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『【戦後史の解放II】自主独立とは何か――前編 敗戦から日本国憲法制定まで』(細谷雄一 新潮選書 2018)

【〈前編〉目次】
はじめに [003-015]
  「上を向いて歩こう
  語られない歴史
  東京オリンピックの夢
  時代が動くとき
  「戦後史の解放」とは何か
  希望は可能か
目次 [017-023]


序章 国際主義と愛国心 027
  複数の「戦後史」
  揺れ動く歴史認識
  「対米従属」批判の陥穽
  自主独立した日本
  孤立主義から国際主義へ
  「右であれ左であれ、わが祖国」
  「愛国心」とは何か
  「反米主義」という「ナショナリズム
  国際主義的な「愛国者
  「英、米両国民気質の比較」
  「新しい曲学阿世
  悲劇と再生


第1章 崩れてゆく秩序 057
1 終幕を迎えた戦争 057
  スイスに届いた電報
  巨大な帝国の崩壊
  終戦の多様な位相
  崩れ落ちる正義
2 大日本帝国の崩壊 067
  帝国の崩壊とその後
  日ソ開戦へ
  ソ連軍の対日参戦準備
  新京の動揺
  満州国に居住する少年
  皇帝溥儀の逃避行
  満州国の消滅
  高碕達之助の戦中と戦後
  朝鮮半島における敗戦
  米軍統治の開幕
  忘れられた帝国臣民
3 アジアにおけるパワー・バランス 093
  「力の真空」をめぐる政治力学
  忘却される記憶
  アジアのなかの日本
  戦争と平和の間で


第2章 アメリカが創った秩序 105
1 「アメリカの海」へ 105
  孤立主義からの訣別
  逆説としての日米関係
  パラオの碧い海
  西太平洋の戦略的要衝
2 国家安全保障を求めて 116
  島嶼の支配へ
  アメリカの国家安全保障
  前方展開基地としての日本
  制空権と航空戦力
  「海防上の大変革」
  日米の島嶼
  戦後構想のなかの太平洋
  「力の真空」を埋めるアメリ
3 マッカーサーの平和 132
  マッカーサーの到着
  重光葵の覚悟
  日本の降伏
  マッカーサーの統治
  連合国の諸大国の立場
  ロンドン外相理事会
  ソ連の交渉戦術
  日本と東欧との「交換」
  モスクワでの合意
  アメリカが創る秩序


第3章 新しい「国のかたち」 161
1 衛兵の交代 161
  「新しい日本」を求めて
  二人の政治家
  近衛文麿幣原喜重郎
  「外交に通暁せる者」
  「国際信用」の回復を目指して
  「正義の外交」の必要
  東久邇宮内閣成立
2 近衛文麿の戦後 175
  近衛文麿の憂鬱
  マッカーサーとの会談
  近衛の憲法改正への動き
  近衛文麿の退場
  最後のメモ
  歴史の審判
  無責任と弱さ
3 幣原喜重郎の戦後 194
  「政治の組立から改めなければならぬ」
  幣原喜重郎の再登場
  幣原内閣と昭和天皇
  天皇制維持への逆風
  保守的な憲法問題調査委員会
  戦争放棄条項の誕生
4 アメリカが創った憲法 213
  GHQの動き
  宮沢俊義の反米主義
  松本委員会の「憲法改正要綱」
  アメリカによるイニシアティブ
  「戦争の放棄」誕生の背景
  憲法九条と天皇
  GHQの対応
  松本烝治の蹉跌
  幣原の怒り
  ホイットニーからの提案
  白洲次郎の矜恃
  松本烝治の抵抗
  混迷する閣議
  芦田均の国際主義
  「この外に行くべき途はない」
  「大局的判断」と「国際感覚」
  極東委員会と対日理事会の開催
  「憲法改正草案要綱」の発表
  痛みをともなった前進 


註 [261-283]
図版提供 [284]