のいきさつ
法文学部、法経学部、法政経学部
経済は慶應、政治は早稲田
大学で学ぶ経済学は将来役立つのか?
法、商、経営の地位向上、経済の地位低下
経営者たちはどこで学習してきたか?
経済学を学ぶと、将来どんな役に立つのか?


第2章 経済学部盛衰史(1)――マル経と近経 043
経済学の学派
なぜ帝大がマル経だったのか
帝大における学派間の争い
戦前、京大の経済学
戦前の早慶
戦後、マル経復権
マル経はなぜ衰退したのか?
マル経に存在意義はあるか?
権力の側に立つ東大経済学部


第3章 経済学部盛衰史(2)――阪大が『近経のメッカ』になれた秘密 059
京大を蹴って阪大へ
阪大はなぜ「近経のメッカ」になれたのか?
大学院教育のアメリカ流改革
旧帝大の威光
学外からの人材登用
名物教授・森嶋通夫
近年の名物教授


第4章 経済学部盛衰史(3)――神戸など旧高商の底力 077
三商大と三大高商
旧高商系における経済学
一橋大が東大に吸収合併
一橋大商学部と経済学部の覇権争い
対照的な神戸商大と大阪商大
戦後の神戸大と大阪市立大
長崎、小樽、横浜の三大高商はいま


第5章 アメリカンPh.D.の値打ち 097
アメリカンPh.D.の先駆者たち
都留重人サミュエルソン西山千明と八イエク
アメリカンPh.D.急増と奨学金制度
東大三羽烏と大学紛争
厳しい競争環境のアメリカ、貧しい教育環境の日
テニュア獲得競争
変動の激しいアメリカの大学ランキング
学風から見た欧米の大学・大学院
地位低下著しい日本の経済学
なぜ経済学者だけPh.D.取得者が多いのか?
Ph.D.に人生を左右される人々
今後、アメリカンPh.D.出身者に期待できるか?
留学のメリット


第6章 経済学者という種族 133
経済学者を類型化する
経済学と数学の深い関係
入試科目に数学を入れるか否か
金融工学をどう考えるか
日本の数学者、幻のノーベル経済学賞
宇沢弘文
小宮隆太郎根岸隆
切蹉琢磨する同期たち
メディアや政治と関わり始めた世代
ゲーム理論という一大勢力
安倍政権のブレーン、浜田宏一
アメリカの経済学者は政治とどう関わっているか?
ノーベル経済学賞には傾向がある
なぜ日本人はノーベル経済学賞を受賞できないのか?
経済学部の女子学生事情
女性経済学者ならではの特徴
女性の名物経済学者 須田美矢子と大田弘子
女性の名物経済学者 浜矩子と新関三希代
世界の代表的な女性経済学者


第7章 ライバル比較――研究力と人材輩出力 173
経済学者を格付ける指標
研究分野はトップ4
早稲田政経の純血率
IFランキングから読み取れること
人材輩出力を比較する
早慶ライバル比較
同窓会ネットワーク
関西圏の大学はいま?


第8章 底辺大学とトップ大学 195
シラバスと授業評価
経済学部の偏差値比較
「底辺」の実態
就活の格差
二流、三流の“武器”とは?
「実務偏差値」を高める教育を
早慶レベルでも、むしろ教育を重視せよ
ティーチングの重要性
生き残る道は?


第9章 ビジネススクールの可能性 217
ハーバードとシカゴの二大校
ビジネススクール卒業生の活躍
ヨーロッパのビジネス教育
日本のビジネススクール前史
なぜビジネススクールが増えたのか
一橋大のビジネススクール
苦戦するビジネススクール
結果を出せるか?


おわりに(橘木俊詔) [233-234]