原題:How to Solve Problems: Elements of a Theory Problems and Problem Solving.
著者:Wayne A. Wickelgren(1938-2005) 認知心理学。
訳者:矢野 健太郎[やの・けんたろう](1912-1993) 数学。
解説:芳沢 光雄[よしざわ・みつお](1953-) 数学。
NDC:410.7 数学 >> 研究法.指導法.数学教育
件名:数学
件名:問題解決
備考:弊ブログでは、本書を内容から判断して「心理学」に分類した。
筑摩書房 問題をどう解くか ─問題解決の理論 / ウェイン・ウィケルグレン 著, 矢野 健太郎 著
【目次】
まえがき(1973年10月 ウェイン・A. ウィケルグレン) [003-007]
目次 [009]
献辞 [012]
1. 諸言 013
本書の範囲 014
一般的方法と特殊な方法 017
人工頭脳との関係 020
方法を問題にあてはめること 021
2. 問題の理論 023
4つの見本の問題 023
インスタント・インサニティー
詰将棋の問題
力学からの“見出せ”と言う問題
現代数学からの証明問題
問題とは何か 027
所与
操作
ゴール
所与,操作,そしてゴールの内含的(暗黙裡の)指示
所与,操作,そしてゴールの不完全な指示
問題の状態とは何か 037
解とは何か 038
状態‐行動樹形 041
3. 推理 046
所与 053
数値的性質
トポロジー的な性質
操作
ゴール 072
4. 行動系列の分類 089
ランダム試行錯誤 089
組織的試行錯誤 089
分類的な試行錯誤 091
マクロ行動 110
ループから抜け出す 118
あたため 122
5. 状態評価と山登り法 126
理論 126
応用 131
山登り法の難点 151
局所的最大
最後にしめくくること
回り道と循環
推理対行動の問題
6. サブゴール 163
理論 163
応用 172
7. 矛盾の方法 196
間接証明 199
多重の選択――小さい研究範囲 207
分類的矛盾――広い研究範囲 227
無限の研究範囲における反復矛盾 241
8. 逆に考える 247
理論 247
応用 254
行動の問題
推理の問題
9. 問題の間の関係 275
同値な問題 276
似ている問題 277
同値な困難 278
より簡単な問題
より複雑な問題 299
特別な場合 302
拡張 325
参考文献 [332]
訳者あとがき(1980年4月 矢野健太郎) [333-335]
文庫版解説(芳沢 光雄) [336-343]