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『高校図書館――生徒がつくる、司書がはぐくむ』(成田康子 みすず書房 2013)

著者:成田 康子[なりた・やすこ] (1955-) 学校司書。
NDC:017.4 学校図書館(高等学校)


高校図書館 | みすず書房


【目次】
はじめに(二〇一三年一〇月) [ii-v]
目次 [vi-xi]


I 札幌月寒〔つきさむ〕高校のころ 
1 月高図書館のカウンターから――ブックトークの愉しみ 003
2 パスファインダーって何?006
3 北海道高等学校図書研究大会009
4 どうつくる学校図書館――鳥取県司書研修から012
5 “冒険する図書館”――北海道・北広島市図書館 015
6 本をすすめる、すすめ合う019
7 文字・活字文化推進機構のこと 022
8 教育再生は読書から 025
9 「学校図書館賞」受賞 028
10 卒業生54人の寄せ書き 031


II 大麻〔おおあさ〕高校のころ
1 大麻高校図書館での第一歩 037
2 「購入希望用紙」という入口 040
3 「司書になりたい」夢がかなうためには 043
4 子どもに応える読書環境を 047
5 私が“人生”に出会った本 050
6 選書は楽し 053
7 パスファインダーで資料は活きる 056
8 読書空間のレイアウト 059
9 生徒の成長をもたらす読書へ――きっかけは一冊の本 063
10 読書の動機づけは大人の役割 066
11 高文連図書専門部のこれから 069
12 図書委員の活動 072
13 私の考える“高校図書館” 075
14 新入生に伝える「高校図書館とは何か」 079
15 貸出冊数にこだわらずに 082
16 「朝の読書」の応援企画 085
17 専門性を深める――リカレント講座研修 098
18 同窓局員の回想から 092
19 メディア・リテラシーは語り合うことから 095
20 教育実習生を迎える 098
21 貸出カウンターから生まれる関係 101
22 図書館報づくり――意欲が育つ秘訣 105
23 言葉が共感を生む――図書館報「のほほ〜ん」一周年  108
24 キャリア教育をサポート 111


III 札幌南高校にて 1 
1 発展する対話の向こうに――利用者のひとりとして 117
2 学校で展開する読書 120
3 司書教諭との協働 123
4 読書感想文にかかわって  127
5 夏休み、研修に出かける 130
6 書架整理は本を生かす 133
7 生徒が本に出会う日 137
8 マンガを活かす 140
9 私を育てた思い出の図書館 143
10 生徒の読書を見守る 146
11 “局員とともにつくる”とは 149
12 本、まわる 153
13 ひとりになれる時間 156
14 書店へ行こう 159
15 教科書から本へ、アクティブに 162
16 「BOOK CAFÉ四面書架」――学校祭参加 166
17 探究型の学習へ 169
18 出会いの演出を心がけて 172


IV 札幌南高校にて 2 
1 学力テスト問題のピクトグラム 179
2 生徒と北海道立図書館を訪問する 182
3 『みんなでつくろう学校図書館』 185
4 予算の着実な執行を 188
5 正解のない問いを考える場として 191
6 学校図書館は教育全体のインフラ 193
7 子どもの未来のための予算 196
8 「本は利用されるためのものである」(ランガナタン博士の第一法則) 199
9 書店への動線 201
10 心が弱ったときの優先席 204
11 「専任」「専門」「正規」の学校司書 207
12 学校司書は何をどう研修するか 210
13 見えてきた道筋――学校司書の法制化 213
14 図書館を見て志望校を決める 216
15 「言語活動の充実」再考――図書館機能の発揮を 219
16 三重県学校図書館行政から学ぶ 221
17 学校風土から「学び」をおもう 224
18 対話あふれる図書館 226
19 本をめぐるキャッチボール 229
20 『ルピナスさん』から贈られた人生の送りかた 232


あとがき(二〇一三年一〇月一日) [235-237]
付録 なぜ学校司書の法制化が必要か [238-252]
略年表 学校図書館から見た学校司書法制化への動き [ii-ix]
初出一覧 [i]